このブログは退職後、友人や知人に近況をお知らせするものです。
手術のため暫く休養していましたが何とか復活できました。
大分時間が経ってしまいましたが中途半端で止まっていたブログを再開します。
最新記事はようやく2019年になりました。何時になったら現在に追いつけるのかわかりませんがリアルタイムになるよう頑張りますので宜しくお願いします。
出発当日となり、ニイちゃんの彼氏にスワンナプーム空港まで送ってもらった。ニイちゃんの友達は自分で飛行機に搭乗するので合流は機内となった。チェックインカウンターで航空券を受け取り、保安検査場でセキュリティチェックを無事済ませ、出発時間まで搭乗口にて待機した。いよいよ搭乗となったが、ニイちゃんの友達は一向に現れる気配がない。搭乗して座席に落ち着いたがまだ現れないのでニイちゃんに連絡してもらうともう直ぐ搭乗するらしい。ニイちゃんの友達は出発間際に乗り込んできた。通常国際線に搭乗する場合は出発の2時間前にチェックインカウンターに並ぶのだが、ニイちゃんの友達は1時間前に来たようだ。1時間前では空港が混んでいると出国手続きに時間がかかり、搭乗時間に間に合わないことがあるので余りお勧めできないが、何とか間に合ったので胸を撫で下ろした。出発すると直ぐに消灯となり、挨拶もそこそこに到着まで眠って時間を過ごした。LCC航空は料金が安い分、機内食や水も全て有料で座席前のモニターもないので映画を見て時間をつぶすことも出来ないため、寝るしかないのだ。何度か目を覚ましたがそれなりに睡眠も取れ、成田空港には予定通り早朝に到着した。入国審査は日本人と外国人で窓口が違うため、ニイちゃんの入国審査に立ち合う事は出来ない。ニイちゃんは不安そうだったが、入国カードや税関申告書は機内で記入済なので問題ない筈だ。ニイちゃんの友達は外国旅行の経験があるようなのでそれ程心配することもないだろう。ニイちゃん達も無事入国審査を終え、機内に預けた手荷物も受け取り、税関検査を済ませ、日本に入国した。これがニイちゃんの記念すべき日本初来日となった。トイレ休憩を済ませるとレンタカーで今日の宿に向かった。レンタカーは彼女達が滞在の期間中借りるので成田空港→東京→伊東→東京→成田空港と廻る予定だ。
日本行きの飛行機はスカイスキャナー(格安航空券検索サイト)で検索してAirasiaを中国の代理店Ctrip(現trip)経由で予約した。出発の3週間前になって代理店から私のチケットのみフライトキャンセルの通知が来た。オーバーブッキングのため、キャンセルされたようだ。予約の再申し込みはチケットを購入した代理店経由でなければ出来ないとのこと。AirasiaはLCC(格安)航空会社なので何席かの予約キャンセルが出ることを予測して予約を定員より多めに取るので、時々このようなことが起きる。格安航空なので仕方ないが、よりにもよってニイちゃんと一緒のフライトでこれが起きるとは。出発まで3週間しかないのでどうすればスピーディに代理店に連絡してフライトの変更を申し込めるかわからずネットで代理店への連絡方法を検索してみた。検索の結果、この代理店の場合はメールでのやり取りにはかなり時間がかかるのでTwitter(ツイッター)で連絡すると比較的早く対応してくれるらしい。焦った私は急いでTwitterアカウントを作成し、代理店にフライトの変更を依頼した。この時、ニイちゃんのフライトも一緒に変更するように頼んだ。なお、この辺のやり取りは全て英語となるのでgoogle翻訳で行った。フライトの希望日を7月31日とし、出発が一日ずれたのでタイ帰国便も一日遅れのフライトをリクエストした。5日後に出発便・帰国便ともフライト変更が出来たとの連絡があった。不運から幸運へ急転直下の展開に胸を撫で下ろした。通常、LCC航空はフライトの変更は出来ないのだが、今回のように航空会社の都合でフライトをキャンセルされた場合はフライトの変更が出来る。もちろん航空会社の都合でフライトをキャンセルされた場合にフライトの変更をせずそのままキャンセルを受け入れる場合は返金される。この後、ニイチャンが友達も一緒に行きたいと言ってきた。航空券は友達が負担するというのでOKした。フライトキャンセルも解決し、ニイちゃんに日本入国カードや税関申告書の記入方法をレクチャーしながら帰国までの数日を過ごした。
