桃太郎の不思議(2話)成田山が犬山に造られた偶然。 将門伝説との一致 | パオンのブログ

パオンのブログ

最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

 

 桃太郎伝説の不思議な話(1話)からの続きです。

 

<<   ニ話の目次 >>

成田山名古屋別院と、将門の首

●桃太郎のお供と、鉄

将門と、犬山成田山の不思議な一致

<< <<   >>>>

 

第1話で「しほりんさん」との不思議なニアミスを書きましたが、16日に久能山東照宮(焼津)へ初めて行ったと、しほりんさんに話したら、2か月前に行かれたと返って来ました。

15日には、富士五胡へ行かれたとも言われたのです。

前の記事のように、ピンポイントではありませんが、久能山から 富士山を見たかったのも訪れた目的でした。

久能山東照宮の記事は、別な日にするとして、話を前の記事に戻します。

 

【成田山名古屋別院と、将門の首】

犬山(愛知県北部)の地は、昔、丹羽郡にありました。

犬と、ニワトリです。

成田山名古屋別院は、モンキーセンター開園の3年前に、犬山の白山平に造られました。

白山平は、古代の鍛冶遺跡がある場所です。

信徒が千葉の総本山成田山新勝寺まで行くのが不便と言う理由からでした。

 

当初は、名古屋の東山に建てられる予定でしたが、犬山の地に変更されました。

建てられた土地は、白山平に在ったお寺の土地を買い受けたそうです。

名古屋別院と名前が付いている事は、名古屋の信徒の便利性のために造られる事を意味していたと思うのです。

それが、名古屋から離れた、信徒にとって不便な場所を選びました。

おそらく、名鉄に乗って犬山まで来ることが狙いだった意思が働いたのではないかとも思うのです。

しかし、犬山に不思議なパワーがあったからともとれるのです。

 

 

 

我が家の近くに、秋田県からお寺が来た事がありました。

その寺の住職に「何故、この地に来たのですか?」と尋ねた事がありました。

「信徒には言ってないのですが、この地に龍脈が通っているから」と教えて頂きました。

本山に、この様な事が分かる僧がいるからとも言われました。

宗教施設を建てるなら、普通、その様な事に気を使うでしょう。

 

私は、この地に不思議なパワーが宿っているからだと感じます。

 

東西の羽のラインの中心と思われる場所は、丹羽郡であるとした私の説からすると、

 

酉=龍

 

となり、このラインは「龍のライン」と言えます。

それを表わすかのように、重要なポイントに、水の化身の龍の棲家「泉」に関わる場所があるからです。

 

縦横ラインの重なる「定林寺湖」(古代遺跡のある)が「泉」と言われる地名であり、西のラインの交差する場所が「泉の御井神社」(各務原三井)であり、南宮大社の近くにも「泉」と言う地に御井神社が在るからです。

 

【桃太郎のお供と、鉄】

これらの共通項は、「泉」以外にも「鉄」で繋がるのです。

犬山の白山平には、鍛冶遺跡があり、各務原も、関市も「鉄」で知られる町です。

南宮大社などは、鍛冶屋の神社であるからです。

 

これに繋がるのが、日置部なのです。(多分)

 

 岡山の桃太郎伝説にも、鬼が鍛冶に長けていて、岡山には、日置一族の名前と繋がる菅原道真の伝説が多く残っているのも、それを表していると言えるのです。

 

南宮大社周辺には、猿に関わる特徴が色濃くあり、「猿の地」と言えるのです。

犬山も、そうであるなら

 

鉄=猿と犬

 

になります。

 

これに、もう一つ特異なアイテムが加われば、養老周辺と、犬山周辺とは、とても「結びつきの強い場所」と言う

私の仮説は、確定に近くなります。

 

養老と、犬山は、私に、何か秘密を持った繋がりを知らせているようにも思うのです。

 

【将門と、犬山成田山の不思議な一致】

数年前に、根尾の薄墨桜を観に行った時、天皇の子供の安産祈願に来た姥の伝承がある場所を通りました。

他にも安産に纏わる場所がある事に気が付きました。

 

平将門の首が、京都から千葉へ飛んで帰る途中、南宮大社の神が矢で撃ち落した場所が、近くに有るからだと、その後、気が付き、

平将門の御利益が「子供の安産」だからだと思ったのです。

 

どうして、怨霊となった将門が「子供を守る神」なのでしょう?

繋がりが見えて来ませんが、御井の高良大社と重ねると、繋がるのです。

御井の神は、子供を守る神で、赤い羽のライン(平家ライン)と、龍の羽のラインの交差する場所の養老に、御井神社がある事を導くものではと考えるのです。

 

神功皇后には、子供を産む伝承が各地にあり、山車の巡行にも関わっていて、将門の首は、それと重なりを持たせたものと思われます。

神輿の上に乗っているのがニワトリだからです。

 

将門と対極にあるのが、成田山新勝寺です。

成田山に伝わる話には、将門の信奉者でありる妊婦が訪れると…子供が授からない、と言うものです。

 

南宮大社周辺は、猿の信仰が根付いている事から、

成田山の在る犬山とは、

「犬猿の仲」のことわざのように対極にあり、

このことわざは、実際には、現実的では無い例えのように思われる事から、やはり、桃太郎伝説の犬と猿と酉に結び付けるものだったのではないでしょうか。

これを、将門と成田山で表したのではと思うのです。

 

更にそれは、西の羽のラインと、東のラインを表わしているものと思うのです。

二つのラインが対立しているかのように、それぞれのラインに、源氏と、平家の山があるからです。

 

これらの指し示すものは、しほりんさんとの不思議な出会いや、私に纏わるニワトリとの関わりにあるのではと感じるのです。