【ko】コカ・コーラ
株価58.91ドル
■配当関連
予想EPS 2.4689ドル
一株配 1.94ドル
配当性向 78%
連続増配62年のいわゆる配当王銘柄ですが、近年は配当性向がだんだんと高くなってきました。
連続増配どこまで続けられるでしょうか・・・。
■割安性
PER21.49倍
米国株ではPER21はそれほど割高ではないですね。
■利益率
ROE46.402
ROEの高さは米国株ならでは。
日本のコカ・コーラボトラーズジャパンではなく、米国の親会社です。
株価はこのところしばらく、58~62ドルでのレンジです。
投資の神様のウォーレンバフェットが1988年から長期で持ち続けている株として有名な、米国バリュー株の代表格です。
バフェットのバークシャー・ハサウェイがコカ・コーラから受け取る年間配当金は、1994年には7,500万ドルでしたが、現在は7億ドルを超えています。
連続増配の威力がよくわかりますね。
現在、バークシャーのYoC(取得単価で計算した配当利回り)は驚異の48%とのことです。
YoCとはイールドオンコストのことです。
掛けたコスト(投資額)に対してのイールド(配当などの利回り)がどのくらいかを表します。
例えば、10万円の株を購入して3000円の年間配当があったとします。
この時の年間配当利回りは3%ですよね。
この企業が業績がよく、数年後、株価は20万円に値上がりし、配当も6000円に増配されたとします。
この時の年間配当利回りも、やはり3%ですよね。
ところが、10万円の時に買ってそのまま売ることなく、配当が6000円になるまで持っていた場合、かけたコストは10万円で、もらえる配当は6000円ですから、かけたコストに対しての利回り(YoC)は6%になるんです。
このコカ・コーラを30年以上前に買ってYoCが伸び続けた結果、バークシャーハザウェイでは48%にまでなっているとのことなので、当時の投資額を現在では2年おきに全額回収し続けているということです。
株のトレードで儲けるのではなく、企業のオーナーとして株を持ち続け、インカムを得るだけでこれほどの利益が出るというのは、投資をするうえで非常に参考になります。