チャイロート達との旅行も終わり伊東でのんびりしていたが、梅雨が近づいて来たのでタイに戻った。日本が寒い時や梅雨のじめじめした季節はタイ、タイの暑い季節は日本と二拠点生活はなかなか快適だ。タイに戻ると早速ニイちゃんが訪ねてきて10階にいい部屋が賃貸で出ているので見学してみないかと言われ、早速見に行った。10階の部屋は海側なので眺望もよく、部屋も綺麗だった。今の部屋(7階)は眺望も良くないがそれにも増してオーナーが何かにつけて対応が遅く不満が溜まっていたので二つ返事で借りることにした。家賃は1000バーツほど高いが15階の部屋よりも2000バーツも安いので問題ない。これでシラチャプレイスを四回引っ越しすることになった。引っ越しと言っても家具付きのアパートなので身の回りの物を段ボールに詰めて移動するだけだ。引っ越しは例によってニイちゃんが全てやってくれたので、私は身ひとつで移動した。引っ越しが一段落するとニイちゃんとニイちゃんの彼氏が焼肉トラで引っ越し祝いをしてくれた。食事代はいつもの通り彼氏が出してくれた。お返しにニイちゃんにはいつもお世話になっているので日本に招待した。飛行機代と宿泊費は私の負担、お土産などは自己負担とした。ニイちゃんは是非行きたいと彼氏と相談の結果、OKが出た。日程は私の帰国に合わせて7月30日深夜出発とし、8月13日まで滞在と決定したので早速チケットを予約した。後日、一人では不安なので友達も一緒にいいですかと相談があった。友達の飛行機代は本人負担という条件だったのでOKした。
いよいよ彼らがタイへ帰国する日となった。朝、ホテルのロビーに集合して荷物を積み込み成田空港まで彼らを送った。レンタカー返却のため、私とチャイロートは成田空港からレンタカー会社に向かい、料金を精算した後レンタカー会社に成田空港まで送ってもらい、空港で彼らと合流した。空港で慌ただしくチェックインを済ませると彼らは保安検査場へ。保安検査、出国手続きも無事に済み、彼らは搭乗口へ向かう。長かった彼らとの東北旅行もこれで最後となると感慨深い。エスカレーターで搭乗口に向かう彼らに、ガラス越しに最後のお別れをした。皆、満面の笑みで手を振ってくれたのできっと今回の旅行を満足してくれたのだろう。4月11日~21日まで11日間、大きなトラブルもなく全行程2149kmを無事走破し、彼らも十分日本を堪能してくれたようだ。彼らを見送った後、私も伊東に帰宅した。
成田山新勝寺から参道へ抜ける手前にお稲荷さんがあった。商売繁盛、開運成就のご利益があると言われている。タイ人には狐の神様は珍しいらしく色々と質問されたので日本人の古くからの信仰である八百万の神の概念を説明した。どこまで理解してもらえたのかは分からないが込み入った説明は面倒なので次の質問が来る前に先を急いだ。参道に出るとお土産物屋や食堂が軒を連ねている。土産物屋では達磨や招き猫など福を招くものが売られていたが、何故か彼らはこの置物に興味を示していた。店先で興味深く眺めているので近づいたら鰻屋だった。ウナギの串打ちをしているのが珍しいので眺めていたようだ。夕食も近づいてきたので鰻を食べるか確認したが値段を見てやめておくと言われた。思ったよりも高かったのだろう。もちろん写真撮影にも余念がない。参道を背景にスナップ写真の撮影。民芸品店の前で一枚。成田山参道も一巡りしたのでAEONで最後の買い物をした。いよいよ明日は彼らが帰国する日だ。帰国便は朝出発なので日本での観光はこれで最後となる。十分満足してもらえたのか一抹の不安はあるが全力でガイドを務めたので私自身は充足感がある。旅行は最後まで気を抜かずに無事彼らをタイまで送り届けたいと思う。
