帰る日が近づいて来ましたが、出発前に飛行機のチケットを買う段になって悩んだのが帰りの便です。幾つか選択肢がある中で、一番安いのはドイツ乗換え。疲れているのに乗換えは嫌だなぁという事で、直行便を選択。一人約3万円ほどのアップ。そして極めつけはドゴール空港出発が20:35という時間の遅さ。
重い荷物を抱えて、出発までの時間をパリ市内観光に充てるのは正直辛い。今度のアパルトマンには有料で荷物預かりアリ。そうするか?と色々考えているうちに「あっ!JCBプラザのラウンジは荷物預かりがタダだった!」と思い出しました。場所もオペラ座のすぐ近く。どこへ行くにも便利です。
今日は『サジュー』を探して散々歩きました。ちょっと休憩を入れたいところでもあるし、帰国日にトラブルがあっては大変と事前調査することにしました。
‟R.de la Paix(ラぺ通り)”カルティエの斜め向かい
すごく分かり易い
大きな看板はナシ。柱にこれが貼ってある
場所柄、すっごく立派なビル(‟ヘロンビル”って変な名前だけど)
まず、入口のカウンターでカードを提示して手続き。パリでは使うチャンスが少ない(VISAの方が断然有利)JCBですが、電話での問い合わせとか大変お世話になってます。(JCBの回し者ではありません、マジで)
トイレをお借りして、セルフサービスのコーヒーや紅茶を頂いてから出て来ました。これからどうする?と二人で顔を見合わせて、一番近い『マドレーヌ寺院』へ行く事に。いわゆるブラブラ散歩。体調を崩してスケジュールがグチャグチャになった結果です。のんびり特にアテもなくって、案外に悪くない。そう感じながら歩きました。
ゆったりとしたソファは全部で15人分程度(TVは日本の番組)
いつ見ても違和感を感じるこの様式。ゴシックでもなく、
ロマネスクでもなく
中に入ると、何やら音楽が。コーラスの練習中?と思いつつ、椅子に座ってしばらく聴かせて頂きました。外に出てポスターを見ると指揮をしていたのは日本人。調べてみると、(多分)宗教音楽を中心に合唱の指揮をしている‟松村努”さんらしい。合唱の人達も日本人が多かったような・・・。‟Entrée Libre”とありますから、入場無料なんですね。
まぁとにかく、偶然ですが生の音楽を少しでも聴くことが出来て嬉しかったです。本来のスケジュールでは今日の夜。『Eglise Saint-Ephrem(サン・エフレム教会)』へ行き、ベートーベンにモーツアルトやバッハを聴く筈でした。いつもの『CLASSICTIC』で調べて楽しみにしていたんです。
こういう時もある、それが旅ってものなんでしょう。非日常でのハプニング。甘んじて受けるべきだと思いました。
明日のためのリハーサルらしいです
演目は‟レクイエム”なんですね
‟松村”さんで間違いないでしょう
マドレーヌ寺院からの帰りに撮った写真。すっかり暮れて来ました
(娘撮影)
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