『「目に見えない世界」との付き合い方』

ほんの20年前までは、

「なんか、
　アヤしいんじゃない？」

と思われていた
「目に見えない
（スピリチュアルな）世界」

まあ、今も
アヤしい人はいますが（笑）

「そんな世界もあるかもね」

くらいの、ゆる〜い
受けとめ方の人が
増えたように思います。

今から30年前、
まだ高校生だった頃に、
「ヒーリング」という、
心身のエネルギー調整をする
仕事に携わっていました。

薬を用いるわけでもなく、
患部に触れるわけでもなく、

ただ淡々と
エネルギーを相手の方に
送り続けるだけなのですが、

皆さん、不思議と
スッキリして帰られます。

ただ、10人のうち
2~3人くらいは、数日後に
また元の状態に戻ってしまい、

何度もヒーリングを
繰り返すことになる方も
いらっしゃいました。

「どうして、何度も
　同じ状態に戻るんだろう？」

そう考えながら、
ヒーリングを続けているうちに
ふと、湧いてきたのが

「気づきのきっかけ」

という言葉。

「こころやからだなどに
　あらわれたなんらかの
　状態は、すべて内なる
　自己からのメッセージ」

「内なる自己」は、

「創造主の分け御魂」

としての自分自身。

「創造主」は、

「偉大なる何ものか」

「自然界の摂理」

「宇宙の法則」

と、言い換えても
いいかもしれません。

その
「自然界の摂理」や
「宇宙の法則」と、

地球限定である
「こころとからだ」
という「地球服」に

なんらかの「ズレ」
が生じた場合、

その「ズレ」の原因を
気づかせてくれるものが、
心身の不調などの
さまざまな「悩み」
となってあらわれるようです。

ヒーリングをしても
同じ症状が
繰り返されてしまうのは、

「気づきのきっかけ」

としてあらわれているものを

「ヒーリングで
　一時的に調整していただけ」

だったからなんですね。

例えば、
自然界にはない「所有」という
概念に、執着が生じた場合などもそう。

　⇒ コチラの過去記事

このことに気づいて以来、
「ヒーリング」
という仕事からは
少しずつ、距離を置いて
いくことになるのですが、

「目に見えない世界」
との付き合い方にも
同じようなことが
言えるんじゃないかなーと思います。

「心の支え」
として、日々の生活に
取り入れていくのであれば、

「目に見えない世界」は
感性を豊かにしてくれる
地球生活の「彩り」となるでしょう。

でも、それが
「依存」になってしまえば、

「内なる自己」から
気づきのきっかけが
与え続けられることになるかもしれません。

こころやからだの状態、
日常生活の出来ごとなどを通じて
「内なる自己」から
さまざまなメッセージが
届けられているのでしょうね。

だから、本来は
「目に見えない世界」に、
あまり関心を持つ必要は
ないのだと思います。

「こころとからだ」
という「地球服」を通して
「宇宙の法則」が、常に
顕現されているからです(^_^)

せっかく、地球限定の
「こころとからだ」をまとって
この世にやってきたのに、

地球服を脱いだら分かる
「目に見えない世界」
のことを一生懸命追いかけるのは
なんだか、もったいないなー、
と思うわけです。

地球生活でしか
体験できないことを通じて、

「こころとからだ（＝地球服）
　と『内なる自己』との調和」

を得ることが、地球に
期間限定でやってきた
「意味」なのかなー、と。

「目に見えない世界」
との付き合い方を、
そんなふうに考える
今日この頃なのであります(^_^)

　ヒーリングについては
　　⇒ コチラの過去記事