佐原から40分程で成田山新勝寺に到着した。まずは総門前で写真撮影。総門を潜り抜けて境内に入るとクコの実など健康に良い雑穀や珍味を売っていた。私が興味を示すと売り子が説明を始め、チャイロート達も集まってきた。チャイロートが売り子の説明を通訳し、耳を傾けるタイ人達。クコの実は杏仁豆腐の上にちょこんと載っている赤い果実で、中国では古くから「不老長寿の薬」とされ、世界三大美女のひとり、楊貴妃も毎日食べていたらしい。オンさんが私とチャイロートのお母さんはクコの実を買った方が良いと薦めてくれた。多分、老い先みじかい二人だからなのだろう。売り子が熱心に説明してくれたが彼らは買う気配がなかったのでので申し訳なく思い、私がクコの実を二袋購入した。仁王門階段下で記念撮影。階段を上り仁王門にむかう。仁王門下で仲良しコンビの撮影。仁王門を抜けると大本堂と三重塔がある広場に出た。三重塔の前でポーズを決めて一枚。大本堂にはご本尊の不動明王が祀られている。成田山では毎年豆まきが行われるが、「鬼は外」は言わず、「福は内」のみを言うのが習わしとなっている。その理由は不動明王の前では鬼も改心するからだそうだ。そんな大本堂も夕方4時には閉まってしまい、参拝客も少なくなってきた。そろそろ撮影も終わりかと思いきや、彼らはどんな場所でも撮影ポイントを見つける。閉じた大本堂の扉の前で一枚。タイ人には珍しい光景は必ず撮影する。彼らにこれは何かと尋ねられた。墓参りの時に使用する手桶だと説明するか迷ったのだが、昔の防火設備だと説明しておいた。一通り境内での撮影も終え、先に進んだ。
この後の予定は牛久の大仏、水郷の街佐原、鹿島神宮、成田山新勝寺などを計画していたが時間の都合で牛久の大仏と鹿島神宮は割愛した。まずは水郷の街佐原に向かった。佐原を計画に入れたのは2013年にタイ国内で公開されたコメディ映画で佐原がロケ地となり、タイ人観光客が殺到するようになったとの記事を見たので予定に組み込んだ次第だ。しかし実際に行ってみると彼らはポカンとしており、何故ここに来たのか聞いてきたので、映画の話をしたらその映画のことは知らない言われてしまった。仕方ないのでその映画ロケに関する情報を入手しようと佐原の観光案内所に寄ったが要領を得ず、彼らも興味なしと言うことで佐原は観光せずに次の目的地成田山新勝寺に向かった。
霞ケ城公園から今日の宿泊地(日立)まではは2時間ほど掛った。市内に入ると夕方の渋滞に引っ掛かり、全く動かなくなってしまい、通りすがりの回転ずしにて渋滞解消まで夕食を摂って待つことにした。彼らは寿司も大好物だ。もの凄い勢いで注文をしたので、一挙に注文が届き、皿が机をはみ出す事態となってしまった。食事も満足してくれたようなので宿に向かった。今日の宿、うのしまビラ(日立)は目の前にビーチが広がるペンションだ。旅も終盤になるとホテルや旅館も飽きてきたので少し目先の変わった所でペンションを選んでみた。このペンションはサーフィンを楽しむ若者が宿泊する宿のようだ。翌朝は早朝から撮影タイムとなった。しゃれた建物にテンションの上がる一行。チャイロートが構図を決めてパチリ。チャイロートも後ろ姿でポーズを決めてパチリ。朝食は朝日の差し込む食堂でゆっくりと頂きました。朝食も終わり、今日の目的地、ひたち海浜公園に向かった。
青葉城の次は桜の名所を予定している。東京をスタート時は見頃を迎えていた桜も北上するにつれて7分咲き、5分咲きとなり青森では蕾に戻ってしまった。しかし青森から南下し始めると桜前線の北上と相まって開花が進み、ここ仙台では見頃となっていた。仙台は桜の名所が多いので迷った末、白石川沿いの千本桜に向かった。白石川の千本桜は全長8kmにも及ぶ桜回廊が有名で、川沿いをドライブしながら花見を楽しむことが出来た。しかし車を停める場所が見当たらず、ようやく回廊の端に車を停められるスペースを見つけて駐車することが出来た。暫し車を停めて撮影タイムとなった。それぞれ仲の良いもの同士がペアを組んで撮影。もう少しゆっくりしたかったのだが、良い撮影ポイントがあっても駐車スペースが見つからず、ここは断念して次の目的地、福島の霞ケ城公園に向かった。霞ケ城の正式名称は二本松城と言い、紅葉の名所としても有名なのだが、桜も見事らしい。白石川の千本桜は見頃を迎えていたが、果たして霞ケ城の開花状況はどこまで進んでいるのだろうか。