
週明けの日経平均は-1.39%と下げました。
アドバンテストや東京エレ、ディスコなど半導体関連は結構きつい下げのようです。
そんな中、5大商社は大幅上昇。
先週末のバフェットさんの、日本商社の比率上げるかも発言が材料なのは間違いないです。
三菱商事 +208.5 (+8.76%) |
伊藤忠 +410 (+6.68%) |
三井物産 +127.5 (+4.69%) |
住友商事 +213 (+6.57%) |
丸紅 +170.5 (+7.45%) |

「買いました」でも、「明日買います」でもなく、「そのうち買うかもねー」って発言した、いわば口先介入みたいなものなのにこの反応。
黒田バズーカ、ドラギマジックよりもすごいかも。
最初に5大商社株買いました宣言があったのは確かコロナショック真っただ中だったと思いますが、その時は最大10%まで買い進めるという内容でしたが、現在は既にそのうちの8%程度まで買っているので、残り2%。
週末の発言は、この10%上限を引き上げるかもよーって言っただけでした。

なので、前回より中身は薄いのです。
ただ、去年バフェットさんのバークシャーハザウェイは、アップルなどの株を売って現金比率を高めていたので、日本の商社株も売りの対象になるのでは?との懸念が払しょくされたのが大きいのかと思います。
前回のバフェットさんの商社買います発言の後は、コロナショックの混乱の中、一気に大幅上昇したわけではなく、2024年にかけて大きく上がりました。
三菱商事の風力発電事業の失敗や住友商事のニッケル事業の赤字など、不透明要素も各社あり、変に上がりすぎるとネガティブIRで一気に下げそうなので、今回も出来ればじわじわと、長く上がり続けてくれると嬉しいです。
安くなったとも見える半面、先行き懸念から売られ始めているとも取れます。
キャピタルを取りに行くには判断が難しくなりそうですね。
逆に、配当利回りを見ながらインカムを取りに行くなら、買える株が増えてきそうです。
