④ アパルトマン生活 その1:私達のアパルトマン | 私的パリ案内

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大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 このアパルトマンについては、出発前に少し触れました。必ず「到着時間を知

らせておくこと」と、なっていたのです。(多分、向こう側では出迎えの時間を知り

たいのだろうと思ってはいました)そこで、出発の1週間前に電話してみました。

この時にフランス語しか通じないようだったら、キャンセルして別のホテルを探す

つもりでいたのです。でも、出たのは明るい声の女性で英語は大丈夫でし

た。ちょっと早口なのが難点ですが、予約してあること、自分の名

前、到着の日と時間を言っただけで「了解」とのことでした。

 ホッとしたのも束の間。出発3日前に、アパルトマンのHotels.comの評

価がネットに出ました。5段階の最低で「1」です。付けたのは韓国の男

性。4日間、ビジネスでの滞在。まずスタッフが全く英語が出来ない。無

料となっているWiFiが全然使えなかった。簡単な英語による彼の評価は

が理解するに充分でした。


 さて、どうしようか?私がこのアパルトマンを最初に見つけたのは3月

です。その時点で「新しいホテル」となっていました。もちろん、評価も

ありませんでした。Hotels.comの情報以外を探してネットをかなり調べま

たが、全く出てなかったのです。それから2か月過ぎています。改めて

ットでの情報を調べてみることにしました。

 ありました、ありました。Booking.comhotels.ruなどでの評価が10

階の8.1」なんです。これはかなりの高得点。評価を入れた人達の国は

主にヨーロッパ。イタリア、スペイン、スイス、フランス(多分、田舎か

ら出てきたんでしょう)等々。アジアの人の評価を重視すれば、キャンセ

ル。ヨローッパの人の評価を考慮すればOK

 結局、私はOKの方を選びました。宿泊料金が安い事が一番の理由です。

何かあっても、この値段だからねぇと言う感じ。荷物を少しでも軽くした

かったので、パソコンは持って行きません。だからWiFi使用不可でも気に

ならない。英語は電話で確認済み。「まぁ、なんとかなるでしょうよ。」

と、ここに決定したのでした。ちょっとお気楽過ぎたかも知れません。


 アパルトマンの前で、なすすべもなく立ち尽くすこと約5分。時間は

1915です。向こうから、年配の女性が私達を見つけて走り寄って来まし

た。そうです、彼女が現地出迎えのスタッフでした。(ここでも彼女の画

像を取っていません。実際、それどころでは無い心細さでした)1930

約束でしたが、早目に来てくれたのでした。どれだけホッとしたことか!

思わず二人で顔を見合わせました。ここのチェックインは遅くとも2000

までとなっています。その時刻を過ぎていたら一体どうなったのか?考え

ないようにしました、怖すぎます!


 確かに、彼女はフランス語しか話せませんでした。でもキッチンの使い

方はほぼ日本と変わり無く、バスルームも普通のホテルと同じ、部屋には

画像で見たのと同じ可愛いソファもあります。その時点でほとんど問題無

と判断しました。難しかったのは建物の外にある玄関の入り方。わざわ

ざ彼女と一に外まで行き、使い方を確認しました。


ビジターである私達は番号キーを使いません。一番下の丸い部分に鍵を

当てると一瞬青く光り、ロックが外れます。この方式、初めてでした



 

横幅の狭いシングルベッド。日本人だったらOKですが、体格の

大きい人にはいかがなものかと




リビングのソファ。TVを置いてある棚は組立式の簡単なもの




イメージしていたよりも少し狭いキッチンですが、

まずまずです




ロッカーの中には、掃除機、アイロン、アイロン台、

ハンガー




画像でみていたのと全く同じ、バスルーム



 ここでの生活が今日から始まります。新しくリノヴェーションしてから

数か月なんでしょう。確かに、あちらこちらがまだ綺麗な状態です。床は

木材。全体的にカジュアルな雰囲気です。出迎えてくれた女性がお向かい

の3人用の部屋を見せてくれました。キッチンがもっと広く、ソファは茶

色系。このアパルトマンは各階に2部屋ずつ、計6部屋あるようでした。