男子20㎞競歩展望/リオデジャネイロオリンピック | 西田ランニングくらぶのブログ

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NRCコーチの吉澤です。
さて、オリンピックも開幕しまして、夜更かし&早起きの日々が続いています。
注目の種目はたくさんあるのですが、もちろん僕は「競歩」に注目。

まずは男子20km競歩
日本からは
高橋 英輝(富士通)
松永 大介(東洋大)
藤沢 勇(ALSOK)

の3名が出場します。

男子20km競歩世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)が故障のため出場できないとはいえ、これまでのオリンピックの中で一番期待のできるメンバーが揃ったと思います。

持ちタイム的は3選手とも世界ランキングのトップクラス。
記録だけ見れば、3選手ともメダル争い、入賞圏内にいます。

で、実際、リオの暑さ、レース展開でどうなるか。

オリンピックの経験、世界大会でのレース経験豊富な藤沢選手は落ち着いたレースができるのではないでしょうか。どんなレース展開であっても、自分のレースをしてくれそうな予感です。
前回のロンドンオリンピックは18位。昨年の世界陸上は日本人トップの13位。入賞はもちろんメダルも目の前の目標として設定できてるのではないかと思います。

国内でのレースを見てきて、リオ五輪でのレース展開がスローペースからハイペースになったりと揺さぶりの多いレースになったら松永選手に期待。現在、東洋大学4年生ということで次回の東京オリンピックでも活躍が期待される選手です。東京オリンピックでも活躍できるように、思い切ったレース、レースの主導権を握りにいくくらいのレースが見てみたい。

最初からハイペースであれば、日本歴代2位の記録を持つ高橋選手に期待。
自己ベストは1時間18分03秒。
ハーフマラソンに換算すると約1時間22分。
そうなんです。1km4分切ったペースで歩いています。
同じチームで世界記録保持者の鈴木雄介選手の分も頑張って欲しいなと思います。
現在22歳。4年後の東京オリンピックでも期待の選手です。

コースは500mの折り返しの1周1kmのコースを20周。
リズムが作りにくいかなぁという予感もしますが、気持ちを切り替えやすいかもしれません。

歩型違反で失格という可能性はどの選手もあります。
メダル・入賞争いをしようと思ったら、ギリギリのラインで戦う必要がありますので、当然、歩型違反のリスクも高まります。
できたら序盤は集団で行った方がいいかなと。
ラスト勝負に持ち込むと歩型違反のリスクが高まるので、10km前後くらいから集団をしぼるような動きが始まり、15kmくらいからメダル争い・入賞争いがヒートアップするのではないでしょうか。きっと、その中に日本人選手がいるはず!
昨年の世界陸上の50km競歩のように、日本人選手同士で銅メダル争いをする。というような可能性もあります。

それぞれの持ち味を生かして、持っている力を出し切って欲しいと願っています。

放送は日本時間で
☆8月13日(土)1:45-4:10(テレビ東京)
☆8月13日(土)2:25-4:10(NHK BS1)
という、一番眠たい時間帯にLIVEで放送されます。
仮眠して、起きて見るか。気合入れてずっと起きているか。迷うところです。

応援よろしくお願いします!