1年後の未来の君へ(BNR32)③ | モータースポーツ室日記2024

搭載されていた RB26エンジン

1度 交換されていた ハズなんですが

ガスケット関連なんかは わりと

ダメになっていましたね

抜いた 冷却水には

オイルが 混入

冷却経路のどこかから

抜けてる状態でした

ターボチャージャーは

おそらく リビルト品が装着されて

おりましたが

ターボチャージャーは

ブローバイ多し

これは

ターボチャージャーも NGです

こうなって しまった

原因の ひとつと 思われるのが

これは 社外製エアフィルター

スポンジ製の モノは

古くなると

非常に たちの悪い ゴミとなります

エアクリーナーから 先の

ターボや エンジン本体には

吸い込んでいた 形跡が

しっかりと 残っていました

エアフロも こんなんでしたからね

直撃です

まさしく

これは 純正の

ヒートエクスチェンジャー

いわゆる

純正水冷式オイルクーラーですが

ここも 漏れが 発生

 

しかしながら

悪い所ばかりでは ありませんでした

 

サスペンション関連から

エンジン 駆動系まで

外された ボディーを 見てみると

これがまた

状態が 非常に 良いんです

外装の 錆の 多さから

こうした シャーシ下部なんかは

当然 ダメかと 思ってましたが

これって

ほぼ 

新車の シャーシ下部みたいなんですよ

これには

逆に 驚きましたね

 

見かけよりも

悪い状態の エンジンに

あぜんとしていた 僕らでしたが

ボディー本質の 良さも

十分に 残っており

これならば・・と

 

やはり 例の部品は

この 32に 投入しようと

思ったのでした

 

例の部品というのは・・

 

数年前に 頼んでおいた

新品の RB26エンジンです!

 

3基だけ 入荷して来ると

連絡が あったのが

この 32Rが 入庫する少し前で

行先の 決まっていた 2基とは 別に

この エンジンの 搭載先を どうするか

考えていた 最中の 入庫でした

 

今の 時代では

激レアな 新品エンジン

 

引くて あまたの 

この お宝パーツを

この BNR32の 新たな

心臓として 移植する事としたのでした

 

 

つづく