㊷パリを歩く その31:地元の散策 | 私的パリ案内

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大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

61日(日)晴れ

 とうとうパリを歩き回るのも最後の日となりました。明日は日本に帰り

ます。今日は今まで何回か行こうかな?と思いつつ後回しにしていた、ク

リニャンクールの蚤の市を予定していました。でも、やっぱり気乗りしま

せん。う~ん、どうしてでしょう。見て歩くのは楽しいけれど、アンティ

ークは自分の手に入れるほど好きじゃないからかもしれません。新しく出

来たと言う「Habitat」(ハビタ)はとっても興味があるんですけどね。

 60年代、イギリスでテレンス・コンラン氏が始めたインテリアショップ

Habitat」がパリに進出したのは70年代。私の古い記憶ではマドレーヌ寺

院のフォションの向かい側に店舗があったような気がします。2度ほど足

を踏み入れた事がありますが、割合に手ごろな値段でオシャレなインテリ

アを置いているお店としてチェックしていました。その後、東京にも出店

したかと思います。そちらには行ったことが無いのですが、いつの間にか

ボンマルシェと同じように潰れていました。その後、フランスの企業によ

って買収され再生したらしいです。

貼り付け元  

<http://www.fashionsnap.com/inside/habitat-13ss/ >

 クリニャンクールに新たなお店を展開していることを知ったのは、フィ

ガロジャポン4月号の別冊「パリ、愛しのアドレス208」(2014)を読ん

だから。IKEAのようなお店なんでしょう。行ってみたいのは山々ですが、

今夜はクラシック・コンサートが控えています。体力温存のため昼間は近

場で過ごすことにしました。

 出かける前の本日の朝食。冷蔵庫の整理を兼ねています。残っていた卵

で目玉焼き。マルシェBIOで買ったサラダ菜は洗って手で千切り、トマト

を加えてシンプルなグリーンサラダに。ドレッシングはMACから持ち帰っ

たマヨネーズ+ヨーグルト+塩+少々の砂糖で。デザートは昨日買ったサ

ブレ。それでもまだ冷蔵庫には食材が残っています。よくも食への興味は

尽きないものだなと、我ながら呆れてしまいます。


コップの中がMACのマヨネーズ。

ヨーグルトは上澄みの乳清も使います。

簡単で美味。

ドレッシング


パンはトクヴィル通りの「SAMSON」の残り。

目玉焼き


サブレの中はブルベリー・ジャムが。

超デカサイズなので、半分は日本に持ち帰り

サブレ


 朝食後アパルトマンを出た私達は手始めに、メトロの駅「Guy Môquet」

(ギイモケ)までの道のりを散策してみることにしました。どちらかと言

えば「Brochant」(ブロシャン)の駅を使うことが多かったので、日本で

チェックしていたパン屋さんの「Basso(バッソ)以外はじっくり見たことが

ありません。

 アパルトマンを背にして「R. des Moines」(モワンヌ通り)を右に行

けば「R. de la Jonquiere」(ジョンキエール通り)にぶつかります。そ

こを左に曲がってバッソ。今日は日曜日のため閉店。逆に右を行くと、ま

たまたパン屋さんがありました。結構に混んでいます。ごくごく普通のパ

ン屋さんですが、お惣菜に鳥の丸焼きがあるって・・・。「このお店のパ

ンも試してみれば良かったね。」と言いつつ更に先へ。途中に本屋さん。

ここも休日なのでお休みでした。そしてその先に、老舗らしい風格のパテ

ィスリーが!お客さんがひっきりなしにやって来ます。早速入ってみるこ

とにしました。


オレンジの看板の左、「Traiteur」(トレトール)は

お惣菜屋さんのこと。お店の名前は?

ちょっと見には分かりませんでした

地元パン屋


ここにもBassoと同じ「artisan」の文字が。

パン職人が作る店ってことですね

アルティザンのマーク

ここのクロワッサンも食べてみたかった!

パン屋 中


テイクアウトに便利なプラの容器入り

パン屋 鳥


面白いディスプレイの本屋さん「L'Usage du Monde」。

中は書籍でいっぱい。ローカルなお店の口コミを乗せる「Yelp

での画像を見ると、人、人、人でした

本屋


絵本も沢山取り揃えています

本屋 絵本


Vaudron」残念ながら読み方は分かりませんが、

本格的なパティスリーの風格を感じます

Vaudron


可愛いプチケーキ。お土産にはならないので、我慢。

でも食べてみたかった!

プチケーキ


ホールケーキも種類が沢山

ホールケーキ


ばら売りのチョコレートも豊富です

チョコレート


 このお店で自宅用のお土産を買い込み、更に少し歩いてギイモケの駅に

着きました。いやー、地元。最初に予想していたよりも遥かに良かった!

日程がもう少しあれば、駅の前の「R. Guy Môquet」(ギイモケ通り)も

散策して、ガイドブックにないお店を開拓してみたかったなと思います。

泣く泣く次回と言うことにして、メトロの階段を降りました。


Vaudron」のマカロン。好きなものを選んで。

なかなかに美味しかったです。

お土産マカロン

ばら売りのチョコレートから。

こちらはとっても美味でした

お土産チョコ


私の好物のフルーツケーキ。お味はOK

これも一つは日本に持ち帰り

フルーツケーキ



*地元のケム

地元MAP