霞ケ城公園に到着した。霞ケ城公園の桜は丁度満開で、時折風に吹かれた花ビラがひらひらと舞い、余りの美しさに我々は上を見上げてポカンと口を開けていた。時折風が強く吹くと花びらが乱舞して幻想的な景色となった。彼らがここぞとばかりにシャッターを切っていたのは言うまでもない。オンさんファミリーと撮影。チャイロートファミリーは銅像の前での撮影。坂道などでは膝の悪いチャイロートのお母さんを気遣って必ず誰かがサポートする。今回はポム(オンさんの夫人)さんが手を引いていた。天守閣跡にて記念撮影。満開の桜を満喫した後は今日の宿泊地日立に向かった。
青葉城へは瑞鳳殿から12、3分で到着。伊達政宗の居城として築かれた青葉城は正式名称を仙台城と言い、現在では城は解体され跡地は青葉城公園となっている。まずは騎馬像の前で記念撮影。騎馬像からは仙台市内が一望できる。騎馬像以外にはあまり撮影ポイントはなかったが、それでも彼らは撮影ポイントを探してはシャッターを切っていた。両翼を広げた鷲の像の前で記念撮影。後で調べたら鷲ではなく鳶(とび)だったが、素人にはその違いはよく分からない。青葉城公園に隣接する護国神社は朱色の綺麗な建物で写真映えするので何回もシャッターが切られていた。朱色と桜と紫とチャイロートの緑色のコントラストが美しい一枚。最後に護国神社前で集合写真を撮影。このような集合写真を撮影するときは概ね、チャイロート夫人のヌイさんがカメラ係を務め、チャイロート自慢の一眼レフカメラを向けることはほとんどない。その辺りは役割分担が出来ているのか、それとも単にチャイロートが亭主関白なだけなのかは分からないが夫婦仲は円満なようだ。もちろんここでも入館料が必要な本丸会館(青葉城資料館)は観ずに次の目的地に向かった。
今日はチャイロートの希望で伊達政宗の騎馬像を見に行く予定だ。チャイロートからはこの写真を見せられ、ここに行きたいとのみ告げられた。調べてみると青葉城にある伊達政宗像と分かった。まずは伊達政宗の霊廟、瑞鳳殿に向かった。瑞鳳殿は青葉山城の麓にあり、ホテルからは30分程で到着。30台ほど収容の駐車場は朝早かったこともあり空いていた。瑞鳳殿に向かう途中、坂道を上り階段になる手前で如何にも日本的な風景があったので記念撮影。ここは伊達家の菩提寺、瑞鳳寺だった。何となく入りずらい雰囲気だったので、境内には入らず先を急いだ。瑞鳳殿は長い階段を昇った先にある。膝が悪いチャイロートのお母さんには厳しいかなと思ったが、階段下にあった杖を拝借して何とか登り切った。杖は階段の昇り降りが辛い人が無料で使用出来るようようだ。ようやく階段を上り瑞鳳殿に辿り着いたが、ここでも観覧券を購入しなかったので瑞鳳殿の境内や資料館には入れず、瑞鳳殿の入口にて写真撮影を楽しむだけだった。瑞鳳殿は伊達政宗公の霊廟として建てられたが太平洋戦争時の空襲により焼失し、現在の建物は1979年に再建されたものだ。瑞鳳殿での撮影も終わり駐車場に戻ったが、ここで異変が発生。何とチャイロートが疲れてしまい、オンさんのマッサージを受けることになったのだ。長旅の疲れが出たのだろうか。暫くマッサージを受けると元気を回復したので、次の目的地、青葉城に向かった。
うのしまビラから1時間ほどでひたち海浜公園に到着。ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市にある大変広い公園で東京ドームの46倍もある。入園すると園内をどうやって効率よく見学するのかをチャイロートと相談した。選択肢は①歩く②レンタルサイクル③シーサイドトレインの三択だが、徒歩とレンタルサイクルはチャイロートのお母さんの膝が悪いので却下。必然的に残る選択肢のシーサイドトレインに即決。シーサイドトレインは園内を周遊する乗物で各バス停で乗降り自由なので自由気儘な彼らにうってつけだ。シーサイドトレインに乗り込むとほぼ満席となり、すぐに出発となった。車窓からの景色を楽しみながらチャイロートとどこで降りるか相談した。余りゆっくりとは出来ないので一番の見所、みはらしの丘(7番目の停留所)にて下車することにした。