不妊当事者の方へ インタビュー調査協力のお願い | NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~スタッフブログ

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スタッフは、全員が『不妊体験者』です。

こんにちは、Fine広報です

Fine賛助会員でいらっしゃいます、
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 心理専攻の黒澤和代さまより
「インタビュー調査ご協力のお願い」がありましたので、ご紹介いたします。

以下、黒澤さまからのお知らせです。



はじめまして。
女性の周産期心理支援をライフワークとしている黒澤和代と申します。

この度、不妊治療を受けている女性のみなさまの「自己変容」に焦点を当てた
インタビュー調査を行いたいと考え、この場をお借りしてお願いにあがりました。

現代の日本では、女性のライフコースや生き方は多様化しております。
まだまだ窮屈な部分も勿論ありますが、女性も自分らしさを存分に発揮しながらの
活躍が期待される時代です。

しかしながら、選択肢が広がるからこそ「仕事を頑張るわたし」や「母になりたいわたし」の
間で、生じる葛藤もたくさんあるのではないでしょうか。

不妊治療が必要だと解ったとき、あるいは、治療を繰り返しても望む結果が得られないとき…
不妊治療中には、それまでの人生を振り返りながら、「自己」を見つめるタイミングが何度も
訪れると考えられます。

その自己を見つめ直していく過程を明らかにすることは、周囲の人々が当事者のみなさまの
内面で起こっていることを少しでも正しく理解し、そして、サポートしていくために役立つのでは
と考えております。

面接にご協力頂く方には、ご自身の内面の動きをお話して頂くため、「言葉にはしにくいなぁ」と
感じられる部分があるかもしれません。

しかし、それもそのままお教えいただければと思います。一緒にその感覚に触れ、少しずつ
ひもときながら面接をさせて頂けたらと考えております。

調査につきましては、プライバシー保護はいうまでもなく、調査の中断、中止は協力して頂く方
の意思に従うものとします。

ご連絡を頂いた方には、書面にて本研究の詳細を確認して頂いた上で、ご協力の可否を
決定して頂きます。

1)対象者:
・不妊治療終結した方(結果は問いません)
または
・不妊ピアカウンセラー資格保持者
※調査内容の録音、記録、学術論文での一部引用に同意をお願います
 (個人の特定できない形で引用いたします) 

2)期間:2015年5月~11月頃まで  

3)方法:約1時間(個人差あり)の面接を行います

4)内容:不妊治療の経過、過去・現在抱いているライフプラン
また、不妊治療中に自分自身について考えていたこと、
などをお伺いします

5)謝礼:QUOカード(1000円分)
また、インタビュー場所までの往復交通費の実費(要領収書)をお支払いいたします

ご協力を検討して頂ける方は、
s1421279★u.tsukuba.ac.jpまでご連絡頂きますようお願い申し上げます。
(★を@に変えてください)

ご質問、不明点なども、上記までご連絡ください。

みなさま、ご協力を何卒宜しくお願い申しあげます。
調査者:筑波大学大学院人間総合科学研究科心理専攻 黒澤和代

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