おととし、「青×黒」に見えるか「白×金」に見えるかで
世界中で話題になったドレス
がありましたが、また似たような話が出てきてるみたいですね。


……この靴、何色に見えますか?


ぼくはペパーミントグリーンとグレーにしか見えないんですが、
「ピンク×白」もしくは「青×グレー」という意見があるようです
(たぶん青なのかペパーミントグリーンなのかはその人の解釈のレベルでしょうね)


……うーん、まったく見えない(´・ω・`) ←ピンクと白に


あのドレスの見え方が異なる原因は、
周囲の光をどう捉えるかによって変わってくるというメカニズムでしたので
(くわしくは以前のエントリーをご覧ください)、わりと大ざっぱですが軽く画像をいじってみました。






……うーん、全然無理 ε-(´Д`)ハァ
なにをどう頑張ってもペパーミントグリーン×グレーですよ。

ピンクと白に見えるって人は、さすがに目がおかしいんじゃないかと思うレベルです(笑) ←失礼


こりゃちょっとわからないかなぁ……


と思ったら∑(゚Д゚;)!!



これですよ、これ(゚Д゚)!!

……技術的な話をすると、画像全体に対しレッド成分のトーンカーブを持ち上げただけなんですけどね。
わかる方はわかると思いますが、それを行うと全体的にピンクがかっていくんです。
が、この靴の色がピンクと白になるにつれ、左下の手の色が正常な肌色になってきました。


これだけの説明だとなんのこっちゃですが、
カメラに見識のある方だとピンとこられたんじゃないかと思います。

そう、「ホワイトバランス」をしっかりと補正したのと同じことなんですね。

……ホワイトバランスとは簡単に言うと、
撮影場所って光源が黄色がかってたり赤みがかってたり様々なんですが、
その光源の色によって被写体の色の映り方が大きく変わるので、まずは撮影前に
その環境に合わせるために「白」はこの色だと撮影前にカメラに指定してやるんです。

この写真はそのホワイトバランスが狂ったまま撮られた写真なので、
実物と大きくかけ離れた色に見えてしまうような写真になっているというわけですね。

で、その写真をその撮影時の環境に合わせてホワイトバランスを調整したら
本来の色が見えてきた……というわけです。


わからない方、ごめんなさい。
これ以上ちょっと説明できませんm(_ _ )m



でもまぁ、ざっくり言うとそういうことですので、
本来のピンク×白に見えているという方は、本来のホワイトバランスに
脳内で補正して見えているということなんでしょうね。
カメラをやってる方に多いのかもしれません。←わりと適当な意見

いやー、でもこれは間違いないと思いますよ。
われながらナイスな発見でした(´∀`)



……って、


ああっっ∑( ̄Д ̄;)!!!!



そういう前提で見るということが脳にインプットされたら、
あれだけ見えなかったのに、ぼくも
ピンク×白に見えるようになってきましたよ……(゚Д゚;)!!!!

てゆーか、逆にさっきまで見えてたペパーミントグリーン×グレーに
全然見えなくなってきました(笑)


うわー、すげぇ……(´∀`;)

ってホントすごいですねー。
これだけリアルタイムに変化するさまを見せつけられて、軽く震えるほどです(笑)


みなさんはいかがでしたでしょうか?




Today's selection


BLUE [LIVE]
Mr.Children




過去の関連ント

  またしても、人によって見えたり見えなかったりする話これは完全にドレスと同じメカニズムですね
  「ドレスの色問題」の原因はこれかなー
これが同じ色とか、いまだに信じられません(;´ω`)