石原岳堡塁の所属は『佐世保要塞』で起工は明治30年10月、竣工は明治32年12月
備砲は克式10センチ加農砲x6門となってます。
佐世保要塞のうち、佐世保湾口南側において湾口守備用の砲台群の側面防御の為に設置された陸戦用の堡塁が「石原岳堡塁」である。佐世保要塞のうち最南端の拠点として敵軍の上陸侵攻にそなえており、敵兵の直接攻撃に対する近戦自衛設備を備えた「堡塁」形式の砲台として築造されました。
備砲の射界は東南東方向に120°であり、堡塁南側の陸正面地域を広くその 射程内に収める造りになってるそうです。
現在は地元の西海町の管理のもと「環境林整備事業」の一 環として、堡塁跡はキャンプ設備を備えた「石原岳森林公園」として整備され、当時のままの遺構が良い状態で保存されています。
とは言っても…果たして堡塁跡でキャンプする人が年間何人居る事やらwww
まぁ、確かに芝などはキレイに刈り込んでましたが、堡塁跡に整備されてる(されてた?)照明設備は全消灯でしたけどね。。。
さて、石原岳堡塁入口です。
結構整備されてる感じでしょ?
中央階段より最下層の左部棲息掩蔽部を見る。
ちなみにこっちが右部ね。
棲息掩蔽部は合計9ヶ所設けられてます。
棲息掩蔽部内部より…てか何処も同じ様な造りだし、同じような景色なんだけど…とりあえず入るし、撮っちゃうんですよね(笑)
中央階段を上がった中段にも単独で三箇所…
砲座跡…二門×三箇所。
後、石原岳堡塁には最下部の棲息掩蔽部の最左側の塁壁には左翼側防設備に通じる地下塁道入口があるんですよ。 下調べで地下塁道は真っ暗で懐中電灯が要るのは知ってたけど…
ほんと真っ暗www
ほな行きます~
全面が白く漆喰でしょうか…塗られてました
30m程かな…軽い傾斜を進んだところ階段に行き当たります。
で、そこから左右に分かれさらに2mほど登ると、壕内を掃射するための外岸地下にある側防設備内に辿り着きます。ε-(´∀`*)ホッ
こちらは左側内部。
小銃用の小さな銃眼が六箇所開けられてました。
まぁ、早い話、壕内に侵入してきた敵をこの穴から( ゚∀゚);y=ー・∵.ターン!とやっつける為の設備なんですね。
あ、そういや先客がいたんですよ…
紹介します。。。
ゲジゲジ君ですwww
後…コウモリさんもw
クモがいなくてホッとしました(笑)
ええ…クモね、実は超苦手な生き物なんですよね…ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ。。。
あ、話しがそれましたね…
コレは側防設備を外から見たとこです。
同じく銃眼を外から。
以上、石原岳堡塁でした。ココも非常に状態がよく何よりアクセスも楽でした。
てか…今度はテント持参でキャンプかな(笑)