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しもちゃんのブログ

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このブログ、一ヶ月半ブリかな。久しぶりに開いたら、IDを入れろ、パスワードを入れろと五月蠅いこと、忘れてしもうてましたがな。で、再登録と相成りました。


ももふくさんも思い出したように書いてますね。書かないとどうかあるんじゃないかと心配してくれる親切で有り難い人もいますね。


さて、今日は必要にかられて、久しぶりのブログです。自己都合ばかりですいません。


今月、5月18,19日に瀬戸内海考古学研究会の公開大会を愛媛大学で愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターと共催で開きます。以下のようなスケデュ^ルですので、どうか気楽においで下さい。

入場料は要りません、参加申し込みも不要です


      平成25年度「瀬戸内海考古学研究会」第三回公開大会


       大会要領

日      時:2013年5月18日(土)午後~19日(日)午前

研究発表会場:愛媛大学総合情報メディアセンター1階 メディアホール

          18日 12:50~17:00

          19日  9:00~12:20

懇親会会場 :愛媛大学セ・トリアン(同キャンパス 南加記念ホール北隣)

         18日 18:00~20:00

研究発表

5月18日(土)  12:50~17:00

第一部 瀬戸内弥生石器を巡る諸問題                  13:00-14:30

  高木邦宏・児玉洋志(西予市教育委員会)「製作実験からみた石庖丁の型式と地域」

  下條信行(瀬戸内海考古学研究会)「いわゆる大陸系磨製石器の瀬戸内における定着過程」

第二部 横穴式石室における葬送儀礼について             14:45~17:00

  坂本豊治(出雲市教育委員会)「出雲市国富中村古墳の葬送儀礼とその特色」

  栗田茂敏(松山市埋文センター)「松山市葉佐池古墳2号石室における葬送儀礼」

  亀沢一平(松野町教育委員)「装飾付き須恵器の変化とその特」

5月19日(日)   9:00~12:20

第三部 瀬戸内・畿内の弥生時代の鉄問題とその史的意義       9:00~10:30

  村上恭通(愛媛大学)「瀬戸内における弥生時代の鉄問題と鉄史観」

  禰宜田佳男(文化庁)「近畿地方における「石器から鉄器」の再検討」

第四部 地域の古墳時代の政治権力をどうとらえるか           10:40~111:30

  田中晋作(山口大学)「山口県域に投影された畿内政権の動静」

第五部 長江中下流における稲作文顔多様な技術体系を分析する   11:30~12:20

  槇林啓介(愛媛大学)「長江流域における栽培技術体系の多元的展開」


懇親会

5月18日(土) 18:00~20:00

会  場  セ・トリアン(愛媛大学南加記念ホール北隣

会  費  4.000円


                               どうぞ、ふるってご参加を

  

短期間だが3月に入って、縄文後期の平城貝塚(愛媛県愛南町)の第6次調査が十数年ぶりに行われ、成果を挙げた。3/23に現地説明会が開かれ、70名の見学者が詰めかけた。


一昨年の平城貝塚発見120週年記念シンポを受けて、愛南町の単費による企画に愛媛大学考古学研究室が協力して行った物で、これまでの開発に伴う行政調査とは異なった、初の学術調査と言える物である。


北から張り出し、川(僧頭側)に臨む台地の先端付近に二箇所の小トレンチが設定された。これまで知られた貝塚分布の南に当たり、生活域の探索が目的で設定されたものである。


美事にその想定は当たり、約50cmの近現代層の下に生活面が現れ、そこから略円形の貯蔵穴と略長方形の配石土壙墓がほりこまれていた。一の貯蔵穴には石皿片なども放り込まれていた。


これまでの開発に伴う他律的調査からその分布範囲、集落構造などを意識的に探す自立的調査に移行したもので、平城貝塚調査は新しい段階に行った。


遺跡は街のど真ん中に位置しており、そうのんびりした時間が許されているわけではないが、この歴史ある貝塚に何とか保護の手を加え、後生に残すとともに、現世において周辺環境と一体化して生きた縄文遺跡として利活用を臨みたいものだ。


それともう一つ、この街の海も山もいいね。


海には珊瑚が、そして山には桜が溢れていました。桜といってもソメイヨシノじゃないよ。ヤマザクラが山一杯に春の朧でボーッと佇み、陽気に妖気にまさに桃源郷。


遺跡を壊し、その下で酒飲んで焼きにくくっての場所提供、機会提供のソメイヨシノとは雲泥の違いだ。
しもちゃんのブログ 現地説明会の風景

しもちゃんのブログ 貯蔵穴

しもちゃんのブログ 配石土壙墓

しもちゃんのブログ 海底の珊瑚だよ、いろんな形の色のがあっtね。魚もいるよ

しもちゃんのブログ 山に点々とする、ヤマザクラ。地上107m、海抜から200有mの展望塔からみた写真。高いだけが能じゃないよ。


今日は簡単な龍の図クイズです。


まずは写真を見て下さい。この図は弥生後期の初から中頃の列島各地の龍を比べたものです。

中国で想像上の動物(神)として生まれた龍は大きくS字状にたわむ頸から頭、長い胴体、目、角、ひげ、爪持ちの前肢、後肢、長い尾などを持っています。



どれが一番龍図に近く、どれが一番遠いか番号で示して下さい。


因みに①大阪池上のこりゃなんじゃという龍 ②北部九州は唐津桜馬場出土の方格規矩四神鏡からとったものですから中国人が書いた龍です ③愛媛今治新谷 です。

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従って答えは②→③→①となります。


全国紙A新聞の某氏のコメントによれば「・・北部九州や関西だけでなく四国の今治地域が当時、大陸文化の情報をより正確につかんでいたことを示す画期的な証拠だ」そうだが、そんな浅いコメントをだす某氏ってお馬鹿さんじゃないの。


ほら、この図を見れば判るように、大陸情報の掌握にはこれほど地域差があるんだよ。大陸情報の濃さの西から東への地理傾斜があることが判ったんだよ。そこに瀬戸内海の存在価値があるんだけど、大阪本社からしか愛媛を見ない某紙の記者魂が透けてみえて面白い。


もっと正しく書いて欲しいな