CIVIL WAR THE LAST FULL MEASURE
2016年リリース 3作目
北欧パワーメタル(スウェーデン)
曲リスト
- Road To Victory
- Deliverance
- Savannah
- Tombstone
- America
- A Tale That Never Should Be Told
- Gangs Of New York
- Gladiator
- People Of The Abyss
- The Last Full Measure
- Strike Hard, Strike Sure (BONUS TRACK)
- Aftermath (BONUS TRACK)
- Hjaltar Ifran Dalarna (JAPAN BONUS TRACK)
北欧メタル内戦勃発!元サバトンのメンバーが新たな戦場へと赴く!
南北戦争三部作テーマの最終章であり、バンドの日本盤デビュー作である。
南北戦争をテーマにしているがコンセプトアルバムではない。
『SABATON』同様歴史をテーマにしているがそれ以外をテーマにした曲もある。
三部作で1番シンセサイザーが目立つ作品であり『SABATON』風な感じもする。
1曲目は理想の新世界を求め戦う戦士たちを歌ったという曲で、戦いという普遍的なテーマを題材にしている。
3曲目「Savannah」は1864年、アメリカ南北戦争時に北軍のウィリアム・シャーマン将軍が実行した焦土進撃作戦「海への進軍」が題材。
4曲目「Tombstone」は1881年にアリゾナ州トゥームストーンであったOK牧場の決斗が題材。
7曲目「Gangs Of New York」は1863年のニューヨーク・ファイブポインツでのギャングの抗争が題材。
10曲目「The Last Full Measure」はリンカーン大統領のゲティスバーグ演説の「last full measure of devotion=戦死した兵士達の最後の完全なる献身」というフレーズがタイトルである。
ボーナストラックの1曲目「Strike Hard, Strike Sure」は日本語解説書を見ても題材が良く分からず、第二次世界大戦(1939-1945)年の英国軍の爆撃機についての曲だと記載されていた。
13曲目は前作「Gods And Generals」のボーナストラック「Knights Of Dalecarlia」のスウェーデン語バージョンであり、このバンドが応援するアイスホッケーチーム、レクサンドIFに捧げるサポーターソングである。タイトルはバンドの本拠地であるダーラナ県のヒーローという意味。
ニルス時代のアルバムの中で1番のおすすめであり、ニルス参加作品の中でも特に好きなアルバムでもある。
このアルバムにてニルスが脱退、次回(4作目)から『ADAIGO』のケリーが新加入。
好きな曲ベスト3
Road To Victory
Tombstone
Gladiator