私的パリ案内

私的パリ案内

大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 再びアパルトマンに帰って少しだけ休憩して、その後に早目の夕食。今夜は再びお出掛けの予定が入っています。一息入れないとやってられない。そんな年齢になりました。まずは買い物の整理をしなくては。

 

デュボアで買ったチーズ、4種類

 

イザベルで買ったのは・・・

 

クロワッサンにアップルパイ、小さなクグロフ

 

日々必要なラップと紙ナプキンはフランプリで

 

そしてモノプリで卵・紅茶・バターに小菓子

 

お茶とアップルパイで休憩

クグロフは嬉しいレーズン入り

 

 モノプリで買ったエシレバターは100gが2.59€でした。円に換算して約500円弱。日本で買えば約2,500円前後。エシレさん曰く。冷凍せずに空輸するから運送費がかかるのだそうです。それにしても高いですね~。友人等へのお土産に買いましたが、大量に買うことはしませんでした。賞味期限が短いからです。旬のモノを旬の内に味わう。それが大切かと。

 

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 では早速中へ。意外に広くありません。今までに他の屋内マルシェを幾つか見たことがありますが、かなり小さいのでは?と思います。それでも数年前に新しくなった時には随分ネットで評判になっていましたね。さて、グルリと見て回った感じは?

 

「Alimentaire」は食品館

 

ディスプレイに凝ってますね

 

きれいに撮れていませんが「Poissonnerie」は魚

 

「Boucherie」は肉です

 

レバノン料理を提供する「Loubnane」(ルブナン)

 

 さらりと見て歩いて。まず安いという感じがしません。新鮮さも屋外のマルシェに較べたらどうなんだろうという感じ。ちょっと肩透かしでした。スケージュールに余裕のない旅人であれば、市場の雰囲気を味わうためには良いかも知れません。

 せっかくだからと、モノプリで少しだけ買い物をして出て来ました。メトロのサンジェルマンデプレに向かうと(Mabillonからすぐ近く。5分とかかりません)、見慣れたサンジェルマンデプレ教会が。パリで最も古い教会の一つですが、何度も観ているのでパス。今夜はちょっとお出掛けです。

 

6世紀建立のロマネスク様式の教会

 

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 去年の旅で行こうと思いながらも機会がなかったMarché Saint-Germain(マルシェ・サンジェルマン)は、Couvert(クヴェール)です。つまり屋根がある屋内マルシェ。人気のお店が勢揃いらしいです。時間があるので、今回やっと訪れることができました。どんなモノでしょうかね?

 

メトロ10号線で移動してMabillonまで。評判のパン屋「SECCO」が眼の前

 

正面のユニクロを見ながら角を曲がれば、マーク&スペンサーだった所にモノプリ

 

更に角を曲がって。見えてきましたね

 

柱の内側はテラス席

 

テラスの横にはお店がずらりと並んで

 

入口まで来ました

 

 L'Avant Comptoir(アヴァン・コンプトワール)はメトロのOdeon(オデオン)からすぐの、超人気の立ち飲みバー。何度も行ったビストロ(同じ経営者)の隣にあり、何回かトイレを借りたものです。恐らくこのテラスの横に並ぶお店は、それぞれが人気のお店の系列店なのでしょう。ちょっと試したい気持ちもありましたが、お昼ご飯をしっかり食べた後なのでやめておきました。

 では次回、マルシェの中をさらっとご紹介します。

 

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 食後はメトロでたった2駅の移動で、Maubert Mutualite(モベール・ミュチュアリテ)へ。この駅と言えば、もうご存知の方も多いことでしょうね。そう、チーズのLaurent Dubois(ロラン・デュボア)とパンのMaison d’Isabelle(メゾン・ド・イザベル)があります。近くなので寄らないワケにもいかず。定番の葡萄のチーズにコンテ、そして2018年に優勝したクロワッサン、小さなクグロフにアップルパイを買いました。去年はパンドミ―等大きなものを色々と買込みましたが、無添加なので食べないうちに青黴が。もう買い過ぎはやめることにしました。

 

着きました。駅にはエスカ―レーターがあります

 

ここでは火・木・土にマルシェ

パリで最も古いらしいですよ

 

まずはチーズのお店へ

 

上から2段目、左から2つめが葡萄のチーズ

 