みはらしの丘はネモフィラの花が丘一面を染め、多くの観光客が丘の頂上を目指し混雑していた。もちろん彼らは混雑を嫌って丘には登らず、丘の麓で写真撮影となった。麓には菜の花が咲き乱れネモフィラのコントラストが美しい。彼らは思い思いに撮影ポイントを決めてはシャッターを切る。夫婦で。家族で。おこぼれで私も両手に花。撮影を堪能した一行はネモフィスの丘とも別れを告げ、次のエリアに向かった。次のエリアにはネモフィスと菜の花に挟まれながら徒歩で移動した。次のエリアはレストハウスやキッチンカーのある休憩スペースだった。丁度お腹も空いてきたのでここで昼食となった。各自好きな食べ物を物色。レストハウスでもメニューを確認し、各自好みの料理を購入。空いてるテーブルがなかったので、芝生に座って各自が購入した料理を少しずつ分け合って食事を摂った。食後に辺りを散策しているとペット連れで入園している人が結構いることに気付いた。ひたち海浜公園はペット同伴OKの公園なので愛犬家などには人気が高いのだろう。食事も終わり、写真を撮りながら次のエリアに移動。スタート地点の「プレジャーガーデン」エリアに戻ってきた。スタート時は慌ただしくシーサイドトレインに乗車し、プレジャーガーデンをゆっくり鑑賞する間もなかったが一通り園内を巡った後なので最後はゆっくりと撮影を楽しんだ。ポーズを決めて一枚。カラフルな花畑を背景に一枚。花には詳しくないがあまり見たことのないチューリップなので一枚。一行はひたち海浜公園に満足してくれたようなので次の目的地に向かった。
仙台までは夕方のラッシュアワーで渋滞していたため、1時間30分程かかってしまった。今日の宿はこのホテルは三井アウトレットパークのすぐ近くなので選んだ。今回の旅行で彼らからのリクエストは神社・仏閣とタイでは見ることがない日本の風景や文化、雪に桜、そしてショッピング。特にショッピングは女性陣のたっての希望で、これがないと奥様方から反乱のが起こるので絶対に外してはならないとチャイロートから厳しく言われていたがまだ行っていない。予定では軽井沢で行く予定だったが時間の都合で実現で出来ず、旅の終盤になり最後のチャンスと思い、三井アウトレットークパーク仙台港店に行った。女性陣はここぞとばかり、各店を巡りショッピングに余念がない。私は特に買いたいものもなかったが彼らのショッピングに付き添う中、アディダスのシューズを半額で売っていたので購入した。普段ブランド品はあまり買わないのだがディスカウントで安かったのと彼らの買い物熱に煽られてついつい買ってしまったがこれは大正解だった。履き易く歩き易いので今では私の愛用の靴となったいる。しかし、いつまでもショッピングが続くので私は一人、広場のベンチでスマホを見ながら暇つぶしをして買い物が終わるのを待った。ようやくショッピングも終わり、ホテルに戻った。
毛越寺から10分程で厳美渓に到着。厳美渓は渓谷美と渓谷沿いの桜の名所なので毛越寺とどちらにするか迷った末、毛越寺を選んだのだが毛越寺は思いの外、短時間で終えたので時間調整も兼ねて寄ってみた。日本は何処に行っても観光名所が多いのだかタイ人に喜ばれる名所や景勝地となると何処に案内したらよいのか迷う。タイ人は神社、仏閣が好みかと思えばそうでもないようで、中尊寺や毛越寺では拝観料を払ってまで見たいとはならないようだ。そうかといって費用を抑えて最小の予算で観光しようと思っているわけでもなく、焼肉やステーキなら連日でもOKなのだ。これには私の知識不足もあって神社、仏閣の由来や魅力をうまく伝えられていないことが要因なのだろう。と言う訳でここ厳美渓は果たして興味を示してくれるのだろうか。厳美渓は満開の桜とまではいかなかったが、それでも桜を楽しむことが出来た。渓谷沿いの桜とエメラルドグリーンの渓流を鑑賞しながら辺りを散策。またも説明下手を露呈してしまった。厳美渓名物の郭公(かっこう)だんごの由来や面白さを説明できずだんご一皿500円とのみ伝えたため、全く興味を示さず、いつものように写真撮影に終始されてしまった。郭公だんごとは対岸のお店から、川の上に張られたロープに下がる籠にだんご代を入れて木槌を鳴らすと、籠が店側に引き上げられ、代わりに注文しただんごとお茶が降りて来ると言う「空飛ぶだんご」として有名で、日本人ならそれなりに感動してもらえるのだが、彼らにうまく伝えることが出来なかった。それでも厳美渓の渓谷美には満足してくれたようで盛んにシャッターを切っていた。私の説明では厳美渓の魅力を伝えられなかったが、それでも桜と渓谷美を満喫した一行は今日の宿泊地、仙台に向かった。
