STRATOVARIUS FOURTH DIMENSION
- Against the Wind
- Distant Skies
- Galaxies
- Winter
- Stratovarius(instrumental)
- Lord of the Wasteland
- 030366
- Nightfall
- We Hold the Key
- Twilight Symphony
- Call of the Wilderness(Instrumental)
- Dreamspace (Live)
フィンランドのパワーメタルバンドの4作目。
バンド名は初代(Dr/Vo)のトゥオモ・ラッシーラがギターのストラトキャスターとヴァイオリンのストラディヴァリウスを掛け合わせて出来た名前だ。
改名前は『BLACK WATER』というバンド名で活動しておりサウンドは『Black Sabbath』や『Ozzy Osbourne』に影響を受けたハードロックだった。
前作はバンドのリーダーであるティモ・トルキ(Gt)がヴォーカルとギターを兼任していたが今作から専任ヴォーカルとしてティモ・コティペルトを迎えた。
このバンドは北欧(フィンランド)の代表的なメロスピ型パワーメタルとして『Sonata Arctica』と共に挙げられることが多い。
サウンドは『Helloween』や『Gamma Ray』のような陽気なパワーメタルというより、明るさもあるが暗く哀愁ただよう雰囲気を感じられるサウンドだ。他のブログでは『ハロウィン』と『Yngwie Malmsteen』を足して2で割った感じのバンドだと紹介されていた。
ドイツのメロスピ型パワーメタル代表が『ハロウィン』ならフィンランド代表は『ストラトヴァリウス』だと個人的に思っている。
今作は後の作品『Visions』や『Infinite』などに比べるとあまり目立たないが中々いいアルバムである。特に1曲目「アゲインスト・ザ・ウィンド」はバンドの代表曲に相応しいポジティブな疾走曲だ。私の中ではこのバンドのTOP10ソングに入る。
2曲目「ディスタント・スカイズ」は飛行機のSEから始まる飛行機恐怖症のことを歌った疾走曲だ。
12曲目「ドリーム・スペース」のライブバージョンは日本盤ボーナストラックだ。
今作でトゥオモ(Dr)とキーボード担当のアンティ・イコーネンが脱退し次回作ではヨルグ・マイケル(Dr)、イェンス・ヨハンソン(Key)という強力なメンバーが加入する。
初期のストラトヴァリウスに興味のあるひとやパワーメタル、メロスピファンの方にオススメだ。
好きな曲ベスト3
Against the Wind
Distant Skies
Galaxies