こんにちは、Fine広報です
![イルカ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/162.png)
![ネザーランド・ドワーフ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/456.png)
![ハリネズミ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/460.png)
初めまして。目白大学大学院 看護学研究科に在学中の濵嵜信恵と申します。
約20年前に助産師として勤務している中、大学で社会学見地から不妊をテーマに
卒論を書きましたが、もう一度不妊に関して考えたいと思い現在に至ります。
(ですので、かなり年齢のいった院生です)
大学院では「不妊治療後妊娠に至らなかった夫婦の体験」というテーマで研究を
行っております。
不妊治療は夫婦の問題として取り上げられることも増えましたが、治療に伴う身体的苦痛は女性にかかるところが大きく、どうしても女性に目を向けしまう現状があります。しかし、不妊治療を決め治療をし、治療を終結するに至るまでのプロセスにおいて、治療のため通院する様子をそばで見ている男性にも様々な感情が揺れ動いていると想像します。
ですが、男性は周囲に悩みを表出することは少なく、自身の中で解決を見いだそうとしている、という報告があるように、男性の体験やそれに伴う感情の揺らぎは表立つことがないのが実情です。
そのような中、治療開始から終結に至るプロセスにおける体験の中で、夫婦の気持ちの揺らぐ時期や期間、迷いや内容にもズレや差異があるのではないかと考えます。不妊治療においては夫婦間での連帯性と親密性を維持することの大切さが求められ、治療中にパートナーシップを高めることは治療中の夫婦に有益との報告もあり、夫婦間のコミュニケーションは大切であると考えます。
不妊は夫婦の問題であるという認識のもと、少しでもお互いの気持ちにズレがなく、治療に臨んでただきたい、というのが私の願いであり、研究を続けている理由でもあります。
不妊治療開始から終結までのプロセスで、夫婦の体験を明らかにしていくことは医療者がサポートの必要な時期や内容がわかり、具体的な看護介入ができると考えます。
そこで今回この場をお借りしまして、是非皆様の体験をお聞かせいただきたいと、
お願いしたく存じます。
1.対象者
ARTを経験し、子どもを得ることなく治療の終結に至ったご夫婦
(応募数が多い場合にはお断りさせていただく場合がございますことをご容赦ください)
2.インタビュー期間
2019年9月から10月中のいずれか一日とします。
3.インタビュー方法
ご夫婦各々にインタビューを1回実施いたします。お一人60分以内を予定しております。
4.インタビュー場所
インタビューに協力してくださる方の希望に沿った、プライバシーが守られる個室で行います。
(交通費は、研究者が負担いたします。)
5.インタビューの内容
1)不妊治療を始めたときから治療の終結に至るまでの間にどのような出来事があり、そのときどのような思いや考えがあったのか、また相手に対してどのような思いがあったのか
2)不妊治療を終結し、それは自身にとってどのような体験であったのか
などを自由にお話しいただきます。
6.謝礼
研究にご協力いただいた感謝の気持ちとして、ご夫婦一組にQUOカード3,000円を進呈いたします。
協力を検討していただけるご夫婦は、下記に記載しますアドレスに連絡いただきますよう
お願い申し上げます。
メールを確認次第、研究者から折り返し連絡いたします。
その際に研究の詳細、ご協力いただける日時のご相談をさせていただきます。
ご不明な点、ご心配などがございましたら下記アドレスにご連絡ください。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、切にお願い申し上げます。
所属:目白大学大学院 看護学研究科 ウイメンズヘルス専攻
研究者:濵嵜 信恵
e-mail:akhms18gn★uni.mejiro.ac.jp
※メール送信の際には、「★」を「@」に替えてお送りください。
------------------------------------------------
▽Fineからのおしらせ▽
◆今年も開催!10月6日(日)Fine祭り2019
http://j-fine.jp/matsuri/2019/matsuri.html
◆Fineでは全国各地でさまざまなイベントを開催しています。
http://j-fine.jp/activity/event/index.html