肉は食べた方がよい?食べない方がよい?
本屋さんで「肉は食べるな」という本の隣に「肉を食べなさい」
という本が並んでいました(笑)。
巧妙な戦略にのせられて(笑)両方買ってしまいましたが、
どちらの主張も自信たっぷりなので、迷っている方も多いのではないでしょうか。
基本的なことは、私たちのからだのつくりを見るとわかります。
例えば、歯の構成をみると「臼歯20本、切歯8本、犬歯4本」の計32本。
60%を占める臼歯は穀類のように擂りつぶす食べものに向き、
25%の切歯は野菜を食べる草食動物の歯です。
残る15%が犬歯で、魚や肉を食べる肉食動物の歯ですから、
食べものはこの比率で食べるとよいことを、からだは教えてくれているのです。
だから、肉はまったくダメということではなく、
摂り過ぎなければよい、というふうに考えたらいかがでしょうか。
江戸時代の観相学の大家である水野南北さんも
「過度の肉食は身を損ねるが少量なら良い」と述べていますし、
「養生訓」を著した貝原益軒さんも同じ考えのようです。
「肉を食べてはいけない」と言う人も「肉を食べなさい」と言う人も、
それぞれ自らの経験から自信を持ってお勧めしているのでしょうが、
どんな氣持ちでその食材と向き合うか、という「こころの在り方」も
ずいぶんと大きなウェイトを占めているように思います。
108歳で天寿を全うした蟹江ぎんさんの大好物はフライドチキンだったそうですし、
4姉妹の娘さんたちも皆、肉がお好きだそうです。
また逆に、京都府綾部市で自給自足の暮らしをしている若杉友子さんは、
肉はいっさい食べず、とてもお元気です。
今年76歳になるそうですが、毎日の畑仕事に加えて
講演会や料理教室で全国をまわるというハードスケジュールを長年こなしていらっしゃいます。
新聞も眼鏡なしで読めるし、白髪もほとんどない。病院にも行ったことがないそうです。
「自らの経験を基にした信念体系が強くなればなるほど、
からだに及ぼす食材の影響も大きく左右される」ということでしょうね。
ちなみに私は、
人間とはなるべく遠い存在のものをいただくことが理に適っているように思うので、
4本足より2本足(鳥類)、さらに1本足(キノコ類)、
そして足のないもの(穀類、野菜、海藻、果物)という基準で考えています。
遠い存在をいただいた時の方が、からだに自然と馴染む感じがするのです。
「美味しい!」と、からだに馴染む感じがしたら、それはからだが喜んでいる証拠です。
肉を食べてからだが喜んでいると感じる人は
「美味しい」と思える量の範囲でいただけばいいし、
まったくからだが受け付けない人は、別な食材が必要な栄養素を補ってくれるでしょう。
自然の中で生かされている私たちだからこそ、
同じ自然界の仲間である存在にも敬意をはらって、
こころとからだが喜ぶ生き方をしたいものですね。
参考文献『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス) 星澤幸子・鳴海周平 著
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