モータースポーツ室日記2026 -13ページ目

夏休みと言えば

美浜での 夏のランラン走行会

本来であれば

ニュープリメーラを

ここで お披露目かという感じの

一応 予定で 進めておりましたが

間に合わず。

本人には

取り替えた ピストンのみ 渡しましたが

めちゃくちゃ 喜んでましたね ( *´艸`)

まー

楽しみは 後の方が

良かったりもしますからね

 

夏休みも 無事終わり

いよいよ

ラッピング&セッティングを していきます

ところが

この セッティングという所に

思わぬ 落とし穴が ありました

現車合わせをしてもらう

某 有名チューナーとは

事前に 時間を かけて 打ち合わせをしており

現物の コンピューターの内部も 確認

具体的な 方法も 決めていましたが

ラッピング(慣らし)を 終え

エンジン本体の 好調さを 確認

これなら 速くなると 確信して

セッティングを 始めた所

なんと

原因不明の 

コンピューターのトラブルが発生します

この ECMからの トラブルが

原因不明となってしまった 一番の要因は

まずは

車両の年式が 古いという事

そして

HP11プリメーラが 現役の時でさえ

プリメーラを 

本格的に チューニングをしていたという

圧倒的な 実績不足です

コンピューターの 世界は

まさに 日進月歩

10年たっただけで 動かなくなる

ソフトなんかも ざらですよね

それが 20年近く前の 車両であれば

言わなずもがな

今考えてみれば あり得る 話しでした

しかし!

オーナーさんの 本気度は

質の高い 仕上がりを 見せる

TOMEIパワードの エンジンや

細かい 手直しを 繰り返し

良コンディションを 保っている車体など

クルマ好きな チューナーであれば

その 想いは

言葉に せずとも

クルマから 伝わってきます

なんとかしよう!

ここから 半年以上を かけて

MS室と TOMEIパワード

そして 某チューナーとの 協力で

完璧な 完成を 目指す プロジェクトが

新たに スタートしたのでした

 

季節は いつの間にか

夏の 美浜の 走行会から

冬のルンルン走行会へ

参加車両の中には

RZ34も 増えていき

時代の流れを 感じさせる 様相です

夏らんは ダメだけど

まさか

冬ルンなら お披露目できるだろうと

思っていた オーナー氏

走行会後の 忘年会では

みんな それぞれに

走って楽しかったねと

ワイワイ 盛り上がっていました

そんな中

レンタカーで 見学に来てた 

オーナー氏は・・

完全に 病んでます(笑)

このままでは

オーナーさんは

社会不適合者に なってしまうと

TOMEIパワードと 相談をして

最終手段

ほぼ 新規からの 開発に近い方法で

解決していく方法を 進めていきました

年も明け 2025年

長い月日が かかりましたが

プリメーラが 無事に帰還!(´_ゝ`)

細部の 手直しをして

オーナー氏が

オークションで 買ってきた

幻の

TOMEI製 クイックシフトを

最後に取り付けをしました

クイックシフト 取付時に

確認できましたが

純正フロントパイプに

セッティング用の センサーボスも

加工された あとが

ちゃーんと 残っていました ( *´艸`)

 

完成!

SR20DE プレシャスパッケージ!

SR20DE バランス取り 精密オーバーホール

純正重量合わせ済 新品ピストンと

TOMEI H断面軽量コンロッドを組み合わせ

リン青銅バルブガイドと 

TOMEI強化メタルを使用

圧縮比を アップして(非公開)

TOMEI ハイカムシャフトを 投入

高回転仕様として

NISMOロッカーアームストッパーも導入済

そのパワーを受ける クラッチには

UKから 強化クラッチを 輸入して 装着

そして

ヘッドカバーは 初代プリメーラと

BNR32GTRの イメージカラー 

KH2にて塗装しました!

久しぶりの 愛機との対面に

言葉を 失う オーナー氏

泣きながら

写真を いっぱい

撮っていたのが 印象に残っています

そして 苦労に苦労した セッティング

これがまた 素晴らしい出来栄えで

ダイナパックでの データーでいくと

186馬力!!トルク 24K!!!

新車時の カタログデータは

150馬力 19Kなんですが

当然 オーバーホール前までには

カタログ値なんて 相当 落ちていますので

僕の 予想では 60%くらいまで

パワーなんて 落ちていたはずです

だとすれば

90馬力から 186馬力ですので

今までの 倍の パワーを 手に入れています

オーナー氏よりも 先に

僕は テストドライブしていますので

よくわかっていましたが

とにかく 速い!

こんなに 速いのか!? というのが

決して 誇張した感想ではなく

正直な 感想で

頭が 真っ白に なるような衝撃でした

4気筒とは いえども

滑らかな回転と 静かなエンジン

圧縮比アップに 合わせた 

絶妙なセッティングで 

ハイレスポンスと同時に

トルクが みちびだされ

素晴らしい ピストンスピードで

高回転まで 一気に 回っていきます

東名の ハイカムは

カムに乗る パワー感があり

上まで回す 楽しみが 素晴らしい!

