赤と白の伝説 [2] | パオンのブログ

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最初から続いている不思議な話です。
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読んで見て下さい。

赤と白の伝説 [2]


[イギリスに伝わる、赤い龍と白い龍の伝説]

西欧や、東欧では、龍が悪者として捉えらえら


れています。しかし、赤と白の伝説[1]で出てき


た方のHPに、善い龍の話があったので、興味


が涌き、読んでいたら、その内容が、日光の戦


場ヶ原に伝わる、神と神との戦いの話とソック


リなのに驚きました。


その内容は、地中に住む「赤い龍」と、「白い


龍」のイギリスのウエルズに伝わる話で、

王様が、城を建てる時、地面が揺すり、土台が


壊れました。


魔法使いの助言で、父親無しで生まれた子の


血を撒けば、土台は壊れる事は無いと言わ


れ、国王は、国中を探させました


そして、一人の少年が見つかりました。その少


年の母親は、突然現れた青年と、関係を持


ち、その後、その青年は消えていなくなりまし


たが、子供を授かりました。


その子供が成長した姿が、この少年でした。


その少年は、基礎の下に何か、原因になる物


が有るのではと訴え、その下を掘らせました。


そうしたら、水が湧き出て池を造りました。

再び、その少年は、池の水を取り除いたら、そ


の下に、きっと何か有ると訴え、再度、その少


年の訴えを聞き、池の水を抜く事になりまし


た。

そうしたら、二つの洞窟が現れ、その二つの穴


から、赤い龍と、白い龍が現れました。

その二匹の龍は戦い、最初、白い龍が優勢


で、赤い龍をもう少しの所まで、追い込みまし


た。

しかし、そこから、持ち直した赤い龍が反撃に


出て、白い龍を破りました。

イギリスでは、赤い龍は善い龍とされて、王室


の紋章や、ミッドランド鉄道の紋章に、赤い龍


が使われています。

日本では、赤城山と、二荒山の天の神同士の


戦いの話だと以前、言いましたが、赤は


山のムカデ、白は、龍で、二荒山の神は鹿


に変身したとされることから見て取れます。

そして、この事を書いた以前の私の記事の中


で、私は、龍が(白)負けたと書きました。

ヨーロッパの伝説でも、白い龍が負けます。

それも、後一歩まで
追い詰めて負けました。そ


の細部まで同じです。

その名残りが、ここに有る地名にも有り、神老


温泉の「神老」が、「神追い」から来ていると

言われています。

丁度、この記事を大晦日の朝書いていたら、


テレビが、神老温泉からリポートしている

「餃子の美味しい旅館」を流していました。

本当に、いつも、タイミングの良い事です。



続く