絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

~絵本で、安心して気持ちが話せる場づくりの担い手を育む~
NSプロジェクト代表
絵本道®マイスター
更家 なおこ




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『思い出のごちそう』聴かせてもらうと…

 

まだ小学校に上がる前のこと。

小さなころからぼくは、偏食だったと聞いている。

何か一つ気に入ると、もうそればっかりを繰り返し好んで

食べ続けた。

 

その一つが「たまごかけごはん」だった。

 

子ども用のお茶碗によそった

ごはんの上に、たまごをのせて食べるだけの

シンプルなもの。

といっても、ぼくはたまごの白身特有の

ぷにゅっとした感じがどうも苦手なので、

のっけるのはもっぱら黄味だけ

 

ぷっくりとつややかな黄味のドームが、

炊き立て粒粒の白ごはんの上にそびえ立つ。

 

そこに少しお醤油をかけて、

お箸でぐちゃぐちゃに混ぜて口にかき込んだ。

 

そんなことを、毎日何年もやっていたものだから、

とうとう病気になってしまい

泣く泣く親にやめさせられた。

 

今では旅館の朝ごはんで美味しくいただく事はあるけれど、

あのとりつかれたような情熱は、

なんだったのかなぁ。

 

こんなの聞いたら

明日の朝食べてしまうやろ~! と思いました。