迫るゴジラ新作「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の公開に備えての歴代ゴジラシリーズ見返しとして

 

「ゴジラ×メカゴジラ」

 

を見返しました。

ゴジラミレニアムシリーズ第4作目!

 

 

これがメチャクチャ面白かった・・・!!

記憶の中でも面白かったとかメカゴジラがとにかくカッコ良かったと認識していたのですが、それを遥かに超える面白さ、カッコ良さで堪りませんでした!!

 

 

「メカゴジラとか出てくるのはリアルじゃなくて苦手」という人でもなければオススメですし、

メカゴジラという存在に抵抗ない、それどころか普段から特撮とかロボットとか好きだけどという方には是非とも見て頂きたい傑作だと思いました。

 

 

あとゴジラ・ミレニアムシリーズのメカゴジラ「機龍」はフィギュアなんかも出ていて露出度が高いと思いますので、実際の映画の内容は知らなくともその機龍ビジュアルは知っててカッコいいなと思ってる方にも是非オススメですね。

本当にカッコいいし魅了されます。

見た目のカッコ良さを裏切らない素晴らしい活躍です!

もうこれでもかと敷き詰められたメカゴジラ(機龍)のカッコよさに興奮し続ける内容です!!

 

 

そして機龍のカッコ良さや活躍のみならず、自衛隊員を中心とした人間ドラマ面も良かったです。

主人公と科学者およびその娘との交流は勿論、他のドラマも良かった。

かなり年季の入った自衛隊のお偉いさんや政治家のお偉いさん方が対ゴジラの難しい決断を下したり、戦果から喜びの握手をしてるシーンだけであれだけこちらも共に喜び感動できる作品はそうないのではと思います!

 

 

強いて言うならゴジラ好きの方の中で「ゴジラが好きなのであって、ゴジラより他の存在の方が印象に残るのはちょっと」という方にはオススメしにくいかも?

というくらいでしょうか。

本作のゴジラは完全に人類の敵で、かつメカゴジラとそれを操る自衛隊の存在感がとても強いので、「ゴジラが作品の中心にいないと嫌だ!!」という場合にはもしかしたら微妙に思う方もいるかも?

 

作品の中心にいるのはメカゴジラ側と感じたもののあくまでゴジラ自体はとても恐ろしく、強く、手ごわい存在として十分に描かれていると感じましたので、

そうした観点における心配は無用だと思いますが。

 

 

あと「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」のゴジラ熱線発射音が静音仕様だったので、同監督の本作も同じかな?と思ったらこちらは派手な力強い音が鳴っていたのも自分としてはとても好みに合っていて好きでした。

ゴジラの熱線音は大音量派な方にもオススメです。

 

 

 

   以下、大まかなストーリーに沿った感想

出だしからゴジラ襲来、暴れるゴジラ、破壊される街、自衛隊の応戦がとても迫力ある描かれ方をするので既に堪りません!

 

 

ゴジラの登場シーンも良かった。

暴風雨の中のリポーター、その背後の海からズオオッと現れるゴジラ!

 

 

 

 

ゴジラシリーズお馴染みのメーサー兵器が速攻で登場。

雨の中を自衛隊車両に搭載されて走る姿にワクワクします。

 

 

対特殊生物自衛隊、略して特生自衛隊の情報がテロップで出る演出もカッコいい。

ゴジラVSスペースゴジラとかテロップ演出がカッコ良かった印象ありますけどあれみたいな高揚感があります。

 

 

避難する住民と誘導する自衛隊の図も良い。

この家や電線のリアルさとゴジラの巨大さの対比、良いですね。。

豪雨の中の光景なのも良さがあります。

 

 

赴きある日本家屋です。

 

雨と人間との合成(?)もリアルでとても良いです。

 

ズシャア!!

ゴジラに踏み潰される迫力も良い!

 

 

家々と歩くゴジラの画も良い。。

 

 

ゴジラの足元が爆発して燃え上がる中を歩み進む画も良い。。

 

 

自衛隊の攻撃時、照準映像も迫力あって良いです。

 

 

ミサイル発射映像も凄くリアルで良かったです。

 

同時に戦車からも砲撃されるのも迫力でした。

 

 

しかしやはりゴジラ、効かないんだなぁ!

体表での爆発も良いですわぁ。

 

 

戦車を平然と蹴り飛ばしながら進んで来るのも恐ろしい。

 

 

爆発で明るく照らされるゴジラも怖さがよく出てます。。

 

 

ここのメーサー兵器が到着し、ゴジラを照らすためのライトが「バンッ!」と音を立てて点灯するとこもカッコ良かった!

