2023年5月16日 関西3泊旅行3日目その1 「葵祭 路頭の儀」鑑賞へ京都御苑に | ミラーレス一眼越しに、私が見た風景たち

ミラーレス一眼越しに、私が見た風景たち

~たゆたうはロマンか、センチメンタルか、メルヘンか

1年前の関西旅行記の続きです。

 

翌日に順延となっいてた「葵祭2023 路頭の儀」

この日は絶好のお祭り日和でした、と書きたいところですが、強烈なもう真夏の陽射しが降り注いでいたことを強く記憶しております。


スタートの京都御苑に着いたのは、スタートの30分くらい前だったでしょうか。

地下鉄の駅の改札や階段、歩道もとても混雑してその時間になってしまったように記憶します。

暑さ・日射対策を十分にしつつ余裕を持って向かわれることをお勧めいたします。

 

「有料観覧席」を購入していました。以前「時代祭」のときは最前列が購入できたのですが、今回は2列目での観覧です。

私自身、初めての「葵祭」。記念すべき最初の一枚は、スタート地点方向を。

こちらの方向に、上皇様ご夫妻も来られていたはずなのですが、遠すぎたのと、そちらへ行っている時間がありませんでした。

 

行列がスタートしました。カメラを1台しか持っておらず、途中でレンズを交換している余裕が、最後までありませんでした。

なのでアップばかりとなって、「行列」が撮れていないことに写真を整理して気がつきました。

 

まさに「平安王朝絵巻」とでも申しましょうか。

目の前を1500年ものいにしえに起源をもつ隊列が、次々と目の前を通り過ぎていきます。

 

コロナ禍で中止が続いていたので、「路頭の儀」の実施も4年ぶりでした。

 

 

 

牛車がやってきました。大きすぎて目の前を通過した時はカメラに収まりきりません。

 

大きな木の車輪が「ギシギシ ギシギシ」と音を立てながら通り過ぎたことを記憶しております。

 

 

 

 

 

「斎王代列」が始まりました。

 

 

 

四方輿に乗った「斎王代」が見えると一斉に歓声が上がったのを記憶しています。

 

「第65代葵祭斎王代」に選ばれたのは、松井陽菜さんです。

 

かつて斎王代は、未婚の内親王さまが務めていたが、現在は京都出身の未婚女性から選ばれているそうです。

 

行列は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「斎王代」の牛車が。

 

お花の色が違いますね。

 

 

 

最後は、現代の「牛車」で行列は終わりました。

 

見えなくなるまで行列を見届けました。夢のようなひととき。

京都初心者の私でしたが、これで「三大祭」は、未紹介ですが2019年の「祇園祭」、

2022年の「時代祭」に続いて経験することができ、そのすべてを経験するという願いの叶ったときでもありました。

 

席を後にすると、私もカメラを首から下げていたせいか、「NHK」のインタビューを受けましたが、この後一度ホテルに戻ってみたニュースでは使われていませんでした。

 

有料観覧席では、首に巻く使い捨てのタオルも配られたのですが、それがあって本当に良かった。この日、2本使ったことを記憶しています。確かこの日の京都は最高気温も30度を超えたことを記憶しています。

その中を装束姿で歩かれた皆さん、フォローの皆さん、どれだけ大変だったでしょう。

 

私は一度ホテルに戻って、午後の行列観覧に備えます。

 

昨年の3泊4日関西ひとり旅3日目はさらに続きますパー