龍泉寺との不思議なつながり(1)龍が現れた場所。 | パオンのブログ

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最初から続いている不思議な話です。
読まれていない方は、ブログのテーマ・「まとめ」から
読んで見て下さい。

前の記事は、名古屋の鬼門を護る龍泉寺を取り上げました。

私の白山との不思議なつながりの意味をを見つけるために訪れまし

た。

やはり、この場所は、私の想像通りの場所だったのです。

今日は、龍泉寺の不思議な部分を取り上げて行こうと思います。

まずは、この龍泉寺の縁起から書いていきます。

[龍泉寺縁起]



ご本尊は、
  
  馬頭観音

脇侍は、
     お聖天様(山門の縁起には不動明王と書かれています)
     
     毘沙門天

最澄さんが、熱田神宮へ来た時、(1170年ほど前)龍神のお告げを受

け、お告げの場所、多々羅ヶ池(たたらがいけ)でお経を唱えると、池

から龍が現れ、天に昇り、それと同時に馬頭観音も現れたので、これ

を本尊として祀ったのでした。

「龍泉寺」の「龍泉」は、この龍の現れた「
多々羅ヶ池」から付けられた

のでした。

空海も、熱田神宮へ参拝のおり、このお寺に、熱田神宮の8本の宝剣

の内、3本を納めました。

この事から、
龍泉寺は、熱田神宮の奥の院とも言われるのです。


さあ、ここから、私が感じた不思議を書き出していきます。

[不思議 1] 
多々羅ヶ池(たたらがいけ)

何故、龍が現れた池の名が「たたら」なのでしょう?

「たたら」は、「鉄」と、西アジアの「タタール」を意味しています。

これは、「龍」と、「たたら」とのつながりをこの場所に、隠したからでは

ないでしょうか。

現在、この池は、霊園になっています。

個人的には、この名前を見た時、とても私は驚きました。

私の屋号が「きりん」で、「黄龍」を表わすからです。

この麒麟と、龍と、私の不思議なつながりは、この台湾の記事を見て下

さい。それはコチラ

このブログを書き始めたのは、この不思議な話とつながる人を見つけ

るためでした。

そして、一人の女性ブロガーを見つけました。

私のブログに来られた方では有りませんでした。

私のブログに来られた、「日本武尊」に興味を持たれている方がいて、

私が仕事で回っている熱田神宮の北西に、
「日本武尊」の墓とされる場

所があり、特に、この場所に、お客様が集中していたので、情報を収集

して、この方の為だけに調べたことを、記事にしたのでした。

その方のブログに来られている方達に、何故か、興味を持ち、その中

で、一人の人が気になりました。

「たたら」と言う方でした。

今まで、他の方ブログに来られている人まで、興味を持ったのは、この

時だけでした。

直ぐに、「私は、貴女と、不思議な縁があるような気がしたので・・・」と、

メッセージを送りました。

色々なブログを見て、コメントは入れますが、私と不思議な縁があるの

ではと書き、私の方からアプローチした方は、この方一人です。

この龍泉寺は、二つ前の記事の滋賀県の醒ヶ井とのつながりでも、

馬頭観音や、
「日本武尊」でもつながるとしましたが、この「たたらさん」

とのつながりにも、上記のように、
「日本武尊」が絡んでいます。

[不思議 2] 宝剣

この寺の宝物も、熱田神宮の8本の宝剣の3つです。

熱田神宮は、草薙の剣で知られ、日本武尊の持ち物です。

熱田神宮の周りには、鍛冶屋が昔、多くありました。

ここでも、上記の「たたらさん」と、
「剣」が、日本武尊からもつながるの

です。

そして、末娘が今住んでいる場所は、古くからの道が通り、そこには、

「八剣神社」が不思議と並び、その二つの
八剣神社の間なのです。

そして、近くに、空也上人が、出家したとされる元興寺とも言われる「願

興寺」があるのです。

私の仕事場の近くでもあるのです。

「願興寺」のあった尾頭橋には、元興寺につながる「闇之森八幡宮」が

あり、雌雄の黒龍が祀られています。

この黒龍は、熱田神宮の知我麻神社とつながると、紐解いてきて、

それは、ケルトの泉の龍と紐l解いてきました。

それに結びつく記事はコチラから連続しています

龍泉寺の龍の泉と重なります。

[不思議 3] 祀り神 馬頭観音

日本を代表する僧である最澄と、空海の二人が、龍泉寺の開山に関

わっています。この場所が、如何に、特別かが伺えます。

最澄は、「龍」と「馬頭観音」。

空海は、「本の剣の本」。

このアイテムをから見えてくるのは、同じ泉から出現した、龍と、馬頭観

音で、同類と見るべきでしょう。

八臂弁財天(はっぴべんざいてん)を祀る竹生島の伝説の、同じ船に

乗る「龍(翁)」と、「天女(弁天様)」を表わしているものと思われます。

それは、馬頭観音の特長にも見られます。

馬頭観音は、3つの顔を持ち、8本の肘を持つ像が最も多く見られ、剣

を手に持つ像は、この臂(はっぴ)像に多く見られます。

この観音様は、顔が馬で、体は人間の特徴を持つのです。

顔が、馬とヘビ(龍でもある)の違いはありますが、ケルトの泉の妖精

と同じです。同じ泉から、龍と馬が出た事から、このケルトの伝承を含

んでいるかもしれません。

やはり、[不思議 2]の黒龍と、
知我麻神社から紐解いた絡み合う人

頭竜尾がつながりそうです。

[不思議 4] 脇侍(きょうじ) 大聖天・毘沙門天

この脇侍(本尊の両脇にいるもの)を知った時も驚いたのでした。

それは、私が生まれた場所の前にあった「油神社」そのものなのです。

その理由は、以前の記事を参考にして頂かないと理解できません。

(その記事はコチラ

これだけのつながりで、不思議なつながりと言うのは言い過ぎではと思

われるでしょうが、次の[不思議 5]を読まれると理解していただけると

思います。

それは、十一面観音とつながります。


白山の開祖・泰澄は十一面観音を信奉していました。最澄と空海は、

泰澄の開山した京都愛宕の月輪寺で修行しています。

これらのつながりは、天台宗の表に出てない秘伝が関わっているもの

と、私は思っています。

これは、我が家にも、「たたら」さんにも表れている事から、昔の僧が学

んだ事を表面的に表わしたのではなく、時空を超えた不思議な力が存

在する事の現われだと思うのです。


つづく