
米国の【INTC】インテルについてです
株価44.52ドル
■配当
EPS 0.3788
一株配 0.5000
絶賛タコ足配当中です。
これでも一昨年、大幅減配をしています。
■割安性
予想PER106倍
ど割高です。
■利益率
ROE 1.63
ROA 0.9
目も当てられないです。
ちなみに以下はエヌビディア
ROE 91.46
ROA 55.67
インテルは以前はパソコン買えば必ずと言っていいほど、パソコンにステッカーが貼っているくらい有名なCPUのサプライヤーでした。
「インテル、入ってる」ですね。
しかし近年は同業他社にシェアを奪われ続け、業績も悪化しています。
ではなぜ今インテルか?というと。
chips法(半導体産業支援法)です。
以前トランプさんが大統領だったころ
「車を米国で売りたいなら、米国に工場作って米国で生産しろ
そうしないと、高い関税掛けるぞ」
とか言ってたの覚えているでしょうか?
日本の自動車メーカーもそれで米国に工場作りましたよね。
chips法はそれの半導体バージョンと思ってもらえればいいと思います。
半導体は軍事機器などにまで幅広く使用されているのに、それがアジアの国、made in○○で生産されている。
地政学リスクがあれば米国の安全保障にもかかわる。
とかなんとか、いくらでも理由はつけれるのですが、とにもかくにもそんなわけです。

そこで、米国内での製造をする事業者には補助金を出すぞ、というのですが実は米国企業で自前で半導体を作れる企業ってそんなにないのです。
え?エヌビディアにAMD、ブロードコム、色々あるじゃんって思うかもしれませんが、設計や開発はしても、その製造は新興国の下請けに出しているのが現状です。
で、そこでインテル。
インテルは半導体の製造ができる米国企業なんですね。
約3兆円の補助金を国からもらうことが決まっているんです。
国策に売りなし。
の格言を信じるなら、インテルの業績回復の期待も持てるかもしれません。
株価は25ドルで底打ちした後、現在45ドルです。
