絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む -140ページ目

絵本で、安心して気持ちが話せる「場づくり」の担い手を育む

~絵本で、安心して気持ちが話せる場づくりの担い手を育む~
NSプロジェクト代表
絵本道®マイスター
更家 なおこ

自分のこころのバロメータを

どこで感じ取っていますか

 

石巻の絵本ワークにおうかがいするとき

決まって訪れる温泉宿があります

 

先日ご紹介した元高校の校長先生が

教え子の宿だからと案内してくださったのです

 

女川にある山間の温泉旅館は

地元の食材にこだわった

お料理が有名です

とにかく とても美味しい

 

木の香り漂う素晴らしいお湯につかると

沢の流れが聞こえてきて

五感全てが癒されていきます

完備された施設とは違う

丁度良い距離感が、宿全体の心地よい

雰囲気を生み出しているように思います

 

夕食が終わると 宿の入口付近で

決まって絵本ワークをするのですが

館主と奥さまは いつも楽しそうに参加して

くださいました

山間の一軒家だからこそ

電気や食料の備蓄が日頃から

きちんと準備されていて

 

震災直後から 長いこと避難所として

地元の方々ために貢献しました

 

夢中でやることがあったからこそ

救われていくものと

後回しにしているうちに

苦しさを増してしまうものが

あるように思います

 

何度目かに訪れたとき

宿の庭一面 梅を干していることがありました

 

「この梅を干せたときが自分が取り戻せたとき」

館主は常々そう言っていたそうです

 

後に 梅のお話の背景にある

大切な物語を聞かせてもらいました

※「くまにつなぐお話」

震災後10年でわたしが見聞きし、くまに伝えるお話

 

※「くまに聞いたお話」

くまが旅で出会った人についてわたしに語るお話。

(絵本教室の生徒さんが絵本を創作する前と後の変化)