私的パリ案内

私的パリ案内

大好きなパリ!美術館も音楽もいいけれど
美味しいものもチョコッと食べてみたい
そんなおばさんの旅レポートです

 JCBプラザに荷物を預けて早速飛び出しました。すぐ近くにはヴァンドーム広場が。この広場の一角にショパンの最後の住まいがあるとTVで知り、探してみることに。

 グルリと歩いて、すぐに見つけましたよ。高級ブランドのCHAUMET(ショーメ)が1階に入っている建物です。

 

ヴァンドーム広場に来ました

 

ガードマンさんが中へ入ることをOK

してくれましたが・・・

 

 

 中は庭になっていて、あの辺り?とショパンの部屋を見上げるだけが精一杯。ショパンについては平野啓一郎さんの著書「葬送」で読みましたが、最後のシーンを思い描くだけで涙が出そうになったものです。たった39年の命でしたね。

 さて、気を取り直して次はこのすぐ近くのMarche Saint‐Honore(マルシェ・サントノーレ)へ。今日は水曜日。丁度マルシェの日なんです。改装中のためかマルシェの勢いがちょっと控えめな感じ。また次回に機会があればということで、このマルシェを離れました。

途中、メゾン・カイザーで

ちょっとだけお買い物

 

マルシェと言っても、この寂しさ

 

買いたかったリュバーブがここにも

 

前に友人とお茶をした

ル・パン・コティディアン

 

スーパーが!初めて見ます

 

 そろそろお昼の時間となりました。いつも最終日は和食と決めています。果たして今回のお店は?

 では次回にまた。


 とうとう日本へ戻る日が来ました。10時前にはオペラ座に向かい、いつものようにJCBプラザに荷物を置いて最後のパリ歩きをしようと思っています。昨夜のうちにプラザに電話して利用できることを確認。ANAからはスマホにBoarding Pass(搭乗券)がきています。まずは朝ご飯を食べて食料の片付けを。

 

マルシェで買った海老にレンチンしたポテトとズッキーニ

 

メレンゲのお店で買ったふわふわのロールパンを焦がしました!

 

昨日アレジアのモノプリでPeche Plateを

ペッシュ・プラットと呼ぶ、平たい桃

 

普通に甘かったです

 

 朝食後、荷造りをしてアパルトマンを出ました。今回は68番のバスでオペラ座に向かいます。一度パレ-ロワイヤルまで乗りましたが、荷物が重いので階段の上り下りのないバスは助かります。

 

アパルトマンから徒歩5分でバス停に

 

オルセー美術館の横を通り過ぎて

 

着きました

 

バス停の近くのCAROLL(キャロル)が安売り中

 

 では次回、JCBプラザを出て最後のパリ歩きです。

 

 

 エキナカでは結局何も買わずに帰ってきました。とっくに知っている有名店ばかりだったからですが、実はワインで有名なボルドー地方から来ているカヌレのお店、「La Toque Cuivree」(ラ・トック・キュイヴレ)というお店を探し出したかったんです。カヌレ自体がボルドー発らしいですが、パリで買えば1個3€以上するカヌレがなんと!1€もしないらしい。簡単にみつけられなかったので諦めましたが、次回に挑戦したいですね。

 

マルティール通りでバターとチーズ

 

デルモンテルでのお買い物は

 

マドレーヌにカヌレと

 

香草入りのクルトン

 

ディスカウントストアのリドルでは紅茶に

インスタントのカプチーノとクッキー等

 

 お土産を整理した後、夕食には早いからと久し振りに隣町の Alésia(アレジア)へ行ってみました。本当に何年ぶりになるやら。あの時は今のビストロスタイルの元祖、イヴ・カンデボルドさんの最初のお店を探して行きました。今ではオデオンのお店の他に、サントノーレ通りにLa Régalade Saint-Honoré(ラ・レガラード サントノーレ店)が。このお店に予約無しで行ったら満席で断られましたが、アレジアのお店も同じでしたね。

 話が逸れましたが、アレジアと言えばストック街。行った時間が悪かったのか(午後7時頃ですが)閉まっているお店が多かった。探したのはNafNaf(ナフナフ)のお店。でも見つからなかった。そしてストックと言っても流行遅れ過ぎでしょうと思えるモノばかり。早々に帰宅しましたが、アレジアで記憶に残ったのは駅前の美しい教会だけ。この教会でもコンサートが行われるようです。

 

19世紀建立のEglise Saint-Pierre de Montrouge(サン・ピエール・ドゥ・モンルージュ教会)

 

帰宅後の夕食は玉掛けご飯に残り物で


 

 すっかり変わってしまったモンパルナス駅。CDG空港からこの駅までのエールフランスの直通バスが廃止されてから、ずうっと来ていなかったことに気が付きました。パン屋さんのテーブルで一休みしながらサンドイッチ等の夜食を買ったのも昔の話です。

 では続きを。

 

すっかりお馴染みのピエール・エルメ

 

高級食料品店のフォションはマカロンやチョコレートだけのような

 

庶民的なパン屋のポールとスーパーのモノップ

 

高級チョコレートのメゾン・ド・ショコラ

 

エクレアが美味しいメゾン・ド・プラディエ

 

オーガニック素材のパン屋さん

ル・パン・コティディアンは日本にも

 

レストランまでありました!

