親が関わる就活へ… | 村上豊彦の就活ブログ!!!

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村上豊彦が就活や大学生活などに関することを書き連ねていくブログです。ほぼ自分用メモ。

皆さんは、就職活動の際、誰かへ相談しますか?近年は就活生が就職先を決めるのに、親の意見が大きく関わっているそうです。

ある企業の人事担当者の方は、内々定の受諾後に親へ報告するのが普通だった昔に比べ、最近は選考段階から親へ相談する子が増えたといいます。不況だといわれている今の時代、安心して子を働かせることのできる企業という点が重要になっているのです。

某就活情報共有サイトで、2018年卒の就活生を対象に、就活についてだれに相談するかというアンケートを取ったところ、1番多かったのが「友人」で、その次に「母親」が多かったそうです。相談にについてどんなことを言われたかというと、励ましの言葉が多数。聞かれたことの中には、一部上場であるか、事業内容の安定、勤務地、さらには公務員になってといわれた就活生も。


過保護な親に人事の方が驚くことも珍しくないようで、企業に親が現れたり連絡してくることがあるそうです。内定者の親からあいさつに伺いたいと連絡があったが、断ったというエピソードも。
親の影響が大きくなっていることは無視できないので、対策をとっている企業も増えています。内々定以降に、自社製品を手紙と共に送付したり、親御様向け資料を配布したり、代表取締役のメッセージを花とともに送るなど、企業により様々です。ですがこれらを行っているのは、全体の2割ほど。検討中の企業もあれば、必要ないと考えている企業もあるようです。採用担当から、親の影響を考え理解する必要があると相談しても、経営者に必要ないといわれたというエピソードも。採用担当以外がこれを理解するのはまだ難しいようです。

時代が変われば、就活も変わる。今後日本の就活事情はどのようになっていくのでしょうか…。