そしてお隣は相変わらずの行列で

 

トロフィーがずらり

 

これが評判のクロワッサン

 

そしてケーキも美味しそう・・・

 

 デュボアは小さなお店です。お客さんは多くなかったのに、スタッフも少ないので少し待たされました。でもいつも感じが良いです。イザベルの方も女性スタッフが元気で笑顔が絶えない。人気はこんなところにもあるのでは?と思いました。

 次回、まだ余裕があるので前回行けなかった屋内マルシェに向かいます。

 

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 本日のランチはパリ5区にある「NARRO」(ナロ)。最初は駅前のバスで行くことを考えていましたが、分かり易く慣れているのでメトロにしました。

 ナロは日本語の情報誌OVNI(オヴニ)でも、パリ在住の日本人の間でも安くて美味しいと評判のビストロ。シェフは日本人です。そして昨年ランチで堪能した「BILLOTTE」(バイヨット)は同じオーナーの2軒目のお店なんだそう。(紛らわしいことにシェフは違う人だけれどやはり、日本人)トリップアドバイザーの評価も4.5ですから、期待したいですね。

 

緑の庇が目印

 

トロピカルな雰囲気の店内

スタッフのお姉さんは気さくな方で

 

予約ナシですが、大丈夫でした

(開店すぐの12時に行くのがコツです)

 

前菜の「Sashimi」はスモークした魚

ほぼナマに近い(魚の種類は?)

 

ピスタチオのムースにグリンピースが

口の中で弾けます

 

メインはチキンとこんがり焼いたアスパラ

 

見ただけでは分からないけれど

4層仕立てのデザート

 

一番下にルバーブのコンポート

 

お茶はダマンフレール

 

 入店した時にはお客はちらほらでしたが、12時半にはほぼ満席に。まだ寒いのにテラスにもお客さん。団体の方々は予約がないからと断られていましたね。日本人のお客さんが私の他に2組。

 メインの肉は2層になっていて、上はチキンのレバーに香草を混ぜたもの(?)という感じでした。4層仕立てのデザートは上からメレンゲの焼いたもの、生クリーム、アイスクリーム、ルバーブのコンポートという順番。手が込んでいますが、軍配を上げるとすれば私的にはバイヨットの方かな。

 最後にオマケ。またまた知らずに通り過ぎてしまった場所が。実は、このお店がある通りはCardinal Lemoine(カルディナル・ルモワーヌ通り)72番地。そして74番地はヘミングウェイが初めてパリに住んだアパルトマンがあった場所。建物に記念のプレートがあるそうなので、知っていたら写真を撮りましたね。残念!

 

まさか?と思って改めて見れば、左端の上に番地が

 

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 荷物を置いて少し休憩して、再出発。またダゲール街をチェックしながら歩きました。今回は甘党のお店を中心に。それにしても色々なお店がこの短い通りに沢山並んでいて、しかもアパルトマンの向こう側(駅と反対方向)にはまだ行っていません。本当に「食い倒れ」とはこのこと?と思いました。パリ2区にあるモントルグイユ通りに負けてません。

 

チョコレートの「de Neuville」(ドゥ・ヌーヴィル)

小さな街から出発して、今では中堅ブランド

 

「Boulangerie GANA」はちょっと気になるパン屋さん

 

メレンゲのお菓子でお馴染みの

「Aux Merveilleux」(オー・メルヴェイユ)

 

ふわふわのパン類も秀逸

 

既に紹介済みのチョコレート屋さん

 

超有名な「Alain Ducasse」(アラン・デュカス)

 

 パン屋さん「ガナ」の名物はLa flûte gana(フルート・ガナ)なんだそうです。しかも15区のConventionにもあるらしい。一度行っていますが気が付きませんでした。他にも有名なパン屋さんがあったからですが。もう一度行ってみようかな。

 そして、もう一件。全く知らなかったことが帰国後に判明。メレンゲ菓子「オー・メルヴェイユ」の前の通り。その向かい側に(ホテルの存在にすら気が付いていませんでしたが)詩人の金子光晴が2年間滞在していたホテルがあり、その時の思い出が「ねむれ巴里」に描かれているそうな。そして更に林芙美子も同じ所に滞在していたといいます。日本人なので特別なプレート等はないだろうと思いますが、今でも健在のホテルなのでちゃんとチェックすれば良かったな~と思いました。本当にダゲール街って、知らないことばかりです。

