男子50km競歩展望/リオデジャネイロオリンピック | 西田ランニングくらぶのブログ

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NRCコーチの吉澤です。
夏休みに入ったと同時に、風邪を引いて、残念な夏休みなっています。

さて、リオ五輪の男子20km競歩が終了しました。
スポナビDOでレース後に解説させていただきました。
http://rio.yahoo.co.jp/column/detail/201608130004-spnavi

続いては日本時間の19日(金)20:00からの男子50km競歩に注目!

出場選手は
谷井孝行(自衛隊体育学校)
森岡紘一朗(富士通)
荒井広宙(自衛隊体育学校)

メダル獲得期待度はかなり高いです。
昨年の世界陸上では谷井選手が銅メダル。そして荒井選手が4位入賞と、日本人同士でメダル争いをしました。
オリンピックの前年の世界陸上でのメダルはとても価値があります。

メダル最有力は谷井選手。
2014年アジア大会 金メダル(世界陸上内定)→2015年世界陸上 銅メダル(オリンピック内定)と、最短ルート、ベストなルートで今大会への切符をつかみました。
今大会でオリンピックは4回目ということで、非常に経験豊富な選手です。
おそらくメダル獲得ラインのタイムを意識してのレースになると思いますが、これまでの経験を活かして、臨機応変にレースに対応してくれると思います。
常にメダルが見える位置でレースを進めてくれるのではないでしょうか。

そして森岡選手。
今回でオリンピックは3回目。
昨年の世界陸上では久々に日本代表から外れましたが、見事、オリンピックという舞台で代表に選出。代表選考会の高畠大会では見事なレースが印象的。タフなレースでも活躍できると思います。前回のロンドン五輪では9位と、入賞も目の前だったので、メダルも視野に入れたレースをしてくるのではないでしょうか。
フォームも非常に安定しているので、積極的にレースを進めても問題ないはず。
最後の最後まで粘れれば、メダル争いに加わっている予感。

昨年、惜しくも世界陸上でメダルを逃した荒井選手もメダル争いに絡むはず。
オリンピックは初出場ですが、世界陸上は3回出場経験があるので、経験値は十分。
なんとなく、他の選手の影に隠れて目立ててないような気がするのですが、安定したレース・スピード・フォーム、どれも非常に優れています。
50km競歩と同時に20km競歩の記録も伸ばしています。
後半ペースアップするような展開になっても、対応できるスピードは十分あるので、思い切ったレース運びができればメダルも見えてくるのではないでしょうか。

男子50km競歩は2008年の北京五輪で山崎勇喜選手が7位入賞をしています。
今回は残念ながら山崎選手は選考されていませんが、日本人選手として、オリンピックで入賞という道はできています。
2020年の東京オリンピックに向けても、今回のリオオリンピックでメダルへの道を3名で切り開いて欲しいと願っています。

放送は8月19日(金)20:00 NHK
なんと、その時間、夢の島ランニングクラブ。
見れるのはレース後半。。。