エンジンの 組みの良さと

セッティングの 素晴らしさが

あふれだしている

世界で ただ 1台と 呼べる

素晴らしい プリメーラとなったのでした

 

 

納車後 すぐに

サーキット走行をする 機会がありました

プレシャスPKGの 速さは

そのまま ラップタイムへと 直結し

ハーフウエットとは いえ

最終的には

Zチャレンジ出場車両の Z34と

同等のタイムで 走り切っていました

プリメーラとしては

破格の速さで

Zよりも、速いタイムで走る時間も多く

正直 ここまで 速く走れるプリメーラを

見たことがありません(マジで)

 

プリメーラの プレシャスPKGの 2台めを

作る予定は 本当は ありませんでした

なにしろ 色々な 障害が 多くあることが

1台めを 制作した時に 知っていたからです

ところが

オーナーさんの プリメーラに対する 想いや

大事に乗っている 姿を 長い間見てきて

TOMEIパワードの 協力のもと

すすめることと なりました

しかし

十分以上に 準備してきて なお

さまざまな 障壁が 立ちふさがりました

そんな時でも

決して あきらめずに 対応をしてくださった

TOMEIパワードや チューナーの方には

心から 感謝しております

レース車両の セッティングや

R35GTRを 代表とする

本格的な チューニングカーの セッティングで

毎日 忙しい中

わざわざ マイノリティーな プリメーラの為

心血を 注いでいただき

こんな 良い車に 仕上げてもらったことは

感謝の 言葉しかありません

どこの チューナーか

わざと 書かないのは

こうした仕事が殺到したりしないように

僕なりの 気遣いなんですが

本当に 信頼できる 素晴らしいチューナーです

 

その後 オーナーさんは

愛機と 会えなかった 時を 取り戻すかの様に

最愛のプリメーラとの 濃密な 時間を

毎日 過ごしています ( *´艸`)

 

これで間違い無く

彼女が出来る夢は

完全に遠のきました(笑)

 

 

速さの片りんを 見せてくれる動画です

僕のスマフォで 撮りましたので

簡単ですが 良かったらご覧ください

 

まさに 神速

 

凄いプリメーラです

 

 

平成に変わった 1990年代初頭

GT-Rの 復活が 世を 騒がせました

名前だけの復活ではなく

実際の あの圧倒的な速さ

それが 本気の GT-Rであることは

あっという間に 周知の 事実となります

そして この 時代

BNR32GTRと 肩を並べる 

素晴らしい クルマが

同じ日産車の中に 数台 ありました

Y31の グランツーや P10プリメーラです

31グランツーの 話しは

また 機会がある時にでも 書きますが

P10は 完全に 別格で

例えば GT-Rの オーナーさん達で さえ

プリメーラの その 性能の高さから

同格の スポーツカーと 認めるような

そんな 立ち位置にいたんです

新車を 購入したいと 来店された お客様から

スカイラインが 良いか プリメーラが 良いか

そんな風に 相談されることも

今では 思いもつかないでしょうが

本当に よくあったんです

若かった その頃の ボクは

スカイラインと 比べる その意図が

あまり ピンと 来ませんでしたが

今ならば よく分かります

あれが

プリメーラというクルマの

本当の評価だったんだと

 

 

2代目 プリメーラ(HP11型)

初代との 大きな差は ボディー位で

当時 世界一と 称賛された 足回りは 

強度を上げる ブラッシュアップがされた位で

P10系と ほぼ 一緒

エンジンも 

P10系の 改良版の SR20エンジンでした

このモデルの 惜しかった点は

P10型の 爆発的な大人気で

一代にして 

確固たる地位を 得た 新型車という事もあり

兄弟車が いくつも出来てしまった事でした

カミノは まだしも

ブルーバードも ほぼ一緒

それどころか

1500ccクラスにも 同じ SR20エンジン搭載車を

いくつも 出してしまった事で

プリメーラの オリジナリティーが

一気に 大衆化してしまった事ですね

逆に プリメーラ側は

その 硬すぎると 言われた 足回りを

大衆向けに 変更しなければいけない羽目に

なっちゃったワケです

この頃の 流行と言えば

レガシーツーリングワゴンから 発生した

ステーションワゴンブームで

日産もトヨタも みんなして その流行に

乗ろうとしたんですよ (それ位評判が良かった)

そんな流れの中

プリメーラも 例外とはならず

派生モデルとして

プリメーラワゴンが 誕生したりもしました

意外かもしれませんけど

プリメーラワゴン

けっこう 売れたんですよ

理由は やっぱ

プリメーラが ベースであるという事が

自然と 高性能ワゴンであると

世の中が 理解してくれたからだと思います

そんな プリメーラを 愛してやまない

今回の オーナーさん

一生 乗っていきたいんですと相談され

SR20 プレシャスパッケージとして

オーバーホールを していく事となりました

 

オーバーホールを 担当する

TOMEIパワードに エンジンを 引き渡し

待つ事 数か月

 

いよいよ!

