損しない投資の話。
普通はこれ詐欺の常とう句です。
でも条件さえクリアしていれば、政府お墨付きの損しない投資があるんですよ。
投資を始めるのに戸惑っている人の多くは「損したらどうしよう」だと思いますので、こうすれば損しないという方法を解説します。
もし、あなたが
1.個人型確定拠出年金(iDeCo)加入の条件を満たしていること
2.所得税を納める程度の労働所得があること
3.所得控除できる額にまだ余裕があること
この3つを満たしていれば、以下のことをすると、必ず資産が増えます。
iDeCo口座を開設して、iDeCoの中で元本保証型の商品を買い付けます。
どの証券会社でも定期預金や保険商品が買えるはずです。
最低5000円から(年6万円)の積み立てができます。
秋ぐらいに証券会社から、積み立ての証明書が送られてくるので、お勤めの方はそれを添付して年末調整の書類を会社に提出してください。
投資額の100%が控除されるので月5000円の拠出でも、所得税率や他の所得控除(保険や不扶養控除、住宅ローン控除など)があるか等に左右されますが、所得税率20％を払っている人であれば6万の20％で1.2万円ほど、最大で毎月2.3万拠出すれば5万円程度の還付が年末に受けれます。
そして、確定拠出年金内の投資先を元本保証の定期預金にすることで、投資元本を保証されつつ上記の金額が貯まります。
他の控除は医療や保険、住宅にお金を支払って無くなったあといくらかが返ってきますが、これは貯金してるだけなので、お金は減ってないのに、国からお金が入ります。
国の制度を利用してるだけなので、戦争で国が無くなる、デフォルトを起こすといったことがない限り、リスクなく投資出来、必ず増えます。
ただし1つだけデメリットがあります。
それは、この制度は確定拠出【年金】なので、国民年金同様、60歳を超えるまでは引き出せません。
(例外として、障害年金の対象者になるとか、本人死亡時には受け取れます。←遺族が)
もしあなたがまだ20歳なら、後40年下ろせない投資は考えものですね。
ただし、あなたが55歳なら、後5年後には引き出せますので、老後の資金としているタンス預金があるなら、この方法を実践するだけで、5年で最大25万程度の所得税が返ってきます。
次回は、この方法を少し工夫して、損しないだけじゃなく、インフレに負けない程度に増える方法にアレンジした手法を説明しようかと思います。