 

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 昼食を終えてトイレも借りて、食事を終えたのが13:15過ぎ。美味しいのは勿論のこと、料理の盛付けの素晴らしさや手の込んだ料理にとても満足しました。お店を出た後はメトロ12号線に乗り、Montparnasse(モンパルナス)の駅へ。すぐ近くにディスカウント・ストアがあるというので、見てみようと思うんです。言ってみれば日本のドンキのようなお店ですかね。パリ到着2日目に立寄った業スー「Leclerc」(ルクレール)の地下の冷蔵室の広さには驚きましたが、そのほぼ真向いにあるLidl(リドル)はどうでしょう?(写真は撮れませんので感想のみです)

 

メトロ、ピガールに出ました

 

最近珍しくなった、メトロの中のミュージシャン

 

ディスカウント・ストアのリドルに到着

(写真の日付は設定を忘れたので合っていません)

 

 ある方のブログに、安いけどメール・プーラールに負けてないクッキーをお土産にとあったので買いたくて探しました。その方のお勧めは見つかりませんでしたが、別のクッキーを買ってみました。

 雑然とした店内に、あまり特記することもなく。お店を出てからモンパルナスの駅に入って、びっくり。パリの国鉄の駅がどんどん改装されているのは知っていましたが、こんなにね~と驚くほど新しくなっていました。

 

メトロ4路線が入っているモンパルナス駅

左側奥にラデュレ―が見えますね

 

日本でもお馴染みのアガタ

 

ベルギーのチョコレート屋さん

ジェフ ・ドゥ・ ブルージュ

 

ここにもパレ・デ・テ

 

 エキナカをグルリと見回しましたが、あるわあるわ。スゴイですね~。食い倒れ通りのマルティール通りに負けていません。しかも駅構内で全部揃ってしまう。今回は、ここまで。次回に続きます。

 

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 時間になりました。クローゼル通りに戻ってお店に入ると、若い男性のスタッフが予約をチェックしてから席に案内してくれました。すごくノリがいい人で。まぁ悪くはないですが、ちょっと苦手。彼のノリに控え目に合わせて、ランチのコースの前菜+メイン+デザートの42€を頼みました。さぁ、どうでしょうね?ミシュラン一つ星です。

 

店内はこんな感じ

 

 

ランチのメニュー

 

突き出しはハーブ入りのフォカッチャ

水を頼んだら苦手なガス入りでした

 

前菜。さすがに一つ星という感じ

 

中はこんな風で

 

メインはアントルコート(ステーキ)

 

そして最後のデザートはラズベリー

 

舌触りの軽いクリームに中に

チェリーの果肉とヘーゼルナッツ

 

お茶を頼んだらマリアージュ・フレール

 

 フォカッチャはほの暖かく、前菜に頼んだフォアグラは丸々?と思っていましたが、(多分)蒸しあげてから滑らかにすり潰してゼリー寄せに。(中央の赤い肉は?)食感が軽くてヘーゼルナッツが口の中でプチプチと弾けるのが楽しかったですね。メインは日本で言うところのリブステーキ。最高級の牛肉ですが美味しいけどお腹がいっぱいになりました。これならメインとデザートだけで良かったかも。炭火焼きにしてありましたが(今パリで流行ってる?)、丁度良い火加減で完璧な美味しさでした。最後のデザートは卵白を焼いて作ったラズベリーの壁が、口の中でパリパリと崩れるのが楽しかったですね。クリームの軽さや甘さも、さすが一つ星。また来たいな~というお店の一つになりました。

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 再びRue des Martyrs(マルティール通り)に戻ってきました。メトロのピガール駅を背にこの通りに入ってすぐの所に、パティスリーのDelmontel(デルモンテル)があります。ここでは以前もパンやマカロンを買いました。まだ健在。ちょっと嬉しかったですね。その先をふらふら歩きましたが、次から次へと有名店が。そして以前、ホッと一息したくてコーヒーを飲んだカフェはもうありませんでした。ではチェックしたお店を色々と。(順番は忘れました。短い通りなので大丈夫でしょう、ということで)

 

Delmontel(デルモンテル)は過去にバゲットで1位に

 

マカロンも安めです

 

‟Rose Bakery”(ローズ・ベーカリー)

パリ7区から9区へと拡大したようで

 

チーズ専門店の‟Quatrehomme”(キャトルオンム)

このお店はMOFの人が経営しています

 

 

ショコラティエの‟Henri le Roux”(アンリ・ルル―)

 

トリュフのお店は以前からありましたね

 

この次に来たら、入ってみたい

ちょっと良さげな中華屋さん

 

 

前は無かったはずのパレデテ

 

果物の砂糖漬けのお店は前も見ました

 

スーパーのカルフール、これはどうだったかな?

