怒りは層になっていた・わたしの失敗の巻② | 愚痴と干渉重たい母親から卒業したい人のコーチング&カウンセリング ★幸せの感度をアップで★

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がまんで失くした自分をとりもどしていくプロセスを追求していきます
それが、母からの卒業

たのもー!!

 

札幌のコーチング  森村うさぎですカナヘイうさぎ

 

では、再び恥を忍んでぶっちゃけます。

 

講座で、伝える練習をしたパートナーの人に、エキサイトしちゃった私。

 

わたしは、彼女を非難しました。

彼女の、お嬢さんに対するやりかたを、「間違ってる!」「正しくない!」と思ったから。

 

 

わたしは、本来は怒りを抑圧してしまうタイプ。

怒りを露わにするのも苦手だったりする。

それに、嫌われたり変な人だと思われることをすごーく気にする。

(当時の状況においてね)

 

「それは違うなー」と思っても、内心にとどめておくことのほうが多い。

それなのに、

何故、激しく「間違ってる!!!」って糾弾したのか。そういう気持が湧いたのか?

 

もしかして、

「娘を心配して、娘の交友関係に口出しする」ことに、反応したのではないか??

 

そういうことをしてたのは誰?

そういうことをされたのは誰?

 

それは、私の母親。

それは、かつての私。

 

わたしは、自分の姿を重ねてしまっていたのでした。

 

「あなたのやり方、正しくないです」という怒りは、表層。

その下あったのは、

「私に干渉してきた母親のやり方」に対する怒りだったんですなー。

 

その当時は、まだキモチの整理がついてない時だったし…。

 

 

 

 

「怒り」って、2層構造になってることがあるんです。

(場合によっては、もっと重なってることもあるはずだわ)

 

しかも、2層ともに、その瞬間はまったく自覚なしです。無意識です。

こーゆー理由で怒りますよー、って準備してじゃなく。

現場の、その時の感覚は、普通に感想を言ってるくらいなもの…。

 

 

層の1バン下にある怒りって、おそらくはずっと長い間抱えているであろう怒り。

 

整理しきれてない「怒り」は、その上に別の怒りを呼んじゃうんですなー。

 

このケースは、たまたまわかりやすかったので、気づけましたが…。

 

一番下にある怒りは、目の前にいる人や、今現実に起こっている出来事と直接関係ない。

てことは、

目の前にいる人にとっては、八つ当たり的なもの。トバッチリ的なもの。

人によっては、猛反撃する可能性も十分あるわけです。

(その方は、“そうなんだよね…私がダメだったんだよね…“ってすごい反省してて…。落ち込ませてしまった…。)

もっといえば、人間関係を難しくする原因のひとつにもなり得るわけで。

 

この出来事は、【自分の怒りの正体は、何か?】と考える習慣を作ってくれました。

怒りを意識することで、怒りに振り回されず、怒りに対応することを、気づかせてくれました。

失敗を活かせてた部分もあるけど…。

 

その後、あの方に会う機会はありません。ちゃんと説明して、謝りたいのに…。

後悔は、会えるその日まで続くでしょう。

 

ちなみに、

《怒りの伝え方》というコミュニケーションスキルがありますが、このケースの場合はうまくいかない可能性が高いでしょうなー。

スキル通りに伝えても、伝えられた側は、「不当な怒りじゃないか」「どうしてそれほど怒る?」

納得できないから。

 

 

根本の「怒り」に気づくことで、

今、あなたの目の前いる人への怒りが、小さくなったり、消えたりすることもあります。

セッションでは、根本の怒りをみつけるお手伝いをしています。

根本の怒りに気づいたとたん、「ああ!なーんだー、そうかー、じゃあイラつくのやめます」という声も聞かせていただきました。

1人だと迷子でも、一緒に探せばみつけやすいですから(^^)

 

 

「怒り」の感情は大事。そして、検証することも大事。

せいやっ!!