パリに到着した日、アパルトマンへ向かうタクシーの運転手さんに聞かれました。で、ルーヴル美術館よりもオルセーが好きと答えて。今までに何度来たでしょうか。ゴッホの特別展に出会った時は、オーヴェル・シュル・オワーズに行くスケジュールとぴったり。驚きましたね。今では日本で事前に調べてから向かいます。少しだけ賢くなりました。
入口に特別展の案内
天窓は駅舎だった頃の名残り
↑は直進です
入口が見えました
今から150年前の1874年。モネ・ルノワール・ドガ・シスレー等の画家31人が官展に対抗して催した展覧会が印象派の始まりらしいですね。父親がサラリーマン画家だったので、家にあった画集で見た記憶が今も残っています。撮影はOKでしたが、好きな作品だけ撮りました。
印象派の代表的な存在
モネの「キャプシーヌ通り」
モネと友人だったノワール
33才の時の作品「劇場の桟敷」
フランス生まれのイギリス人
シスレイの「ポール・マルリーの洪水」
「アイロンをかける女」はドガ
踊り子以外を初めて観ました
この特別展は官展と呼ばれたサロンから印象派への流れを時代別に展示してありましたので、全く知らない画家も沢山いました。展示会場を出ると、目の前にクルーベの巨大な「オルナンの埋葬」。この作品は官展に出品されたものの、印象派の先駆け的な作品として評価されているらしいですね。
オルナンの街の葬儀に集まった人々
描くのに2年かかったとか
次回は、オルセー美術館の見どころを歩きます。
注)今回はパリ在住の鈴木春恵さんのレポートを参考にさせてもらいました。
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