 

 

サーチライトに照らされる雨中のゴジラ、不気味だ。。

 

 

メーサー兵器のモニタリング映像もカッコいいです。

本作は終始こうした兵器類のモニター画面がカッコ良かったですね。

 

メーサー兵器、効かず。

「雨でメーサーの効力が70%落ちてます!」という隊員の台詞も良いです。

あーなるほど確かにそうなるよなーという納得感あります。

ガンダムでビーム兵器は水中だと威力が落ちると学んでいたお陰ですんなり理解できた面もあると思われます。

 

 

ゴジラの眼に照準を合わせる画も良い。。

 

 

やはりメーサーは効かず、反撃の熱線で土砂崩れ勃発(ここの特撮も格好良い)。

勇敢な自衛隊は車両ごとゴジラに蹂躙。。

ゴジラの存在感、強さ、恐ろしさが開幕10分経たない内に見せつけられまくります。

 

 

主人公の茜(演じるのはあの釈由美子さん)の目の前で同胞の車両が踏み潰されるのがショッキングです。

しかも土砂崩れから逃げようと後退した車両と、茜が方向転換した車両が偶然ぶつかってしまい前者がガードレール下へ押し出され転落。

そこへゴジラがやって来て踏み潰された形なので、茜の絶望感はそれはもう想像も・・・。

豪雨の中で対峙したゴジラ共々、悪夢の光景として刻まれたかと・・・。

 

 

 

ゴジラの前を雷光が横切る画も凄い。。

 

 

そして現れるタイトルロゴ。

ここで最初「ゴジラ ゴジラ」と上下に出るのが良いですね。

確かにゴジラ同士の戦いとも言える本作の特徴を活かした演出で燃えました!

 

 

そして「ゴジラ×メカゴジラ」になるというね。。

 

 

夜が明けて避難所。避難民の少年が自衛隊員に飴玉をあげて、

自衛隊員が笑顔でお礼の敬礼をするところが好きです。

こんな状況下でも感謝し隊員に分け与える気持ちを持つ少年、温かく応対する隊員。。

 

 

女性総理大臣が登場。

ゴジラ×メガギラスでは勇ましい女性隊長が主人公、本作では女性総理大臣の登場に加え女性隊員が主人公なのは「これからは女性の時代」という空気の反映でしょうか。

 

この女性総理大臣、聴衆のいない室内なのに「怪獣被害から国が立ち直れたのはひとえに日本国民が勤勉だったお陰」と述べるなど、とても国民想いな人らしいのが良いです。

 

そして明かされる、本作の世界が過去の東宝怪獣映画の「モスラ」および「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」とも繋がっているという設定。

ヤバい、「モスラ」は見た(とても面白かった)けど「サンダ対ガイラ」はまだ見てない。

でもストーリー理解には問題ありませんでしたので双方を見てない方でも大丈夫です。

(ガイラは動画配信サイトでお気に入り登録してるので近い内に見ると思います)

 

 

殉職した隊員の葬儀に参列する茜のシーンが悲しい・・・

遺影が辛いし、茜1人だけ座ってるの光景の寂寥感が・・・

 

 

ところ変わって大学の研究室。

「仮面ライダー龍騎」の桃井令子さんでお馴染みの久遠さやかさんが登場して驚きました!

登場は(見落としがなければ)ここのワンシーンだけでしたが、思わぬ出演に嬉しかったですね。

 

 

ゴジラの骨。

ここの潜水士が接近してる画といい、周囲の施設と言い、

 

 

初代ゴジラがオキシジェンデストロイヤーで分解され骨になる新規シーンといい、

 

 

臨場感や迫力があって良かったです。

 

そしてゴジラの骨を活かしてメカゴジラを造るという設定がもうイイよね。。

 

 

本作は科学者の湯原徳光や、その娘の湯原沙羅のちょっと笑えるシーンも印象的。

シリアスな中でも悪目立ちしない塩梅の控え目な笑えて和む掛け合いが良かったです。

自分が提案した父の研究に同席する形での契約を自衛隊員が提案するのを見た時のニンマリした笑いとか特に(笑)

 

あと宅麻伸さん演じる湯原徳光はもちろん、小野寺華那さん演じる沙羅も演技がとても上手くて良かったです。

子役でこんなに上手いって凄いですね。

 

 

学校帰りの沙羅が同級生に「家ここだから」と言って自衛隊基地に入って行って隊員と笑顔で敬礼し合うシーンも面白いし和むし好きでした。

 

 

機龍隊への配属が決定した茜が一人ランニングするカットも良かったです。

(機龍隊って名前がもうカッコいいよね)

色彩抑え目の雪景色と電柱とアスファルトの風景の中を孤独に走るのが絵になってました。

 

 

機龍ことメカゴジラ初登場。

もうここからは機龍が映る度にそのカッコ良さに昂るという正の循環突入ですよ!

 

 

機龍隊の帽子のデザインもカッコいい!

メカゴジラの中に戦闘機が飛んでるロゴ、イカす!!

 

 

そして仮面ライダーアギトの葦原涼/ギルスでお馴染みの友井雄亮さんがここで登場。

これもすっかり忘れていたので驚きました。

こちらは主人公の茜に嫌味を言いまくりながらも最後には命を顧みずゴジラ打倒に身を捧げる主要どころでしたね。

 

 

機龍隊の訓練光景があくまで尺を奪わない短さで挟まれる事でハードな訓練を経た隊員としての説得力、機龍隊の活動に説得力が出るのも良いです。

 

そして沙羅が基地内の食堂で店員やってるのも笑えて和みます(笑)

 

 

会見で映される機龍。

テロップで出る「MFS-3 3式機龍」がもうカッコいい!!

