神戸町日吉神社と善光寺(3)根底にあるのは創造神イザナミ | パオンのブログ

パオンのブログ

最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

神戸町日吉神社と善光寺/第三話 

根底にあるのは創造神イザナミ」

 

 

[日吉神社の三重塔と、別当寺・神護寺善学院]

西美濃にある神戸町日吉神社境内には、神社なのに見事な三重塔があります。

 

 

金弊社日吉神社本殿(西美濃)

 

 

これは、神仏習合時の寺、神護寺善学院(天台宗)が関わっているからです。

室町時代後半に建立された、法輪の頂上まで約25mほどの高さを誇る塔で、十一面観音が2体奉られています。

 

神護寺は、石清水八幡宮に墓が在る和気清麻呂が関わっている京都の愛宕にある寺で、

和気清麻呂は、宇佐八幡宮(大分県)で、イノシシに助けられた伝説を持ちます。

京都愛宕は、火の神イザナミの地で、消防の聖地と言われ、消防士が訪れる場所なのです。


十一面観音を信奉した、白山開山の祖・泰澄大師が開いた愛宕五坊の一つが、神護寺なのです。

この地の伊吹山の神のイノシシ、火まつり、十一面観音が重なり、神戸町との繋がりが見られるのです。

 

神戸町の神護寺善学院は、西国三十三ヶ所巡りの十四番札所となっていて、この巡礼の満願成就の寺、谷汲山華厳寺が近くにあり、ここも十一面観音を祀ります。

また、以前の谷汲山華厳寺の紐解きでは、モーゼの十戒と、不思議な繋がりを感じられたと書きました。

それは、日吉大社の三猿の謂れと類似していたのです。

この神戸町の地にも、それらはあるということです。

(谷汲山華厳寺の記事はコチラ)

 

神戸町日吉神社の火祭りの還御(神輿の戻り)の22の御幣の扇と言い、数字の重なる場面が見られますが、どの様に繋がりを持つのかは分かりません。

ここでは、十一面観音が2体祀られたことに起因するものと私は推測します。(11×2=22)

 

また、少し飛躍した考えですが、

この「22」は、時空を超え2020年に堕ちた習志野隕石を表しているのかもしれません。

この隕石は二つに分かれて習志野に墜ちました。

「11面観音が2体」と言う具合に符合します。

本来の落下場所佐倉市、四街道市に香取神社が沢山ある事も「火の災いを取る」と受け取れる事も、日吉神社の火祭りに繋がりはしないでしょうか。

 

また、ニューヨーク同時多発テロも11日に起き、ツインタワーが現場になりました。

トレーディングセンターのツインタワーの形状が11で、

火によって崩れ落ちました。

 

三猿のルーツ良源大師(天台宗高僧)も33の数にこだわった僧であり、上記で感じた三猿の意味がモーゼの十戒と重なる事と、華厳寺で感じた事とも重なるのは不思議です。

(良源大師と33の記事はコチラ)

 

神戸町の日吉神社からも火の神を鎮める形が見られました。

この神社の宮司さんも、火祭りが行われるにも関わらず、火の神の存在について、分からないと言われます。

だから、この紐解きは、私だけの推測となります。

 

イザナミが創造主であるから、火の神の最たる神になるのではと思うのです。

イザナミの力を鎮めれない時には災いが起きると、昔の人は知っていたのかも知れません。

それは、自然災害も含むのでしょうが、人々の生活の中での災いも創造主の創り上げたものなのでしょう。