所属 豊予要塞
着工 大正13年9月
竣工 大正15年11月
備砲 15cm加濃砲4門
昭和19年10月に4門とも撤去、鹿児島県志布志湾の高崎砲台へ移設されたとあります。
訪問は1月下旬でしたが、ココ第一砲台跡はとにかく荒れてまして…
余り写真も撮れてませんw
ま、例によってザックリなアップにはなりますが、よろしければど~ぞw(^^ゞ
まずは、駐車場近くに残る弾磨き鍛造所跡…
戦後払い下げられて民家となってたみたいですが現在は廃屋となってます。

では…佐田岬灯台へと続く遊歩道と化した軍道を歩いて行きましょう。

しばらく歩くと…旧い怪しげな階段が藪へと続いてますw

藪と…崩壊がひどく、砲座位置関係がイマイチ把握できない状態の第一砲台ですので
現存遺構だけを漠然と撮影してきたので御了承を。。。○┓ペコリ
大きな水槽…

塹壕跡…

所々にある歩兵陣地のような円状のくぼみ…

石積み…と言うか、石垣のような特徴ある積み方の胸檣部…


砲座と思われる空間…


写真では少しわかりにくいですが…加農砲砲座特有の半円状の切り込みも確認できます。

所々に残る石柱…

機銃座?とも思われる台座…


完全に埋められてしまって入る事のできない砲側庫…弾薬庫ですね。
二ヶ所確認…一ヶ所目。
見えてる部分は弾薬庫後部です。


二ヶ所目…


弾薬搬出用の揚弾井…
と…言う事は、この真下が弾薬庫なんですよね。

約4m程の竪穴ですが、水が溜まっており下りるのは不可能…
内部は確認する事はできませんでした…

では、次に観測所に向います…
副観測所付きのコンクリート造りです。
うっすらと…迷彩塗装の跡も確認する事ができました…


周りの荒れ方がひどく、前からの撮影は不能wwwヽ(´Д`;)ノアゥ...

内部へ…



主観測室…


辛うじて確認する事ができる眼鏡台座…

隣りは副観測室…




内部より…出口方向…


続いて…
少し移動~…
発電所施設跡へ。

見えてきました…

キャンプ場管理室として使われてた形跡があります…
今は閉鎖されてるのかなw

ディーゼル発電機による発電だったそうです…
後は…司令部や官舎としても利用してた?ようですね。

周囲に残る遺構…




反対側、海辺にも…


崖に架けられてた崩れた橋…

磯場に残ってる繋船場?

では…最後に探照灯跡へ…
ある間隔で残るコンクリート柱…
発電所から探照灯までの電力供給用の電線を通してたんじゃないでしょうかね。

見えてきました。。。
ココもうっすらですが、迷彩塗装の跡がわかります。

横には機材格納庫でしょうか…



格納庫の大きさからして、探照灯の大きさが想像できますね。

ちなみに、探照灯はトロッコによる移動式となっており、格納庫のある山頂付近をぐるりと回るようになってました。
もちろん現在はレールなどは残ってませんですけどね。

以上…
佐田岬第一砲台でした。
同時に第二及び穹窖砲台の探索もしてますので、その内にw
