絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む -9ページ目

絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

~絵本で、安心して気持ちが話せる場づくりの担い手を育む~
NSプロジェクト代表
絵本道®マイスター
更家 なおこ

とっても こわい お医者さんは

 

 ほんとうは とっても やさしい お医者さんでした

 

地域医療に人生をささげた

お父様の物語が、誕生日の贈り物絵本になりました

 

こんな素敵なサプライズのお手伝いができて

とても幸せです

 

絵本制作にあたって

描いてくれたのは 

絵本作家・イラストレーター よしのぶ もとこさん

 

ラフという鉛筆のデッサンから線画、着色へと

長くて丁寧なプロセスで絵本の絵は出来上がっていきます

そのどれもがとてもあたたかくて素晴らしいので

絵本の作り方とともに少しご紹介します

 

まず、ご依頼主の娘さんからお父様への思いや

人生曲線、お仕事やご家族のエピソードなど

お話をゆっくり聞かせていただいてから

 

物語をつくります

私はこれまで絵本や童話など、創作教室を主宰して

400作品以上にかかわってきました

おかげでいつの間にか、誰かのお話の断片をつなげて

物語表現にする事が大好きになっていました

 

物語をもとに絵のイメージを決定します

今回は、絵のタッチや主人公のキャラクターについて

3つの案から選んでいただきました

(今回は中央の絵です)

 

その後、「絵コンテ」という絵本の設計図を作成して

絵と言葉、構図など細かいところを

やりとりしていきます

ここで、「物語」から「絵本の言葉」に生まれ変わって

いきます

 

絵本の言葉は、絵の説明ではありません

絵本の絵は、言葉のさし絵ではありません

 

絵と言葉の構成で一つの世界を表現し

なおかつ前のページと次のページに

連動しつつ、めくる度に新鮮な発見がひそんでいる

ことで、「次のページを見たい」気持ちを誘います

 

絵コンテは引き算の連続ですが、

何を残してどこを削るのかが明確になる

とても意味のある大切な設計図です

鉛筆のデッサンからペンで描く線画

絵コンテが全て完成したら

着色して原画を仕上げていきます

 

こうしていよいよ上製本という背表紙がしっかりある

絵本が完成!

お父様はとても喜んでくださった、と

娘さんから喜びの声が届きました

感謝の気持ちを運ぶお手伝いができて

私も胸がいっぱいになりました

 

人生で向き合ってきた事を「物語」にするのは

素晴らしい事です

その人が何を大切に生きてきたのか、人柄とともに

伝わるから

「物語」にするだけで、新しい世界が生まれたような

新鮮な気持ちになります

それが絵本になる事で、より多くの方に届けられます

 

・大切な人に感謝を伝えたい

・貴重なエピソードを多様な方々と楽しめる形にしたい

・人生で大事にしてきた思いを残したい

でも言葉は浮かんでも、どうつなげていいか分からない

記録に近くなって読み物にならない

そんなもどかしさを「物語」にするお手伝いができます

 

ご興味ある方はこちらまで

ehondokansai@gmail.com