『チーズ好きのチーズケーキ』はワインと? | 私的パリ案内

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大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 フランスは世界に名だたる‟農業国”。農産物の自給率が100%以上と言いますから羨ましい限りです。中でも私がパリを訪れる度に買込んで来るのはチーズ。昨年の10月は閉店時間ギリギリでしたが、お気に入りのフロマジュリーFromagerie)『Laurent Dubois(ロラン・デュボワ)』に駆けつけました。


 その時に(私にとっては珍しいと思えるチーズ)、『SAINT-UGUZON(サントュギュゾン)』を初めて買ってみました柔らかめのチーズにラムレーズンを貼り付けた形は、本当に美味しいの?って感じ。帰宅して早速食べてみると、ラム酒の香りが爽やかな、クセの無いとっても美味しいチーズでした。また必ず手に入れよう!と思っていますが、その前に・・・


画像は昨年の10月の時のもの サンギュストン


 ‟サントュギュゾン”をイメージしたチーズケーキを作って見ることを思い立ちました。本音を言えば普通に作りたいけれど、材料のクリームチーズが手元に無い。じゃあ、あるもので作ってしまえ!ってコトなんです。

 上手くゆくかどうかは、全くの保証無し。今までのケーキ作りの勘を頼りにやってみます。シュレッド・チーズ(セルロース無し)をそのまま使うので、塩味のケーキなんて生易しいものでは(多分)ないでしょう。日本のお菓子で言えば‟みたらし団子”ぐらいのショッパさ?考える間もなく手はケーキ作り開始。出来上がりは?

①材料(前回、安納芋のケーキで甘さが足りなかったので、今回は

 やや厳密に計量しました)

薄力粉 50g 

砂糖 50g 

シュレッダー・チーズ 70g(セルロースの入っていないタイプ)

卵 2

キャラメリゼしたラムレーズン 適宜

カマンベールチーズ(トッピング用) 適宜

卵白用砂糖 適宜



材料前列は右から薄力粉・カマンベールチーズ(半分程度)・レーズン

材料

②レーズンを軽く洗って汚れを落とし、ラム酒+砂糖でキャラメリゼ

(お酒が飲める方はそのまま振りかけておくだけでOK)

レーズン

③細かく切ってあるナチュラル・チーズが無い時は、ブロックをナイフで細かく切って用意しても

チーズ

④チーズだけ溶かすとちょっと硬いなと考えて、牛乳を20cc程度加えて

レンジ(500W2分ぐらい)にかけたところ

チーズを溶かす

⑤卵黄(2個分)を加えると、ダマが出来た。卵を冷蔵庫から出した

ばかりで冷たかったのが原因?

面倒だからこのまま続けちゃえ!って・・・アララ、大丈夫?

卵黄を入れる

⑥いつものようにピンと立つまで卵白を泡立て

3回に分け、砂糖をスプーン(小)に一杯づつ加えてみました

卵白

⑦砂糖を先に入れて良く混ぜたら、卵白と薄力粉を2~3回

に分けて投入。サックリと混ぜるのがコツです

混ぜる

⑧型にいれたところ。今回はパウンド型に

流す

180度のオーブンで約25分程度で焼き上がりました!

(竹串を刺して中が焼けていればOK)

焼く

⑩冷めたら、カマンベールチーズとキャラメリゼしたレーズンを

飾ります

飾る
切る


反省:食べてみると、今まで食べたチーズケーキの中で一番ショッパ~イ。『ミクニ』でも塩味のチーズケーキが前菜に出たけれど、あれは普通の味だったような気がしてくるぐらい。そして!例のチーズのダマが硬いんです。食べていると、スポンジの中での存在感がガッチリと。これは、薄く切ってワインと共に食べるのが宜しいのでは?と(飲めないのに)思い付きました。前菜の扱いですね。ダマの硬さは・・・そうですねぇ、柔らかめのイカの燻製程度でしょうか。甘さが程よくて、全部食べちゃいました。


前菜風にお皿に盛って

(右下は、甘みの少ないダイエット用ビスケット2種)

前菜


ブログ『パリへ行く前のあれこれ』は今回で終わります。いつも読んで下さる方々、大変ありがとうございました。

帰国後に再び『パリを楽しもう!』を新しいテーマで始めますので、また遊びに来て下さいね!



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