 

何処に行っても目に入りますね~

 

‟Sebastien Gaudard”(セバスチャン・ゴダール)

以前、このお店には日本人のスタッフさんがいましたが

 

 と、言う事で。この通りを歩けばお土産に欲しいものがほとんど手に入るみたい。‟食い倒れ通り”として、ここまで立派に成長するとは! パリの食に対する貪欲さ。スゴイですねぇ。また来たくなりました。

 

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 短くて小さな通り、R.Clauzal(クローゼル)通りにはホテルやアクセサリーショップ等がありました。その中でもチェックしておいたのが、ゴッホが画材を買いに通ったタンギー爺さんのお店があった場所。ランチの時間まで余裕があるので、ノンビリと歩きました。

 

車が2台すれ違えば、いっぱいいっぱいの通り

 

こんな狭い通りなのに四つ星ホテル

 

壁に星の王子様

 

壁掛け等を置く、お土産屋さん

 

アクセサリー屋さんですが

 

実はタンギー爺さんのお店があった所

 

更に先へ行くと、行止まりに

Café Père Tanguy(カフェ・ペール・タンギー)

 

 

この斜め前がレストランL'Évadé (レヴァデ

 

 ここまで来て、まだ時間があるのでマルティール通りに戻ってお店を見て歩きました。前と同じお店があったり、新しいお店ができていたり。ほとんどが食に関わるお店なので‟食い倒れ”と呼ぶのも確かにな~と思いました。次回はそのお店の数々を。

 

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 丸一日、パリを歩き回るのも最後となりました。明日は帰国日です。スケジュールでは午前中にデジタルアートを観にアトリエ・デ・ルミエールへ行く予定でしたが、初日にホックニー展で観てしまいましたからねぇ。お伽噺のような物語性とまるで映画のような美しさに感激しました。

 とりあえず朝食です。買込んだ食料を食べてしまなければということで、私にしては朝から頑張って食べました。

 

サーモンに卵は茹でて

 

クロワッサンはグランプリをとった

 Maison d'Isabelleイザベル

 

 朝食後、少しのんびり休んでいたら10時を過ぎてしまいました。これから懐かしいR. des Martyrs(マルティール通り)に向かいます。‟食い倒れ通り”としてすっかり有名なってしまった通り。今回向かうのは、ランチのお店、L'Évadé (レヴァデがすぐ近くにあるからです。何年振りでしょうか?どうやら色々変わってしまったようですよ。

 

通りの入口にメリーゴーランド

これは以前のままです

 

歩き始めてすぐの所にクッキーのLaura todd

(ローラ・トッド)すっかり有名に

 

 

チーズもバターも美味しい

beillevaire(ベイユヴェール)

 

このお店も私にしては新しめ

メレンゲのお店です

 

メレンゲのお菓子はもちろんですが

 

マカロンもあります

 

マルティール通りに交差する

R.Clauzal(クローゼル)通り

 

 

 R.Clauzal(クローゼル)通りが今回のレストランがある通り。メトロのピガール駅を背にして約7,8分歩きましたかね。短い通りですが色々とあるようですよ。それは次回に!

 

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 結局、予定よりも一つ早い電車で帰って来ました。パリと同じようなお店で買い物をする気にもなれず、さっさと退散ってところです。改札の前の駅員さんに紙のチケットを見せ「乗っていいか?」と聞けば、OKでした。何しろ以前のようにコンポス(刻印)がないので、ちょっと不安でしたが、無事パリに着きました。

 アパルトマンに戻って、休憩して。家で食べる事に。普段あまり歩かないので流石に疲れましたね。チェックしておいたレストランに行くのはやめました

 

オレルアンのお土産は「コルディア」で

チョコとパンオレザン(右下)

 

ジャガイモをレンチンしてから

目玉焼きと一緒にバターでソテー


 

紅茶にヨーグルト

 

果肉がゴロゴロ

 

デザートにメロンとショーソン・オ・ポンム

 

 休憩後また近辺をぶらぶらしようと思いましたが、今日は祭日。カフェやレストランは開いていましたが、ほとんどのお店が閉店していました。開いているのはスーパーのフランプリとメレンゲのお店だけ。諦めました。

 で、残っている時間で林檎のジャムを作ることに。ラスパイユのBIOマルシェで買った林檎なので皮ごと使えます。レンジさえあれば簡単に作れるジャム。作り方をちょっとだけ・・・。

 

BIOで買った林檎です

 

さすがBIO!中はこんなでした

 

スライスして、まずはレンチン

 

水分が出たところに、砂糖を加えて

 

果汁がトロリとするまで、500W×3分を2回程度

 

 果肉が残っているタイプのジャムと言うよりは、コンポート?家では皮を剥いてから作っています。今回、パリでBIOの林檎が手に入るだろうと予測してグラニュー糖を持ってきました。

 

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