個別銘柄【6301】小松製作所 | グデーリアンの投資ブログ

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トレードではなく資産運用の観点での投資ブログ。
銘柄選びや運用成績だけでなく投資に対する考え方や自分の失敗、成功談なども踏まえてお話しできればいいなと思っています。

個別銘柄【6301】小松製作所

株価4264

 

■配当関連

予想EPS  373.2円⇒416円

一株配    144円⇒167円(前期23円増配)

配当性向  40%

 

■割安性

PER11.43倍

PBR1.41倍

 

■利益率

ROE11.44

ROA6.16

 

 

 

 

 

建設機械で米キャタピラー(CAT)に次いで2位です。

先日4/26が本決算発表で、経常利益575,663百万円は前年比113.1%でした。

今年度は10%減益予想ですが、想定為替レートは140円とのことなので、160円を伺う現在の円安からすると、大分保守的かと。

 

保守的な想定為替レートは、期中上方修正の布石のように見えます。(去年も、減益予想からの上方修正での最終増益でした)

 

 

一方で配当金については、前年配当139円を期の途中で既に144円に引き上げていたのですが、さらに23円増配で167円とし、今年度も167円の配当を維持の方針だそうです。

 

 

コマツは、配当については業績連動としているため、業績が悪ければ減配の可能性のある企業です。

 

ただそれでも、会社としては見栄えよく連続増配したいとのが普通だと思います。

 

であれば、もし今年度の見通しが厳しければ、「前年度167円、今年度も167円」ではなく、「前年度165円、今年度は167円」とでもすれば連続増配にできます。

 

そうせずに前期も今期も167円としているのは、今期についても会社側は、上方修正からの増配のストーリーが描けているからんなんでしょ?と、勝手に想像しています。

(会社は今年度10%の減益予想ですが、想定為替レート140円⇒現在1ドル158円なので、今のレートなら、為替差益だけで利益10%上乗せが可能です)

 

 

 

 

事業内容については「メンテナンス契約付き延⾧保証の拡大などによるアフターマーケット事業」に力を入れているそうです。

 

これはつまりストックビジネス化ということで、電気や通信などのように、毎月チャリンチャリンお金の入るビジネスモデル化を進めているということですので、これも安定した株主還元につながりそうです。

 

余り想定はしにくいですが、減益予想を嫌気されて下げるようなら是非買い増したいところです。

 

ちょっとお手軽ではありませんが、300株を3年以上保有で、自社建設機械のミニカーがもらえます。

そっち系のマニアなら欲しい・・・のかな?

何十年かしてから、なんでも鑑定団に出品したら高値が付く・・・かも。付かない・・・かも。