プレシャスパッケージとして

TOMEIパワードから 戻ってきました!

この プレシャスPKGは

以前 製作した 

P10用の SR20DE と 同様に

オーテック仕様を 目標とした

エンジン仕様としています

これね

1度 やってるので

よーく 知っていますが

めちゃくちゃ 良くなるんですよ(本当)

しかも TOMEIパワードは

その昔

F3エンジンにも 

日産エンジンが搭載されていた時代

F3用の SR20DEエンジンを やってるんですよ

ボクは CAエンジンの頃の

TOMEIエンジン F3を 筑波で見てますが

あの グリーンのヘッドカバーとか

最高に痺れましたもん

そんな TOMEIパワードが 手がけた

SR20 プレシャスPKGですから

悪いワケなんて ありません!!!

補機類を サンドブラストしてから

キレイに 清掃し直します

蘇りました!

新品部品が 手に入る箇所は

ブランニューをしていきます

そして これ!

スロットルチャンバー!

この HP11も 水漏れしてましたが

気がついていないけれど

漏れてる クルマは 多いと思います

ここの 新しい部品が 手に入ったのは

本当に 良かったです

補機類を エンジンに組み付けていきます

次に エンジンルームの整備をしていきます

漏れのあった パワステの パイピングは

すべて 交換

外せる部品を 外して 水洗いして キレイにして

防錆処理を 行っておきます

ハーネスなどの 部品は すでに 製造廃止なので

アースポイントや 配線などは 清掃修正して

オーバーホールしておきます

パワーアップが 前提でしたので

ラジエターは 純正で 容量の大きいモノへ

同様に ファンモーターも 新品にします

そして 載せていきます

ターボが 無い分

載せ下ろしは しやすい方だと思います

組み付け中~

次に こちら

燃料ポンプ

パワーアップに 備えて

こちらも 新しくしておきます

 

そして

ここで なんと 時間切れ (汗)

 

モータースポーツ室は

夏休みとなってしまったのでした

 

 

後編へ続く

 

 

いよいよ 迫って来た

僕らの 夏休み走行会

美浜サーキット 夏のらんらん走行会

そこに ターゲットを 合わせ

足回りの バージョンアップ中です

名匠 ウノパーセッティングの

ノートニスモオリジナルオーリンズを

オーバーホール

そして 今回

ここに N-TEC キャスターステー取り付け

足回りの アライメントを 全面的に 一新します

凶と出るか 吉と出るか (笑)

こっちは

同じく N-TECの ステアリング強化マウント

ステアリング 外さないと 取り付け不可

結構 がっちり付きます

ステアリングギヤを 外しますので

一緒に フロントメンバーを 降ろして

スタビライザーブッシュも 強化

石川県の オーナーさんなんで

実は フロントメンバーは ボロボロで

ブラスト加工して 塗装をしなおしておきました

取付ボルトも 結構やばかったんで

これ

北国系の ノートニスモオーナーさんたちも

注意しておいた方が いいでしょうね

洗いきれない 融雪剤は

こうした 複雑な形状の 場所に残りますね

エンジンやる時には 交換する予定です

そして

現代は 日本中どこでも 暑い!

とにかく 暑いっすよね!

なので

ここも 地域特性なく

ノートニスモSで

ブランニューしておくと いい

箇所のひとつがここ

燃料ポンプを 新品に交換します!

これ

まだ 交換した事ない人は

どこの 日産ディーラーでも 交換できますから

なんかの タイミングで

交換しちゃっていいと 思います

押しボタン式の スターター車両の

エンジンかかんないのって

絶望感 感じちゃいますよね~

これは ボクの 感覚ですけど

新しくすると

低速感が 復活する気がします

どの ノートニスモも (気のせいかもですが)

調子良くなんすよね

 

完成!

2025 MIHAMA Ver. E12改

では これから

美浜サーキットへ 向かいます \(^o^)/

 

新しくなった マシンを 試すのが

めちゃくちゃ 楽しみです ♪

 

 

 

エアコンが

効くのと 効かないのでは

長距離運転の際には

エアコン効かないと

なぜか ほんとに 眠くて仕方なくなります

あれって なんなんすかね

酸素量とか

不足してくんですかね

美浜サーキットなど

お盆の 長距離移動に備えて

お疲れ様の コンプレッサーを

新しく いたします

さー!準備OK!

モースポも 営業終了

これから 出発しますよ~!