インフレの起こる理由と、今後の予測については、以下で書きました。
インフレの起こる理由 | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
では、このインフレについてどうすれば対抗できるのか?
いくつか考えてみました。
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■1宵越しの金は持たない
今日買える値段では明日は買えなくなるのがインフレですから、今日貰った給料は全て今日中に使えば、インフレの影響は受けなくて済みます。
今日というのは極端ですが、今月の給料は今月中に使う。
明日からはまた頑張って働いて、来月の給料は来月中に使う。
つまり宵越しの金は持たないことで、インフレとは無縁の生活をすることは可能です。
もしあなたがまだ若く、必ず明日も、来年も、10年後も働き続けられる自信があるのであれば、しばらくはこの方法で生活できそうです。
■2インフレ後に働く
インフレのある社会では、それに伴って賃金の上昇も見込めます。
ということは、こちらの方法も、あなたが将来、必ず働き続けることが出来る自信があれば、インフレに沿った収入を確保することは可能です。
ただし、ハイパーインフレ、スタグフレーションのような特殊な経済状況に陥った場合は、この方法は破綻してしまうかもしれません。
■3インフレする前に物を買う
消費増税時に起こった駆け込み需要と同様、物の値段が上がる前に買ってしまえば、インフレの影響は受けません。
家を買えるお金があるのなら、今家を買えば、今後数十年は不動産価格の上昇に悩まされることはありません。
大きな業務用の冷凍倉庫をお持ちなら、そこに向こう10年の食糧を買いこめば、10年間食品価格の上昇に悩まされることもないでしょう。
■4インフレ資産にする
あなたの資産を、預金からインフレによって価値の上がる資産に変えておくという方法もあります。
インフレによって企業は増収しますので、その企業を買うことで、インフレが続く限り、その企業の価値は高まり続け、企業の価値も高まり続けます。
そんな企業を買っておけば、インフレに沿った資産の向上を見込むことができるでしょう。
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いかがでしょうか?
インフレに対抗できうる手段をいくつか挙げてみました。
この中で、どれかだけをやればいいということではないです。
例えばみなさんも、値上がりする前のセールで買いこんだり、企業に賃上げを求めて生活資金を確保したり、それが見込めなければ、賃金アップの傾向の企業に転職したり、そんな風に生活防衛をし続けていると思います。
ただ、日本人の多くはまだ、最後の「インフレ資産にする」だけをやっていない。
実際問題、上に挙げた4つの中で1~3番目の対策は、時限的です。
若いころと同様にはシニア世代は働けませんし、買い溜めも一生分を今買うことはできません。
実質、恒久的に再現性のある対策は、4番目の「インフレ資産を持つ」ということになります。
インフレ資産を持つ最も手っ取り早い方法は、株式を通して企業のオーナーになることです。
ところが、NISA口座の開設の割合は、まだ国民の5人に1人だそうですから、これを読んでくださっている方も、多くはまだ4番目をやっていないのではないでしょうか?
そんな方、もしよければ、以下も読んでいただければ幸いです。
投資を始めるまでの背中の後押し | グデーリアンの投資ブログ (ameblo.jp)
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