‟フランス菓子”という言葉があるように、パリには幾つもの有名なお菓子のお店がありますね。数十年前に初めてパリを訪れた時、私は偶然『Gerard Mulot(ジェラール・ミュロ)』のお店の前を通り過ぎました。素晴らしいケーキの数々に見とれたものの、買わずに。そのお店がとても有名なお店とは知らなかったからです。今でも変わらず『R. de Seine(セーヌ通り』に本店があるようですから、今度こそと思っていますが・・・
そんな私の趣味の一つがケーキ作り。『安納芋』が安く手に入りましたので、たっぷりとお芋のペーストが入ったパウンド・ケーキを作って見ました。パウンドと言っても砂糖もバターも少なめ。スポンジ・ケーキとの中間タイプで、アッサリしています。カロリーが気にならない方は、アイスクリームを添えれば立派なデザートの一品になるかと。
ところで、ケーキはしっかりと計量することが大事。でも私はいつもテキトーに始めてしまいます。出来上がりはお手製ですから、素材の良さでカバー。全くの初心者の方はケーキの本(大きさが直径18㎝のホールケーキ)を参考にして下さいね。
①材料:安納芋、砂糖、バター、卵、薄力粉
②セルクル(大きさは直径18㎝)にクッキング・シートを貼ります
③安納芋はトッピング用は皮を剥かずに、ペースト状にする方は適当に皮を残す
④トッピング用は厚さ3~5㎜程度の輪切りに。ペースト用は形を気にせずに切ります
⑤レンジ(800W)でトッピング用は3分、ペースト用は6分加熱します。
トッピング用を取り出したら、砂糖(一掴み程度)をまぶしておくと焼き上がりがきれいです
⑥ペースト用をボールに取り、砂糖(30g程度)とバター(30g~50g程度)を加えます。出来上がりを計るとペースト用が360gありました。あぁ、多過ぎるような・・・勿体ないので全部使ってしまいます、エイ!
⑥うっかりしてました!ここで牛乳を加えます。ペースト用がトロリとなる程度(約30ccぐらい?)
⑦卵は黄身をペーストの方に、白身は泡立て用に分けます
⑧頑張るのはここだけ。ツノがピンとなるまで泡立てます
⑨茶漉しで薄力粉を(約30gを2回に分ける)振り入れながら、泡立てたメレンゲを(こちらも2回に分けて)ヘラで混ぜて行きます。おっと!レーズンも忘れていました。入れると味にアクセントが付きます
⑩あったらでいいと思います
⑩型に流し込みました。オーブン180度(予熱しておく)で30分程度焼きます
⑪焼き上がり!
⑫型から出して、冷ましてから粉砂糖を振ります
感想:甘さが少なく、バターの風味も微か。カロリーを抑えた、素朴な焼き菓子としてはイイと思う人もいるような・・・。もっと自分好みの美味しさに作るためには安納芋は2本が良かったみたいです。ペーストは1本分のみ、砂糖・バター(有塩の方が味が引き締まります)・薄力粉を全部60gに変えて。そうそう、牛乳を少し控えてラム酒を加えるともっと大人のケーキに。多分、完璧に美味しいものが出来る筈(?)フワフワがお好きな方にも、こちらをお勧め。それでは、また。
👆👇ここをポチッとお願いできれば嬉しいです!
- ランチタイムが楽しみなフランス人たち (私のとっておき)/産業編集センター
- ¥1,620
- Amazon.co.jp
- 富井義夫 パリの散歩道 2016年 カレンダー 壁掛け/写真工房
- ¥1,512
- Amazon.co.jp
- 一度は訪れたい世界の街 パリの旅 フランス RCD-5808 [DVD]/キープ株式会社
- ¥514
- Amazon.co.jp