 

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 マルシェでの買物を持ったまま昼食へと向かおうとして、一度はメトロでGare de Lyonリヨン駅)に出ました。でも時計を見れば10時とちょっと。少し疲れたし、時間的に余裕があるのでNation(ナシオン駅)に戻り、6号線でアパルトマンに戻ることにしました。

 

メトロ1号線でリヨン駅へ

 

Nation(ナシオン)から3番目で下車して

 

懐かしいリヨン駅。変っていませんね

ちょっと外に出てみました

 

アパルトマンでお店を広げて

朝からこんなに持ち歩いていました

 

トマトにジャガイモ、マッシュルーム。そして葉物も

 

苺に、とうとう買ってしまったメロン

 

そして海老にコンテチーズ

 

 なにしろ果物ならば幾らでも入るお腹です。多分メロンは2~3回ぐらいで食べてしまうことでしょうね。前日のマルシェでは肉を買いましたので、今回は海老に。お腹にくるので無理はしませんでしたが、ムール貝なんかも買いたかったなぁ・・・。

 では次回、ランチのためにチェックしておいたお店に向かいます。

 

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 今回でヴァンセンヌの森のマルシェも終わりになります。全体を眺めて、共働きが多く、しかも子育てに力を入れているパリですから(そのおかげでフランスの人口増えているといいます)、手早く食事を用意できるような惣菜やパン、肉類が多いな~と感じました。それではまず美味しそうなパエリアから。

 

大鍋にドーン

 

Aranciniはライスコロッケ

種類が多いですね

 

Oeufs Batterieの意味は?

 

美味しそうだけど、きっと堅い

 

こちらはバターたっぷり

 

白カビ系チーズ

 

色々な熟成期間のコンテ(上段)

 

オリーブも種類が多い

 

 初日に買いましたが、ハード系のパンの堅さには本当にメゲました。やはり肉をバリバリ食べる人種だからかな~と思います。日本人は基本、魚系ですよね。

 

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 野菜・果物の次は肉や魚介類です。肉屋さんに関しては、いつも思うのですが日本よりも扱う種類が多い。そして、すぐに焼けるように器用に切り分けたものも売っているんですね。意外に魚介類のお店は少なかったですね。それでも貝類は日本よりも色々とありました。

 

Cote d`Agneauは羊の骨付きの背肉

もっともポピュラーで美味しい

 

ソーセージも多種多様

 

日本人には見慣れない牛の骨髄

 

スゴイでしょ?

全部、チキンの肉・肉・肉!

 

下段のCanardは鴨

焼いてあるから調理も簡単

 

ムール貝はスペインから

 

一度は調理してみたいオマール海老

 

大きな海老が4尾で10€

思わず買いました

 

 牛の骨髄を見ると、やっぱり駄目だなぁと思います。昔、三つ星レストランに入った時にコレが出てきましてね。いきなり食欲なくなりました。スタッフの方が心配してテーブルまで来てくれたのを今でも思い出します。それ以来、三つ星から足が遠のきました。とにかくスゴイ!料理の技と量。食べ切れたものじゃありませんでした。今ならばコースではなくて、食べたいものだけチョイスすればいいのですが・・・。

 次回のチーズにパン、惣菜等々で終わります。

 

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 では早速見て回ります。両側の並木に沿ってずうーっと続くマルシェ。野菜と果物を売るお店が幾つも幾つも並んでいます。どこで買えば?と思うんですが、人気のお店には行列が。これは野菜や果物に限ったことではないのですが。やはり安いお店やBIOを扱うお店は人気がありますね。

 

ABは「Agriculture Biologique」(有機栽培)の略

 

フランスの春はとにかくメロン!

夕張メロンと同じくオレンジです

 

日本より安くないですか?

 

お馴染みのジョナゴール

こちらも安いですね~

 

 

ルバーブも季節です

 

ついでに新鮮なジュースも

 

 あちこちで見掛けたルバーブ。実はジャムを作ってみたいと密かに思っておりました。でも意外に高い。(ただし1キロ単位ですが)でも・・・やはり5、6本買ってみれば良かったかな~。また次の機会にでも考えましょうか。

 

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