STRATOVARIUS EPISODE
- Father Time
- Will the Sun Rise?
- Eternity
- Episode
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Speed of Light
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Uncertainty
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Season of Change
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Stratosphere
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Babylon
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Tomorrow
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Night Time Eclipse
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Forever
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When the Night Meets the Day(BONUS TRACK)
様式美、美旋律、テクニカルなギター・ソロ、最強のラインナップになったストラトヴァリウス、待望の5thアルバム、遂にリリース!!
新たな次元に踏み込んだ渾身のニュー・アルバム
フィンランド代表のメロパワ、メロスピバンドの5作目。
今作からイェンス・ヨハンソン(Key)とヨルグ・マイケル(Dr)の実力派2名が新加入。
前任のアンティ(Key)とトゥオモ(Dr)はトルキに解雇された。
イェンスは『YNGWIE』『DIO』等で活躍し、ヨルグは『RAGE』などで活躍。
イェンスはこのバンドのキーボード奏者として今現在も活躍している。
今作はメロスピ好き必聴の「Father Time」「Speed Of Light」といった疾走曲や名バラード「Forever」が収録されている。
1曲目「Father Time」は明るく開放的な疾走曲だ。
ヨルグのパワフルなドラミングがかっこいい。
2曲目「Will the Sun Rise?」と共にシングルカットされた。
4曲目と8曲目はインストで「Episode」は穏やかな曲で「Stratosphere」はネオクラシカルな速弾き曲だ。
5曲目「Speed of Light」は疾走メロスピ曲だ。
1曲目同様ヨルグのパワフルなドラミングが堪能できる。
12曲目「Forever」は叙情性溢れる名バラードだ。
ヴァイオリンとアコギの音、コティぺルトの儚げな歌唱が哀愁と冷たさを漂わせる。
韓国で大ヒットした恋愛ドラマ『初恋』の挿入歌として使用され話題になり、このアルバムの韓国での売り上げが急増したが、他の曲との落差に驚き返品騒動が起った。
総評として疾走曲やバラードの出来は良いが、日本盤ボーナストラックの「When the Night Meets the Day」を含めたミドルテンポの曲が冗長で退屈に感じてしまった。
この問題が改善された次作は、ストラトヴァリウスを代表するアルバムの一つとして評価されることになる。
好きな曲ベスト3
Father Time
Speed of Light
Forever