そろそろお腹も空いてきたので昼食にしようと中尊寺近くの蕎麦屋に行った。それぞれが好みのそばを注文した。メニューにわんこ蕎麦があったので、盛岡では食べられなかったわんこ蕎麦をここで食べられるとは思わなかったので私とチャイロートでオンさんに勧めてみたら食べてみたいと言うので注文した。しかし、ここのわんこ蕎麦はyoutubeで見たわんこ蕎麦のようにお給仕さんが一杯ずつお椀に蕎麦を投げ込むのではなく、最初から12杯をセットで出てきたものを一人で自分のペースで食べるだけだけなので私が思っていたものとは大分違った。オンさんはわんこ蕎麦は味が単調なのですぐに飽きが来てしまい、天婦羅を追加注文したが半分ほど食べて、残りは我々で食べてくれとギブアップしたので勧めた責任もあるので私とチャイロートで食べた。わんこ蕎麦は勢いで食べるものなのでオンさんが食べ飽きてしまったのはよくわかる。私も既に天ぷら蕎麦を食べた後で食べるのはつらかった。食事が終わって毛越寺(もうつうじ)に向かった。毛越寺ではあまり時間がなかったので本堂前での写真撮影のみとなった。撮影後、すぐに次の目的地厳美渓に向かった。
夏油高原スキー場を後にした一行は次の観光先の中尊寺に向かった。1時間程で中尊寺に到着。車を本堂近くの坂の上駐車場に止めた。この駐車場は本堂まで最短で行けるらしい。駐車場を出て階段を昇るとすぐに本堂の近くに出た。チャイロートに本堂や金色堂の中に入るには拝観料が必要だと言うと何が観られるのかと尋ねられたので金色のお寺と金色の仏像を見ることが出来ると説明すると金色のお寺や金色の仏像はタイにも沢山あるので珍しくないから拝観料を払ってまで見る必要はないと却下された。と言う訳で中尊寺では中には入らず外からの写真撮影だけとなった。金色堂前の階段にて。とは言え、拝観料は払わずとも見所や撮影スポットは幾らでもある。藁ぶき屋根と桜の取り合わせはいかにも日本を感じるらしく、盛んにシャッターを切っていた。金色堂の脇にひっそりと建っている松尾芭蕉像を素早く見つけたオンさんが早速写真撮影。奥の細道や松尾芭蕉を知る筈もないオンさんだが、撮影ポイントは見逃さない。句碑には松尾芭蕉がここで、「五月雨の降(ふり)のこしてや光堂」と詠んだとある。中尊寺の奥には白神神社があった。お寺と神社が共存しているのもいかにも日本らしい。拝観料は勿体ないと却下したのに白神神社ではお賽銭をあげていたのでケチと言う訳ではなく、単に合理的なのだろう。中尊寺を一巡りしたので駐車場に戻った。
朝食後、夏油高原スキー場に出発した。宿から12~3分ほどで到着すると早速コースの申し込みをした。本来は10時からなのだが30分早くスタートしてくれることになった。当初はチャイロートのお母さんを除く6人で申し込んだが、生憎と一台が故障しているので5人しか体験できないことがわかり、私が辞退して5人での申し込みとなった。体験コースは30分後にスタートするのでそれまでの間、ロッジ内の施設を見学して時間を過ごした。時間になったので集合場所に向かった。インストラクターからスノーモビル操縦の説明を受け、スタート前の少し気緊張気味のタイ人達。所要時間は50分ほど、スノーモビル専用コースなのでスキーヤーと交わることもなく、初心者でも安全なようです。チャイロートも運転に慣れて「グッド」ポーズが出るほどの余裕です。体験コース終了後は緊張感も解けて撮影タイムとなりました。スノーモビル体験の後はゴンドラに乗って山頂の雪景色を堪能します。タイにはない雪景色に写真撮影にも熱が入ります。