今回から再びパリ旅行に戻ります。滞在3日目。パリ郊外の街『Fontainebleau』(フォンテーヌブロー)へ出かけました。‟Gare de Lyon”(ガール・ド・リヨン)駅から8:46発の電車‟TER”(テーウーエル)で。日本で言えば‟急行”ってところでしょうか。
電車の時間はいつも‟SNCF”(フランス国有鉄道)のサイトで調べます。英語版もあるので、かなりラク。た・だ・し、近郊は急行以外にも快速みたいのがあるんですね。それは調べられない。もっと頑張れば詳しい情報がゲット出来るかもですが、ちょっと面倒だなぁって感じ。
多分、他の時間帯もあるだろうとアパルトマンを早めに出ました。駅に着いて、最初は用心深く‟Grands lignes"(グラン・リーニュ 幹線)の文字に注意をしていたんですが、油断しましたぁ。どんどん違う方向へ行ってしまったんですよ。
メトロで‟Gare de Lyon”着
一番上の表示を見ながら(下に英語表記もあります)
こんなお店が出来たんだと、よそ見して
ここで迷いました
‟Melun”(ムラン)は方向として合っている筈と
はぁ、随分立派な駅になったなと感心しつつ
‟Melun”ありますけどねぇ・・・
確か、‟Melun”(ムラン)は‟Fontainebleau”の手前の駅の筈。という事は乗ってはいけない?とうとう売店のお姉さんに聞きました。で、不安的中。「上の階の‟Grands lignes”へ行くのよ。」と。確かに!!
踵を返して、エスカレーターに乗って‟Grands lignes”へ。やっと着きました!時計を見れば、まだ8時ちょっと。時間的には余裕です。
地下へ行かずに、上階へ(矢印は下方向ではなく、直線方向)
ここを昇れば‟Grands lignes”
そうそう、ここなんです!
創業1901年の『Le Tran Bleu』(ル・トラン・ブリュ)
この駅は今から約30年前。初めてのパリ旅行で郊外行きを計画した私と母が訪れた所です。行先は‟Barbizon”(バルビゾン)の村。多少の苦労はありましたが、フォンテーヌブローの森の美しさは忘れられない思い出になりました。
今回も最初は同じ計画を立てました。しかし、10月はバスの便が限りなく怪しい。タクシーを使うのはいいけれど、もしかして今でも村に1台限りの個人タクシー?という事で、やや難度の低いナポレオンが愛したフォンテーヌブローのお城行きに決めたのでした。
30年以上前の『Le Train Bleu』の写真。今と全く同じ位置!!
👆👇ここをポチッとお願いできればうれしいです!