佐伯防備隊跡に残る遺構② | 遺産、遺跡を求めて…

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見りゃわかるさ(笑)

さて・・・

少し時間が空きましたが、佐伯防備隊跡に残る遺構、其の②ですw


今回は、濃霞山に残るトーチカです。

注:地元の平和祈念館の資料によると「トーチカ」となってますが、位置や造りからすると「監視哨」の可能性が大です。


濃霞山の東手より山手側に目を凝らしながら遊歩道を暫し上がると、結構上方の藪に微かに構造物が目視できます。
実は一度見過ごして山頂まで行ったのは内緒www


トーチカまでの道は無く、最短でよじ登ります(;^_^A


もう少し・・・




とうちゃこw




銃眼は3か所、大型のトーチカですね。
















上部は石積みで偽装。







トーチカ入口・・・





内部へ・・・




銃眼・・・




てか・・・銃眼は全て海側を向いてるんですが、そのすぐ横に出入り口があるのが凄く不自然なんですよね。。。
普通トーチカの出入り口は後部が基本。銃を構えるすぐ横に大きな開口部があるのは防御的にどうなの?・・・て思いますよね。

トーチカではなく監視哨なのかも・・・?




内部・・・掩蓋は崩壊してます。




掩蓋部のコンクリートは結構薄かったですね。薄い場所で20㎝程・・・













掩蓋部後端のコンクリートは山肌にとどかない状態となり途中で切れてます。







急造が端々で見てとれます・・・








銃眼・・・

コンクリートの厚みは約1m












そんな佐伯防備隊跡に残るトーチカでした。