『出羽三山ツアーを終えて ①』

7月9日、10日は、

「みっちゃん、鳴海さんと行く
　出羽三山ツアー」

でした。

みっちゃん、とは、
さとうみつろうさんのこと。

ベストセラー
『神様とのおしゃべり』
などの著作を持つ
作家であり、

歌手であり、

講演家であり、

・・・と、
さまざまな分野で活躍している
とても多才な御方です。

昨年の秋、みっちゃんの
岡山トークショーへ出演させてもらった際、

山形のさとうみつろう招致員会
リーダーの、のりピーさんから、

「みっちゃんと、出羽三山に行きた〜い」

と、企画の提案があがったのでした。

じつは、自分も

「出羽三山（とくに月山）が、
　みっちゃんを呼んでいる？」

という感じがしていたので、
のりピーの提案に
大賛成したのであります。

出羽三山とは、
羽黒山、月山、湯殿山のこと。

自分は、2014年から
毎年伺っているのですが、

きっかけは、
この年のお正月に掲載されていた
小さな新聞記事でした。

『出羽三山の礎を築かれた
　蜂子皇子の御尊像を
　明治以降初公開』

「・・・蜂子皇子？
　どこかで聞いたような
　名前だな・・・」

それもそのはず、
自分が代表を務めている
エヌ・ピュアの創業は、

看板商品の健康食品
「蜂っ子」
からのスタート。

蜂っ子と蜂子・・・

これは、
何かのご縁かも！

・・・という、
少々強引なつなげ方から
出羽三山とのご縁が始まったのです。

（出羽三山との出会いの詳細は
　　→　コチラ　からどうぞ）

ところで、
出羽三山には、

「まわる順番」

があると言われています。

はじめに、羽黒山。

次に、月山。

最後に、湯殿山。

羽黒山は、
「現在」の象徴で

月山は、
「過去」の象徴で、

湯殿山は、
「未来」を象徴しているのだとか。

なので、

現在　→　過去　→　未来

という順番でまわる
ということのようです。

きっと、このことを
渡辺真知子さんは
知っていたのでしょう。

（げんざい、かこ、みら〜い〜♩）

まわる順番について、
自分は、まったく
意識していなかったのですが、

なぜか、
これまで訪れた5回とも
この順番でまわっていたことに気づきました。

まあ、いつも
言っていることですが、

あまり考えない方が、
「流れ」
に乗りやすい、ってことかな(^_^)

・・・で、今回のツアー、

なんと、この順番を
「真逆」にまわってしまったことを
とっても気にしている人物がいました。

その人の名は、

さとうみつろう氏（笑）

山形でご一緒したトークショーで
前列の方から

「みつろうさん、
　逆にまわっちゃったんですかー！！

　それは、あなた
　たいへんなことを
　してしまいましたね・・・」

的な反応をされ、
おおいに戸惑っていたみつろう氏。

逆にまわってしまったことは、

良いことのか、

良くないことのか、

・・・その答えは、
ツアー最終日の
湯殿山で明らかになります。

（湯殿山のお話は
　次々回のブログで）

まあ、結論としては
まったく心配ないのですが、

（ご本人も、言うほどは
　気にしてませんでした（笑））

「タブーです！！」

と言われることほど、
気にしちゃうものですよね。

だから、あまり

「これはダメ、
　あれもダメ」

的なルールは、
作らないほうが
いいんじゃんないですかね。

・・・という

持論はさておき（笑）

出羽三山の各お山には、
次のような解釈もあるようです。

「羽黒山には
　妙見様が、

　月山には、
　月読（ツクヨミ）様が、

　湯殿山には、
　天照（アマテル）様が
　祀られています。

　出羽三山は、
　信仰の歴史の象徴でもあるようです」

これは、2015年7月に
出羽三山をご一緒した
元・高野僧の長典男さんが
感じとったものですが、

確かに、
世界の信仰の歴史を紐解くと、

妙見　→　月　→　太陽

という順番になっています。

当時、この旅をご一緒した
滝沢泰平さんは、
ご自身のブログで次のように述べています。

「日本では縄文時代初期、
　世界中でも
　今回の文明のスタートは
　『妙見信仰』という
　星の信仰でありましたが、

　そこに
　月が加わったものの、

　やがて、世界同時に
　信仰チェンジの時を迎え、

　全世界が
　多神教の妙見信仰から
　唯一神である太陽を崇拝する
　太陽信仰へと切り替わったのです」

なるほどー

目にみえない世界では、
さまざまなことが
リンクしているのかもしれませんね。　

ということで、
今回のツアーでまわる順番も
やはり、

羽黒山　→　月山　→　湯殿山

ということに
なったのでした(^_^)

羽黒山では、
2014年の初参拝から
ずっとお世話になっている、

鶴岡市在住の
漆山美行さんのご配慮により、

三社合祭殿の神職さんから
お話を伺う機会を
設けていただきました。

出羽三山の成り立ちや
修験道の歴史など、
たくさんの興味深いお話の中で、

特に心に響いたのが、
次のお言葉。

「自然と共生する、
　なんて、とても
　おこがましいことだと思います。

　だって、人間はもともと
　自然の一部なんですから」　

本当に、
おっしゃる通りだな、と思いました。

「人間は地球の大地にある
　108の元素の中の、
　92個をいただいて
　生まれてきている」

（ノーベル物理学賞・
　物理学者・小柴昌俊先生）

出羽三山は、いつも
本当にたいせつなことに
気付かせてくれるのです。

追記

私の「アースヒーラー」という
とてもアヤシゲな肩書き（笑）

これは、「祈りの旅」を
ご一緒した仲間のひとりが、

「人と大地を通して、地球を癒す」

という意味で、
名付けてくれたのですが、

出羽三山の神職さんに言ったら

「なんと、おこがましい！！」

と、確実に怒られるでしょう・・・

そこで、言い訳として（笑）
聴いてほしいのですが、

たしかに、

「場所のヒーリング」

とは言うものの、

感覚は

「どこかの想念帯へ
　エネルギーを届けている」

という感じなんです。

エネルギーの層は、
ミルフィーユのように
何層にも重なっていて、

自分にご縁のあるゾーンに
働きかけている感覚、というか。

「人へのヒーリング」

は、何となく暗かったり、
重い感じがしたりする箇所へ、

ただ淡々と、

ヒーリングの
エネルギーを届けることで、
その箇所が
「明るく、軽くなる感じ」
がするまで続けるのですが、

場所へのヒーリングも
似たような感覚なんですね。

つまり、

「地球（自然）へのヒーリング」

と言うより、

「地球を取り巻く
　想念帯の一部へのヒーリング」

という方が、
より近いのではないか

と思います。

そして、各地での
ヒーリングの際に
交流させていただく、

「その場所における
　特有の想念帯エネルギー」

は、自分の

エネルギー体を媒介にして、
他の場所の想念帯エネルギーと
必要な化学反応を起こしていく・・・

そんなイメージです。

ミツバチが様々な花をめぐって
受粉のお手伝いをしている
イメージに近いかなー。

そして、こうした
さまざまなエネルギーに
触れるたびに、

魂の成長にとって
必要な気づきもまた
与えてもらっているように感じるのです。

訪れるたびに、
大きな気づきをいただける出羽三山。

次回の「月山編」も
どうぞお楽しみに(^_^)