2022年12月5日 秋燃ゆる京都6泊旅 7日目(最終日)その1 東本願寺・六角堂・河原町周辺へ | ミラーレス一眼越しに、私が見た風景たち

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~たゆたうはロマンか、センチメンタルか、メルヘンか

旅の最終日の朝を迎えました。

2022年、最後の参拝となるのでこの日も「東本願寺」で午前7時からの「晨朝法要」に参列させていただきました。

 

ご法話が終わり御影堂から出ると、昇る眩しい朝日が一面を照らしていました。

 

昨冬の初めての「京都6連泊」では、6日連続で東本願寺の「晨朝法要」への参列を叶えられました。

 

あれから一年。

 

いろいろな事があった一年でしたが、「東日本大震災」から11年を経過して、自分を責めていた気持ちを自分で許すことができるようになったことが、一番の変化でした。

 

もっと「楽しむ」こと。2022年はそれができました。この旅行でも。今まで永い間、律し続けていた自分を解放するためには「楽しむ」という行為さえも「努力」しなければできない「自分」というものをまず認めなければなりません。

昨年と同じ場所で同じ風景を見ながら、しばらく朝日を浴びてそんなことを考えていました。

 

次にこの風景を見ることができたとき、どんな気持ちなのか、どんな変化があるのでしょうか。

 

この「御影堂門」から、また新たなスタートです。

 

この春から行われる「慶讃法要」の開始まで、この日が「110日前」。またこの法要期間中に訪れたいと思います。

 

門前ではその法要に合わせて、市民の広場として整備の真っ最中です。京都に市電ができるときに、門前の参拝者の安全を考慮し、東本願寺が土地と整備費を一部寄付することで、この烏丸通はここだけ弓なりに曲がったそうです。

 

市電が廃止されたのは、1978年9月30日のこと。何でこんなに昔の日付を覚えているかというと、中学の修学旅行で初めて京都を訪ねるわずか2日前だったから。

修学旅行の日付などなぜ覚えているかというと、帰ってきた10月4日がヤクルトスワローズ悲願のセ・リーグ初優勝の日だったからです。

 

この二又に分かれていた道の姿しか見たことのない私にとって、ここがどんな風に変わるのか、とても楽しみです。駅からも近く、京都タワーや御影堂門をゆっくり眺めながらくつろげる広場となるでしょう。

 

寒い中、工事をされていた方に「とても楽しみにしている」ということをお伝えしたら、無口な方でしたが「ニッコリ」笑ってくださって。

今日も寒い中、工事をされている皆さん。本当にありがとうございます。完成を心待ちにしております。

 

この旅でも、幾度となく目にしていた東本願寺前に並ぶ「お言葉」。忘れてしまわないよう記録してきました。その幾つかを。

 

 

 

 

 

 

「慶讃テーマ」です。

 

気づかされたり、考えさせられたり。

2022年も、ご法話も合わせてたくさんのお話、お言葉をいただけました。

また、元気で来られますように。

 

この後、一度ホテルに戻り、一週間分の荷物をまとめてチェックアウトをしました。

 

この一週間、京都では「紅葉」だけをテーマに行動しておりました。最終日は、ここだけは寄って帰ろうと思ったところへ。

「池坊」発祥の地へ。

 

「六角堂」へ。聖徳太子創建の古刹です。

西国三十三所霊場の第十八番札所でもあります。

 

道を挟んで鐘楼です。ビルに囲まれています。

 

おみくじの花が咲いています。ご本堂へお参りを。

 

六角形の「へそ石」。京都の中心と言われていた六角堂を体になぞらえてこのように呼ばれています。

 

奥の井筒は、聖徳太子沐浴の古跡です。

前月の大阪旅行では、「法隆寺」「四天王寺」と太子ゆかりの寺院を次々と訪れることができ幸せです。

 

「ハクチョウ」さんが優雅に泳いでいました。

 

境内の「池坊会館」の南隣にある「WEST18」というビルから。ビル名は「西国三十三所 第十八番」にちなんでいるそうです。

このビルの3台あるエレベーターの1台がシースルーになっているので、六角堂の特徴ある屋根を見ることができます。

エレベーターのボタンは3台共通のものになっているので、他の2台が上に行ったのを見計らってボタンを押さないと、なかなかこのエレベーターに乗れなかったりします。

今回は一回で成功しました。

 

上へ。

 

最上階へ。

 

降りてきます。屋根の六角形がよくわかります。

 

ぐんぐん降ります。

 

降りました。

 

「親鸞堂」です。鎌倉時代の初め、ここ六角堂に百日間参籠した親鸞が、後に浄土真宗を開きます。それにちなみ建立されているものです。

 

その傍らには親鸞聖人の像です。

 

春は枝垂れ桜が、それは見事でした。

いずれ2022年春の訪問記もまとめたいと思います。

「六角堂」を後にして京都の繁華街を進みます。

 

この旅では一度も寄れていない「イノダコーヒ」さん。

本店に向かいました。列が短いと思ったら大間違い。店の中からずっと続いていました。

これを待つと時間を相当使ってしまいそうなので断念しました。

 

昨冬や春にお参りをしている寺社にお礼参りに。

まずは「新京極通」の「誓願寺」へ。

 

ご本尊の「阿弥陀如来」は門の外からも見え、道行く人々を見守っています。

ご本堂でお参りします。

 

平日の午前の「新京極」は空いていました。

 

途中、「サムライブルー」のユニフォームを売っている店で。

 

旅行最終日のこの日、帰京してその深夜がベスト8をかけて、クロアチアとの決戦の日でした。

 

「蛸薬師」さまにお参り。

 

昨年、「六阿弥陀佛巡拝」について丁寧に教えていただいた「安養寺」です。昨年はちょうど「功徳日」にあたる日にお参りしました。

 

ビルの中に鳥居が食い込んでいることでも有名な「錦天満宮」へ。

 

 

毎回、綺麗なお花に癒されます。

 

ここでも紅葉に出会えました。

 

旅の最後にもう一度「鴨川」へ。北風が川面を揺らしながら吹き抜けていました。

 

平日の昼間は本当に空いています。

 

「南座」の「顔見世興行」も始まりました。

この日は二日目でした。

 

すると、幕の間だったようです。中から舞妓さん姿の人たちが出てきました。すごく小さくしか写っていませんが。交差点を渡っておけばよかった・・・。

 

「鴨川」の下流側です。街なかへにこんな綺麗な水が流れている都市というのもなかなかありませんね。

 

最終日の旅は続きますパー