 

 

中尾彬さん演じる五十嵐隼人・新首相とメカゴジラ・機龍!

カッケェ・・・!

この五十嵐隼人新首相も聴衆のいない身内だけの場で「(ゴジラによる)犠牲者達の死は決して無駄にはしない」と硬く宣言したりと、熱く頼もしい指導者で良いんですよ。

こういう善良な政治家や指導者が出てくるのも本作の好きなところ。

 

 

記者会見のスクリーンに映し出される機龍!

カッコ良すぎる・・・!!

 

 

機龍の性能説明の場で担当学者と共に横からのアングルで映し出される機龍。

カッケェ・・・・・・!!!

 

 

格納されてる機龍。

ヒョーーーーカッケェ・・・・・・・・・!!!

 

 

なんかもう映る度にカッコ良すぎてヤバい・・・!

 

 

そして会見で語られる「マイクロウェーブでエネルギーチャージ」もなるほど、かつカッコ良くて燃えるし、

アブソリュート・ゼロ(もうアブソリュート・ゼロってネーミングの時点でカッコ良すぎるよね)の実演もメチャクチャ良い!

 

 

うおおおおおおお!!

 

 

ドヒャアアアアアアアアア!!

左下に経過時間が映ってるのも燃えますよ。

 

凍結後に粉になるビルが派手で美しいし、機龍の尻尾で地面を叩く事で凍結ビルを砕くってのもカッコ良すぎるし。

 

 

あとこの時のゴジラ出現のモニター映像も良い。

そして機龍隊、初出撃!!

 

 

機龍隊の隊室にも機龍のモデルが飾ってあるのが好きです。

実際の自衛隊や軍でも自分達の乗る戦闘機や戦車のモデルが飾ってあったりするのかな?

 

 

知識不足で実在の機体と比べた差異は分かりませんが、輸送機コックピットもカッコいい!

 

 

最初は眼が黄色に発光→眼から流れるように赤いラインが発光という段階も良い!!

 

 

カッケェッェェェェェッェエ!!

 

 

発進時の天井開きもカッコいい!!

 

 

競り上がってくるメカゴジラもカッコいい!!!

 

 

僚機(名前は「しらさぎ」)が飛んでくるのもカッコいい!!!!

 

 

輸送機からボルト固定(というのかな?)で吊るされ飛び行くメカゴジラ(機龍)!!

 

 

画も機龍のデザインもカッコ良すぎて何も言えない・・・

 

 

足先までカッコいい・・・・・・

太腿や脛、股、つま先のフォルムというかなんというか・・・

とにかくカッコいい・・・

展望台?観測所?の上を通り過ぎるこの構図もメッチャ良い!

 

 

もうカッコ良さが溢れすぎてて本当にヤバいです。

カッコイイで全部の感想が埋まる位のあまりの格好良さ。

 

 

自力で飛んでいくのかと思いきや僚機に吊るされて行くってのが「なるほどそう来るか」でしたね。

しかし吊るされてるだけなのにも関わらずこのカッコ良さ・・・・・・!!!!

あぁ、メカゴジラ(機龍)・・・本当に素晴らしい・・・・・・

そしてこれら眼の発光段階だったり天井の開閉だったりぶら下がって飛んでいく様を下から映すカットだったり、デザインの素晴らしさを存分に活かした演出も素晴らしい・・・。。

 

 

ゴジラ出現による市民の大規模避難発生。

 

そんな中、少年野球の一団の中にまさかのゴジラ松井が出演という衝撃(笑)

しかも避難のための集合呼びかけに意識を取られ背を向けた少年に危うくピッチャーの投球が直撃しそうになるのをすかさず割って入ってその球を打ち返しホームランにするというナイスプレイ(笑)

 

 

いやーゴジラにゴジラ松井が出ただけでも驚いたし夢の共演だなと思ったのにこんな格好良い見せ場が、それも一瞬の出番の中で用意されてる事にも笑うと同時に良いなと思いました(笑)

 

 

ゴジラ松井が打ったホームランの球の遥か向こうをメカゴジラ(機龍)が球場ごと横切っていき、それをゴジラ松井が見上げるという演出まで(笑)

ここ、もしかしてホームランの球がメカゴジラに直撃するのかと思いましたが全然距離が離れていたようで流石にそれはありませんでした(笑)

 

でもこの球場の巨大なライトの向こうを横切っていくメカゴジラの姿、ゴジラ松井との夢の共演以前に普通に格好良いんだよなぁ。。

見惚れますよ。

 

 

そしてゴジラとメカゴジラ(機龍)との対決が遂に始まる・・・!

(長くなるため次の記事へ続きます)