BATTLE BEAST BATTLE BEAST
2013年リリース 2作目
北欧パワーメタル(フィンランド)
曲リスト
- Let It Roar
- Out Of Control
- Out On The Streets
- Neuromancer
- Raven
- Into The Heart Of Danger
- Machine Revolution
- Golden Age(instrumental)
- Kingdom
- Over The Top
- Fight, Kill, Die
- Black Ninja
- Rain Man
- Shutdown(BONUS TRACK)
未来世界を生き抜け!!
フィンランド産トラディショナルHMバンドの2作目にして名盤。
前作の実力派シンガーニッテが脱退しノーラ・ロウヒモが新加入。
ノーラの声は『Warlock』のドロや『Chastain』のレザーに近いスタイル。
ギタリストのアントンが『ベルセルク』ファンで前作同様曲の題材にしている。
前作と比べキーボードが目立つようになりキャッチャーさが増した。
ジャケットイラストにはストーリーがあり、元々地球で暮らしていた獅子頭のキャラがある時異次元へと迷い込み、機会に支配された未知の惑星に転生しそのサイバー・ワールドで人類の敵で知能を持つマシーン(Heavy Metal Gods)に立ち向かう運命を強いられるという題材である。
1、3、6、14曲目はジャケットイラストについて歌った曲で1曲目「Let It Roar」は謎の女に魅せられ異次元へと迷い込んだ獅子頭のキャラについての曲。
3曲目「Out On The Streets」は獅子頭のキャラの宿命について、6曲目「Into The Heart Of Danger」も獅子頭のキャラについてだがアントンの個人的な経験に基づいた内容らしい。
14曲目「Shutdown」は獅子頭のキャラが人類の救世主となり電脳戦でロボット軍団に反撃していくという内容である。
2、8、9、11曲目が『ベルセルク』を題材にした曲で、狂戦士をタイトルにした「Out Of Control」、黄金時代編がタイトルの「Golden Age」、ミッドランド王国とグリフィスの野望について歌った「Kingdom」、主人公ガッツの生き方を歌った「Fight, Kill, Die」だ。
4曲目「Neuromancer」はウィリアム・ギブスンのSF小説「ニューロマンサー」が題材。
10、13曲目は映画が題材で10曲目は映画「Over the top」13は「Rain man」が題材。
このバンドの作品で1番好きなアルバムであり私の中では傑作である。
『Warlock』のドロや『Chastain』のレザーが好きな人にもおすすめ。
好きな曲ベスト3
Let It Roar
Out Of Control
Neuromancer