普通ならスノーモビル体験をした後はスキーを楽しむのだが、今回はスキーなしのスキー場となった。これだけ立派なスキー場なので娘達二人だけでもスキーを楽しんたら良いのにとも思うのだが、昨年の志賀高原でのスキー体験でオンさん達大人はスキーには余程懲りたようなので致し方ない。多分、オンさん達大人(40~50歳台)は慣れない運動で筋肉痛が酷かったのだろう。『タイ人が来たー!桜とスキー編⑩』私が後続のタイ人家族を長野駅に迎えに向かっている間、志賀に残ったチャイロート達にはスキーを楽しんでもらった。インストラクターの先生に付いて初めてのスキー体験。…ameblo.jpしかし、スキーはしなくても大満足の夏油高原スキー場であったことは間違いなさそうだ。雪景色も満喫した一行は予定の時間となったので夏油高原スキー場を後にした。
浄土ヶ浜遊覧船での観光も終わり、次はチャイロート達の希望でスノーモビルを体験する予定だ。この時期(四月)は東北といえども多くのスキー場は営業を終了しているので探すのに苦労したが、夏油高原スキー場にてスノーモビルの体験ができるようなので、次の目的地夏油高原スキー場に向かった。浄土ヶ浜から夏油高原までは157kmあるので途中、遠野のドライブインにて休憩。このドライブインは運が良ければSL列車も見られる撮影スポットのようなので、盛岡のわんこそば体験とどちらにするか迷った末、選んだが生憎くタイミングが合わずSL列車の撮影は出来なかった。運が良ければこの橋をSL列車が通過するのだが、撮り鉄てもないので一時間後のSL列車通過を待つことなく今日の宿に向かった。実はこのSL列車2023年6月11日に運行(ラストラン)を終了したそうです。撮り鉄ではないが写真マニアであることに変わりはなく、ここでも撮影には余念がない。今日も安定の一枚を撮影した。そろそろ昼食にしよう思いとチャイロートに何を食べたいか尋ねたらオンさんと相談の上、焼肉をリクエストとされたので北上市の焼肉やまとにて昼食となった。昼食を済ませると今日の宿、入畑温泉に直行した。まだ、時間は早いが慣れない山道(雪道)のドライブなので昼間の内にチェックインを済ませ、夕食は街(北上市)に下りて摂ることにした。幸いしっかり除雪されていたので危なげなく運転出来た。夕食は和かなというステーキハウスにした。これで何回目の牛肉料理かわからないが、本当に牛肉好きのタイ人達だ。食事に満足した一行は近くのスーパーで食後のデザートを買って宿に戻った。明日は朝早く出発するので早めに就寝した。
腎臓腫瘍摘出手術のため、入院しました。つきましては暫くの間、当ブログの更新が行えません。体調が良くなればになれば再開したいと思います。
次の予定は龍泉洞だったが今からでは営業時間に間に合わないので割愛して本日の宿、浄土ヶ浜パークホテルに向かった。北山崎から1時間ほどで浄土ヶ浜パークホテルに着いた。この宿は以前から一度は泊まってみたいと思っていたので今回、チャイロート達の旅行日程に併せて組み込んでみた次第だ。三陸海岸の奇岩観光とウミネコの餌やり体験を楽しめる浄土ヶ浜遊覧船の船着き場からも近いし、久しぶりに豪華な夕食も期待して予約した。翌日の観光スケジュールからカモメの餌やり体験が出来るのできっと喜んでもらえるだろうと思い、企画した。また、青森はビジネスホテので久しぶりに豪華な夕食も期待して予約した。早速、夕食前に温泉を楽しんだ。翌朝も朝食前に露天風呂を楽しむ。朝食後、さっそく浄土ヶ浜遊覧船に乗船。遊覧船の模様はyoutubeでご覧ください。浄土ヶ浜の遊覧船เดินทางไปยังภูมิภาค Tohoku ของญี่ปุ่นการให้อาหารนกนางนวลจากเรือสำราญที่ Jodogahama Seagullタイ人が浄土ヶ浜の遊覧船に乗ってカモメの餌付けを体験しました。เดินทางไปยังภูมิภาค Tohoku ของญี่ปุ่นการให้อาหารนกนางนวลจากเรือสำราญที่ JodogahamaSeagull Feeding JODOGAHAMA 2019 springyoutu.be