日経平均は史上最高値を更新しましたので、ここより先は抵抗ラインのない青天井です。
日経平均については、今週初めより注目していて毎日記事にしていましたので、よろしければ順を追ってご確認ください。
日経平均は高値越えられるか | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
日経新高値更新 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
ですが、どこかで天井は来るので、どこで上げ止まるか考えてみたいと思います。
手がかりにするのは
①ドル建て日経平均株価
②日経平均PER
の二つです。
■ドル建て日経平均株価
下はドル建ての日経平均のチャートです。
円建てでは史上最高値を更新した日経平均ですが、ドル建てで見ると、実はまだ3月の高値を超えられていません。
3月のドル円相場が1ドル150円だったものが160円まで円安が進んでいるためです。
この為替レートで3月の高値まで上がるとすると、後10ドルほど、つまり1600円ほど上値余地があるということになります。
ここで上げ止まる保証はありませんが、もし今週からの上げが外国人投資家主導の上げであれば、一応抵抗される可能性のあるポイントではあると思います。
今日の終値が41800円ですから、後10ドル=1600円上がるとすると、43400円が上値目途ということになります。
■日経平均PER
次に現在の日経平均の一株当たりの利益であるEPSを確認すると、2395.88円と出てきます。
このEPSからPERを算出していきます。
長らく日経平均はPER16倍を上限に推移してきましたが、今年に入ってブレイクしていますので、それより上を見てみますと
PER17倍=40729円
PER17.5倍=41928円
PER18倍=43125円
17.5倍はすでに今日の株価でほぼ達成していますから、次に目指すのはPER18倍。
だとすると18倍は43125円です。
これらから先の上値は43000円台前半をレジスタンスにして推移するのでは?と推測し、その後、夏枯れ相場で米大統領選挙前まで一旦の調整に入ると予想します。

まあ当たる保証は全くありません。
もしかしたら今日の夜にNYが下落して(いわゆるおはギャー)日経も連れ安するかもしれません。
11日には米CPIですから結果次第では株価を押し下げるかもしれません。
翌週月曜は日本は祝日ですから、連休前の利益確定売りに押される週末になるかもしれません。
ということで、当たるも八卦当たらぬも八卦、くらいに見といてくださいませ。
外しても何にも保証しません、当たったら褒めて下さい(笑)
