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昨日の案内では開催「年」を誤ってお伝えしました。

正しくは2003→2013年です。


今日は

裵眞晟さんの「韓半島南部における初期農耕文化の動態」の概略を予告します・

裵眞晟さんは釜山大學卒で、国立金海博物館、中央博物館を経て、現在は釜山大学校準教授です。


韓半島の初期農耕文化(青銅器時代)は前期と後期に二分され、後期が松菊里文化を核とする先松菊里以降の段階とする。この段階になると前期と各種の面において変化が生まれ、農耕文化段階の完成した姿を示すと。

大集落や還溝が出現し、住居址形は松菊里形となる。石器において柱状片刃石斧に抉りが入った有溝石斧となって機能が安定し、三角形石庖丁、一段柄石剣、一段茎石鏃が出現する。その変化は墓制にも及ぶ。


しかし、そうした変化は突然起こったのではなく、前期後半に芽生え、石斧のセットはこの段階に完備し次期の変化への準備が整うのみならず、遺跡も前期前半から順調に増大を見せて、後期に繋がってゆく。

そして、後期段階に至って、列島に稲作農耕が伝わったとするのである。


これは列島になぜ稲作が伝わったかを考える、根本条件を示したものとして有用である。


今頃、新年明けましたおめでとう御座います。今年もよろしく


昨年の12月12日以来かな。パソコン不調と仕事の立込で暫くご無礼しておりました。ご寛恕を。


本日からまたボツボツ書き始めますので、御覧下さい。


新年第一発は表記の案内。発表内容を何回かに分けて、紹介します。


この催しの詳細は以下の通りです。


主催:古代学協会(京都にある古い歴史をもつ研究財団)の共同研究還元事業

講演:日本考古学協会・九州考古学会・福岡市教育委員会


日時:2003年2月16日(土) 13:30~16:00(13:00開場)

会場:アクロス福岡7F大会議室(092-725-9111) 

最寄り駅:地下鉄天神

無料・申し込み不要


挨拶:古代学協会


発表:田中良之(九州大学大学院教授)「いわゆる渡来説の今」

    

   裵眞晟(釜山大学校准教授)「韓半島南部における初期農耕文化の動態」

    

   端野晋平(岡山大学助教)「渡来文化の形成とその背景」

    

   三阪一徳(土器からみた弥生時代開始過程」

    

   下條信行(愛媛大学名誉教授)「生産具(石斧)からみた稲作開始期の農耕荷担者」


シンポジウム:コーディネーター 溝口孝司(九州大学大学院教授)


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これはそのチラシです。

明日から発表内容を演者ごとに少しずつ紹介します。

では、よろしく。

古代末?
しもちゃんのブログ 地盤も層位の確認も今から。
から16世紀末にまで続く戒律寺院、等妙寺の本堂部分の調査が始まった。


この遺跡、ここに至るまでの七転八倒ブリは、関わった人間物語も含めて、愛媛の長らくの文化財体制をあらわにするものにして、一幅の物語になりますな。ともかく、今に至るも発掘の学術的、社会的怖さと言うのが無いままボコボコだからね。


先ずは先達が手を付けたトレンチの再調査。ロクナ図(平面、断面とも)は残ってないのに解釈だけはあれこれ山ほど。


基本に戻っての調査になるでしょう。お隣の町の国遺跡とおなじ経過を辿っていますね。

これからです。


でも、ここを開く地業から考えねばならない立地だけど、その片鱗は出てるし、明らかにできそう。

壮大な開発事業だし、創建事業だ。
しもちゃんのブログ 崖面を垂直に近く深く切り落として開き、そこに石敷きなんかしてるらしい。