今まで何回か、持ち株の構成は公開してきましたが、額は伏せていました。
今回は、新NISA分のみ、金額を公開したいと思います。
というのも、8月の急落で利益が減ったり含み損抱えて損切りしてしまったというような人が多くいるようなので気になっていました。
新NISA分であれば、今年から投資を始めた人と条件は一緒なので、特にそういう人達に参考にしてもらえればと思います。

まずこちらがサマリ。
今年から始めた分で、10%の含み益が出ています。
私の投資は高配当バリュー銘柄への投資がメインなので、このほかに配当金が4%程度ありますから、トータルでは14%ほどになります。
最も利益が出ているのは米国株ですが、こちらは為替差益もある程度含んでいますが、テック系などキラキラした銘柄ははほとんど含んでいないにもかかわらず、堅調に伸びてくれています。
そして、投資信託が一番薄利になっています。
これは、成長投資枠を先に埋めていったため、積み立て投資枠への資金分配を増やしたのが春先以降だったため、年初の上げを享受できていないからです。
真ん中は日本株で9%台の伸び。
日本株以外にも言えるのですが、これでも全然指数にはアンダーパフォームしています。
日経平均は年初来15%くらいは伸びているはずなので、9%に配当分の4%を足しても負けていますよね。
ですから決して成績優秀者ではないってことです。
高配当なバリュー銘柄は株価の伸びは遅いので、高配当投資で指数をアウトパフォームするのは中々に難しいと思います。
それでも高配当投資をしているのは、指数が下落し持ち株も含み損を抱えているときにも、配当によるインカムは貰える可能性が高いため、安定した投資をしやすいからです。
(私も初心者のうちは暴落でコテンパンにやられてきたので、安定は精神的に大事というのが身に染みています)

さて次に、今年の資産推移です。
これも新NISA分のみになります。
年初に粗方枠を埋めてしまいましたが、これは成長投資枠への個別株の購入資金でした。
7月くらいまで評価益は順調に伸びていますが、その後8月の急落で、含み益は全て吹き飛んでいるのがわかります。
この8月の時点で、既に成長投資枠240万は使い果たしていたので、この下落で新NISAでの買い増しは出来ませんでしたから取得額合計の緑の線は、8月以降もほぼ横ばいです。
もちろんこのタイミングで、特定口座での買い増しはしているのですが、このグラフには反映されていません。
なので8月の急落以降、新NISAの口座では株数は増えていないので、その後の回復は暴落前に買い付けていた株が回復した分です。
まだちょっと7月の最高値までは回復していませんが、ほぼほぼ取り戻せています。

このように、一時的な株価の上げ下げでトレードすることなく、正しい優良な株を長く買い持ちし続けていれば、そんなに負けることはありませんというのがわかっていただけたらなぁと思います。
今回は以上ですが、いずれこの新NISAに限った、銘柄の内訳も公開していこうかなと思いますので、よろしくお願いします。
