昨年5月の旅行記の続きです。
昨日も、ハマスタで強風の中「横浜対阪神」のゲームでしたね。
試合序盤は阪神に吹いていた追い風が、終盤には横浜に吹いて・・・。
7点ものリードを許しながら、最後まで諦めなかった横浜戦士はあっぱれでした。
さて、今日の記事はちょうど1年前の「母の日」のこと。今年と同じく阪神は横浜と対戦していました。この日のゲームも昨日のゲームに負けず、乱打戦となりました。
今日はそちらの記事を。
大阪駅からまず目指したのは、「阪神甲子園球場」。
旅の日程が決まるとすぐに、この日ベイスターズがタイガースと対戦することを知り、プロ野球のゲームでは初めて「アルプススタンド」での観戦が叶いました。
しかしこの日はあいにくの雨模様。現地で混乱しないように、うめだの「阪神百貨店」のタイガースコーナーで黄色の「ポンチョ」を購入して、万全の体制で聖地へ。
開始前はまだ雨がぽつぽつと残る状況だったことを記憶しています。
この日のスタメンです。雨が小やみになってきたので急いで「甲子園カレー」をかっくらっていたので、発表時の応援に加われなかったことが後悔でした。
この日の2か月前にも、大阪ドームで「WBC日本代表」と「タイガース」との強化試合を観戦する機会に恵まれ、「昭和60年」のあのフィーバーを忘れられない野球ファンとして、とても幸せなひとときです。
大谷が衝撃の一発を放って、日米だけでなく世界の野球ファンの度肝を抜いた、あの強化試合のときの模様は次のリンクです。
そしてこの日も昨年の「母の日」。選手たちはお母さん方への感謝を込めて、様々な
「ピンク色」の用品にて試合に臨みます。
アンパイアもピンクのヘルメット。球審は上半身もピンクでした。
スタメンのショート木浪。私の大学の後輩選手。
さあ、タイガースが勝てば首位に躍り出る大事な試合。プレイボールです。
ベイスターズの先頭打者は佐野選手でした。
タイガースの先発は西純投手。打撃もよい投手です。
1回裏タイガースは2死1.2塁で佐藤輝明選手の打席。
フルカウントから投じたベイスターズ平良投手の球をとらえ、先制3ランでした。
そして何と続く4回の打席では満塁ホームラン! さとてる選手、首位攻防戦で大爆発です。
試合はここまで、初回の阪神の3点の先制を守れずベイスターズが3回に逆転。
そしてこの4回でまたまた猛虎打線が炸裂し大逆転。阪神は既に二けた安打を記録する
大味な展開。私もこの日は虎ファンの皆さんと六甲おろしにハイタッチと熱狂しまくりです。
7回です。ジェット風船はまだ解禁になっていません。この甲子園を音を鳴らしながら
球場じゅうを真っ黄色に染めるあの光景は、次回の楽しみとなりました。
7回を終えこの点数とこの安打数。ベイスターズもあきらめず食らいつけば、
タイガースがさらに引き離していきます。
この日の大山選手もタイムリーヒットの連発でした。
そして甲子園恒例の「あと1人」コールが轟きます。
最後はビーズリー投手が閉めて、タイガースはベイスターズに代わって、
セ・リーグの首位へと踊りだした瞬間を味わいました。
ハイタッチで迎えるナイン。
聖地ライトスタンドからは、佐藤選手・大山選手らメンバーの応援歌が絶え間なく流れます。
思えば結果的に昭和60年以来38年ぶりの「A・R・E」に向けてのエポックメイキングとなる試合を目撃、共有できたのだなぁ、としみじみ思いだしています。
ファンからの大声援と拍手は鳴りやまず、これだけのファンに愛されているんだということを、当たり前ながら実感。これも強さの秘訣ですね。
終わってみれば両軍で合計22得点、安打も37本も出ながらエラーは一つも記録していないところも、岡田阪神の強さですね。
昨年はまだタイガースの大きなポイントとなるゲームに立ち会っていることが多かったです。その一つが昨年ベイスターズで活躍したバウアー投手の登板試合を一人で横浜スタジアムで観戦した時でした。
セ・パ交流戦で少し調子を落としたタイガースと、接戦ながら交流戦優勝を飾ったベイスターズ。このゲームの1か月半後の直接対決でタイガースに肉薄して迎えた一戦は、昨年すでに紹介済みでしたので下記にリンクを張ります。
昨年この試合で再び首位に立った横浜でしたが、この二日後には再び陥落。そして夏場の「死のロード」を戦い抜き、9月に驚異の戦いをした岡田阪神がどうなったかは、
皆さまご存じのとおりです。
ヒーローインタビューを受けるさとてる選手を移す巨大スクリーンの上の時計は、
試合開始から4時間後の午後6時を指していました。
気が付けば、試合開始時は雨空でしたが青空さえ見えてきました。
この日は序盤は雨、試合中は両手にメガホンと応援に夢中だったのであまり写真を撮れていなかったようです。
京都までの帰路、応援でお腹もペコペコだったので、梅田の阪神百貨店の
「551蓬莱」で夕食をとり、ホテルへと戻りました。
この旅の一番の目的はまだこの後。しかしながら初日から充実のスタートとなりました。
ちょうど1年前の3泊4日の関西ひとり旅は、まだまだ始まったばかりです