所属 佐世保要塞
着工 明治30年9月
竣工 明治33年8月
備砲 斯加式12cm加濃砲1砲座2門×2砲座 計4門
28cm榴弾砲1砲座2門×2砲座 計4門 *9cm臼砲2門の備えもあったかも?
任務 佐世保湾侵入口防備
今回で最終回となります(;^_^A
その④は・・・12cm加濃砲砲座をアップしていきます。
加濃砲砲座側は、少し状態が悪く荒れた場所や破壊された場所もあります。
前回でも使った写真ですが・・・
観測所下の半地下掩蔽部より階段を上がった場所です。
先を左手に回り込むと榴弾砲砲座でしたね。今回は右手に折れて進みます。

右手に折れて50m程・・・だったと思いますが、左手に12K砲座が見えてきます。

塁道より、約1.5m上がりの場所に造られてます。12K砲座は2ヵ所あり、砲座間は100m程あります。
1か所目・・・1砲座に2門となってます。

左翼側より・・・砲座は石造りです。

即弾室の天板が何故か壊されてます。


加濃砲砲座特有のアールが美しい。。。


砲床部は鉄筋を抜かれたのか・・・?大きく掘り込まれてます。

右翼側・・・





少し離れた場所にある砲側庫・・・

下りてみましょう。




下りてきた階段・・・

第三號・・・

内部・・・12Kの砲側庫なので狭いですね。


左右の小窓もありません。



では、もう1ヵ所の12K砲座へ移動します。
100m程離れた場所にあります。

石積で切り通された塁道・・・


少し荒れた場所もあります。




落とし穴状態の水槽・・・

砲座は残念ながら結構荒れてます。

1砲座2門です。右翼側より・・・
藪www

かき分けると・・・辛うじて見えますが、写真では微妙かもw



左翼側は・・・少しましかも。

即弾室も確認できます。

砲座部、アールの切込み・・・


砲床部は鉄筋を抜かれたのか2m程掘り込まれてました。

なかなかね。この角度から見上げる事ないから新鮮ね(^^♪

そして、最後の砲側庫・・・


第四號・・・

内部・・・状態は良好。第三號砲側庫より奥行きは無いですが、幅はあります。

左右の小窓もあります。



長々と続きました面高堡塁ですが、その④にて全てとなります。
~おしまい~
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